2011年11月号 第309号

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高祖会の報告 その2

― イタリアから4名のご参詣 ―

■当日は最高の秋晴れで、イタリア・フィレンチェ別院からも4名のご参詣をいただきました。

■先月号でもご披露させていただきましたが、全イタリア信徒を教導されているダニエッレ・良誓師。フィレンチェ別院事務長で良誓師を陰に陽にアシストしているティッチアーノ氏。また、フィレンチェを代表する東洋医学の博士であり診療所を開いていながら「学徒」として良誓師を補佐しているアントニア・妙薫師。そして、その主人であり休日はイタリア全土を車でご奉公されるレンツォ氏。

■彼らは御会式3日前に来日し、香風寺へまずお参詣されました。香風寺へ到着し、そのまま本堂で到着のお看経をさせていただきました。終了後、滞在中の打ち合わせをするために法宅へ皆で下がっていったのですが、小生がローソクの「お灯り」を消している最中、小生の視界に「涙を見られまい」と必死にこらえながらお数珠とお袈裟をしまっている妙薫師の姿が映りました。

■夢にまで見た香風寺にお参詣できたこと。そして香風寺の御宝前を目の当たりに拝見できたことが本当に嬉しかったそうです。

■御会式当日は彼女に学徒になった経緯を簡単にご披露していただきました。御導師がその都度、日本語で解説していただきました。

■今回の他寺院からの参詣者は神戸布教区の「学徒養成講座」に参加されている方々でしたので、参考になった点も多かったのではないでしょうか。

■学徒のご奉公の条件を一言でいえば「随喜」なのでしょう。どんなにハードで忙しい仕事であったとしても、「随喜心」がご信心第一の生活を生み出し、さまざまご奉公に取り組めるエネルギーを生み出してくれるのではないでしょうか。

■また今回、良誓師には法衣を着て出座していただきました。小生の使用していた法衣一式を着けたのですが、実によく似合ってました。

■男前だからでしょうか。せっかくですので一式差し上げました。イタリアでも着けていただけたら幸甚です。

■彼らは香風寺の雰囲気がとても気に入ったようでした。雰囲気というのはとても大事な要素です。目に見えない、だからこそ繕うこともできない、それこそ一朝一夕にはできないものだからです。

■その雰囲気をイタリアメンバーは感じ取り、随喜していただけました。

■わたしたちも、彼らから学ぶ点が多々あったと思います。

■どうぞ今回のお会式をイタリアメンバーだけの思い出にするのではなく、わたしたちの更なる信心の改良と増進の糧になりますように心がけましょう。


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