2012年5月号 第315号

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本山参詣報告

■去る4月22日(日)に本山の門祖会にご参詣させていただきました。

■かねてご披露させていただいておりましたが、この門祖会で御導師が住職25年以上の表彰を受け、小生も住職就任の辞令を御講有からいただく一座でもありました。

■一週間前からの天気予報では「雨」で、前日には「大雨」だけでなく「激しい風」と「落雷注意」という三重奏で、あの優しい天気予報のおじさんも、前日だけは憎らしく見えてしまいました。子供たちからは「嵐の中、どうやってお参詣するの?」など、トドメを刺すようなことを言うので「罰が当たりたくなかったら、おとなしくついてきなさい」と教務らしくない言葉をつい口にしてしまいました。

■しかし!しかし!です。当日朝参詣終了時には雨は降っておりましたが、風が無い。

■しかも、しとしと状態で慌てて傘をささなければならないような降り方ではありません。途中のサービスエリアや本山到着時には、傘を広げる必要もないような天気でした。

■小生は「雨男」ですが、御講有と御導師は「晴れ男」ですので、このようなお計らいを頂戴できたのだと思っております。「徳の違い」を思い知らされました。

■さて、当日は香風寺から55名のご信者が一緒にお参詣していただきました。

■また、辞令下附の式典のとき、小生の名前が読み上げられると、香風寺ご信者が一同に起立していただけた時は感無量でした。本当にありがとうございました。

■もちろん御導師の表彰の時も、ご信者だけでなく、小生も起立させていただきました。

■さすが小生の辞令とは違い、表彰ですから読み上げられた文面も格調高く、記念品もそれに比例して良かったように記憶しております。

■ただ、本堂にお供えしていた大きな立派な「竹の子」を本山のお教務さまがお下げしていた時、本堂裏で辞令下附のために並んでいた小生の横で御導師が「あの~、その大きな竹の子、わたしたちに記念品としていただけないやろか?」と交渉している姿を見て、弟子として恥ずかしいやら(笑)、頼もしいやら、「小生も、これくらい余裕のあるユニークさを持った住職になりたい」と思った次第です。

■当日随伴してくださったご信者方は、帰りは丹波篠山を回って、夕方5時過ぎに香風寺へ到着。皆さん無事に帰宅されました。

■随伴参詣の方々、本当にありがとうございました。


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