2012年6月号 第316号
編集後記
――― 金環日食と毛布事件 ―――
■5月21日に金環日食が観測されました。
■日本国内では一九八七年に沖縄で観測されて以来、25年ぶりだそうです。
■月の周りに太陽がリング状に見える・・・。その神秘的な現象に日本中が感動したそうです。
■香風寺では当日、御導師がイタリアヘご出張、小生も京都へ出張ということもあり、普段より早めに進行し、終了後に屋上へ上がり日食グラスをかけ(値段が高すぎます!)、リアルタイムで観測することができました。
■御導師はじめ、小島さん、仲さんは、なんとフクメンを目に当てて観測してました。その原始的な観測の仕方に、小生はある種の生命力を感じた次第です。と同時に、25年前は、数百年前の人たちはどうやって日食を観かのだろう?と、フクメンをかざして太陽を覗く姿を見ながら思いを巡らしました。
■日蓮聖人は「日食」については、国が乱れる予兆の一つと考えられ注意を促されました。確かに相次ぐ交通事故のニュースなどを見たりしますと、ただ「キレイだ」なんて喜んでばかりもいられません。
■そんなことを考えながら阪急電車に乗っておりますと、急にブ~ンと音を立てて電車が停止し車内の電気が消えてしまいました。
■駅員が走りながら何か叫んでおります。そして小生の乗っている車両のドアの前で「発見!」なんて叫んでおりますので「何?」と思いましたら、長い棒を持って車両の上からデカイ毛布を下ろしているではありませんか・・・。
■撤去作業等で8分の遅れがでましたが、飛来してきたものが毛布ですんでよかったでず。
■来月は太陽の前に金星が通過するという、これまた神秘的な現象が観測できるということで、あの高価な日食グラスを再度使用できそうです。(捨てなくてよかった)
■初参詣の報告
局 穂香(ほのか)
3月26日に誕生した小生の次女が、
5月1日の初総講に初参詣させていただきました。
「ほのか」です
よろしくお願いします