2013年1月号 第323号
お導師からのメッセージ
本物のご信心を学び修するお寺
仏教では私たちが日常生活で行ったこと、語ったこと、考えたこと、身・口・意にわたる行為、体験はアラヤ識と呼ばれる心の深層部に種子となって植えつけられ、蓄えられていくと説きます。
種子とは自分自身の人生を方向づけ、運命を創り変えていく精神的エネルギーのことです。
では、どういう心がけを持って日々を送るとアラヤ識に自分自身の人生をよい方向に向わせ創り変える種子を植えつけることができるのでしょうか。
いくつかの大事な心がけを挙げてみますと、
1、「お陰さまで」「有難う」「大丈夫です」といった肯定的な、ポジティブな言葉を常に口から発すること。
2、周りを良くすれば自分も良くなるという思いで人に接すること。
3、自分の将来の姿を明るくイメージすること。
などですが、最も大事な心がけは「功徳」をアラヤ識に積み重ねることです。
「功徳」とは「幸せや良い出来事を自分に招き寄せる精神的エネルギー」のことです。
ではどうすれば功徳を積み重ねることができるのでしょうか。その方法を学び、本物のご信心を修する道場、お寺が本門佛立宗のお寺です。
今年は昨年以上にお寺参詣に励み、ご法門をしっかり聴聞し、自身のみならず、他の方の人生、運命をもよい方向へと導くことのできる本物の「佛立菩薩」にならせていただきましょう。