2013年4月号 第326号

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春季彼岸会の報告

■去る3月20日(祝)、香風寺春季彼岸会が二座にわたって奉修されました。

■東日本大震災犠牲者の第三回忌は11日に奉修させていただきましたが、この彼岸会でも大塔婆を建立しご回向させていただきました。

■ニュース報道などで知る限り、未だに復興の目途はついておりません。不自由な仮設住宅、慣れない上地での避難生活を強いられている方々が31万人を超えています。

■一刻も早い、しかも東北ならではの復興を心より祈念申し上げます。

■この度の彼岸会の参詣者にも新しいお顔が多くみられました。有り難いことです。

■こういう仏事で新しいご縁をつないでいくことこそ、佛立宗ならではの特徴です。

■昨年末から毎朝のお参詣、御法門聴聞を通して入信を決定された鈴木さんは、毎月壇家回りで来られるお寺のご住職に丁重に佛立宗入信の由を告げ、お骨を返していただき、この彼岸会で香風寺納骨堂へ納骨させていただきました。

■教化親の林さんもまだ早いのですがご夫婦の納骨室を予約され、続いて森家、安田家も納骨室を購入し3月31日に納骨させていただくことに決まりました。

■世間では「直送」否「直葬」が流行し家族の縁さえ薄れていく中、こうして彼岸会を営み、大切な人のためにお塔婆を建立し、信ずるところにお骨を収め、お参りするたびに挨拶される姿は本当に尊い、美しいものだと思います。

■こういう時代だからこそ、香風寺はこれからも開導聖人が示された方法で、形だけではなく心を込めて仏事を営んでいきたいと思います。


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