2013年7月号 第329号

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お導師からのメッセージ

odousi-photo  私たちが一心に御本尊に向って御題目を唱えて祈りを捧げる時、御本尊の中にまします仏、菩薩がそれに応えて、御本尊に備わる「仏力」と、御題目に備わる「経力」と、私たちの「信力」が相い交わり、和合することを「感応道交」(かんのうどうきょう)といいます。

 私たちがご宝前と感応道交すると、さまざまなご利益が顕われるのですが、そうした中で一番結構なご利益はなんでしょう。

 皆さんが人の苦しみ、悲しみを我が苦しみ、悲しみとし、人の喜びを我が喜びとする心が生まれ、御題目を自分のためだけでなく、他の人のためにも唱えようという気持ちが起きてきたら、あなたは感応道交によって最も有難いご利益を頂いた人といえるでしょう。この御利益を頂いた人こそがまことの「お教化」のできる「佛立菩薩」に生まれ変わっていくのです。


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