2013年10月号 第332号

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私とHBSの出会い

イタリアから来訪のソーニァさん

odousi-photo はじめに

 イタリア、ローマ在住のご信者、ソーニァ・フェランティさん(四十一才)は去る八月八日初来日、八月二十六日まで日本に滞在した。その間、京都・本山宥清寺、博多・光薫寺、鎌倉・顕証寺等に参詣。神戸に滞在中は三宮の宿泊ホテルから毎朝、香風寺に参詣し、八月十五日のお盆会第二座では自身の体験を参詣者に語ってくださった。

 ここでは、ソーニアさんの体験談を博多・光薫寺でのお話を加味して以下、ご紹介させていただくことにする。

佛立宗との出会い。そしてご利益

 有難うございます。イタリアのローマからやって来ましたソーニァです。

 私は信仰心は以前からありましたが、キリスト教には惹かれるものがありませんでした。

 五年ほど前、私は心がうつ状態に陥り、気持が滅入ってしまい、毎日、死ぬことばかり考えていました。

 そんな時期、私は麻樹の夫、マッシーと仕事の上で言葉を交わし、それがきっかけでマッシー宅でのお助行口唱会に誘われました。

 最初は宗教で救われたいといった気持もなく、誘われるままにマッシー、麻樹宅を訪ねたのですが、御題目を唱えることに違和感は憶えませんでした。

 それがきっかけで、自然体で佛立宗のご信心をするようになりました。

 その後、私は日本から来られた福岡御導師のご法門を聴き、私の求めていたご信心はこのご信心だったのだと納得するものがありました。

 ローマにはヴァレリオという全身不随のご信者がいます。私はマッシーや麻樹とヴァレリオの家にお助行に行くようになり、人のために祈ることの大切さを学ぴました。

 そうしているうちに、私は気づかない間にうつ状態から脱し、生きることに喜びを感じるようになっていました。

 自宅に御本尊をおまつりさせていただいてからは、一人暮らしの寂しさも感じなくなりました。(ソーニァさんはイチバツです)仕事の面でもご利益を頂き、今ではマッシーや麻樹と一緒にご奉公させていただくことに一番の喜びを感じています。

今回、日本に来て、身体で学んだ佛立宗の信行を糧に、これからも一層、佛立宗がイタリアに弘まりますよう、微力ながら努力したいと思います。

 次回は皆様とイタリアでお目にかかれますことを楽しみにしています


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