２０１４年２月号　第３３６号

寒修行朝参詣報告

ーー「新しい参詣者」多数 ！！ーー

■今年の寒修行朝参詣は文字通りの「寒修行」でした。

■シベリアからの寒気が南下して日本列島をつつむ、という例年のような寒気の中ではなく、北極圏からの異常大寒波の中のお参詣でした。

■通常、北極圏で発生した寒気の渦「極渦」は北極で滞留するのですが、今年はそれが南へ流れ出した。しかも地勢上では、北米東海岸と日本は北極圏で発生した寒気の出口にあたるそうで、もろに日本へ流れ込んだというわけです。

■アメリカではミシシッピ川やナイアガラの滝も凍り付いてしまったそうで、米国政府は「命を奪う寒さ」と警戒を呼びかけているようです。

■そういうこともあり、毎年参詣者が増加していた寒修行朝参詣も、今年は昨年より下回ると思います。（というのも、この原稿を書いているのが、まだ寒修行中ですので）

■「今年は皆参を目指します」と張り切っていた方も、何人か途中で風邪を引いてしまったのが残念です。

■しかし、そういう方々も含めて「新しい参詣者」を将引されてお参詣されていたのが印象的でした。

■もちろん入信はされていませんが、この寒い朝に香風寺へお参詣されるというのは余程、ご縁があると思います。参詣表で数えてみたら何と25人いらっしやいました。

■みなさん「また、お参りさせていただきます」と明るい声で帰られたので、将引されたご信者さんはもちろん、本堂やご供養時などの雰囲気づくりを皆さんがつくられたことが良かったと思います。

■今年の総祈順に「いきいき参詣者の増加」とあります。「いきいき」とは「喜んで、楽しんで、誘い合って」という自発的な、積極的なお参詣をいいます。どうか寒行朝参詣が終わりましても、この勢いでお参詣を続けてまいりましよう。

■きっと今年は「良い年」になります。