2014年6月号 第340号

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お導師からのメッセージ

odousi-photo 今回は五月十二日、ローマのレストランでのイタリア団参者との会食の席での私(福岡日雙)のスピーチをお届けします。

 イタリア佛立宗開教十五周年記念団参にこうしてご参加下さった五十数名の皆さんには三つの共通点があります。

一つは「そこそこの体力」があること。

二つは「そこそこのお金」があること。

三つは「そこそこの暇」があること。大いに暇があり、持て余しておられる方もいそうですが。(笑)

 人生において、この三条件が揃っている時期というのはそう長くはありません。そう意味で、今回の団参に参加された皆さん方はお互いによほどのご縁があったわけで、まずはそのことをお互いに随喜いたしたいと思います。

 この中にはご夫婦で参加されている方がなん組かおられます。それも結婚四十年以上、四十五年以上経過されたご夫婦です。今年金婚式、来年金婚式を迎えるご夫婦もおられます。

 つまり、ここにおられるご夫婦方は、夫かあるいは妻のどちらかが、またはご夫婦の両方が長年、辛棒し我慢し続けてこられたということで、その労をねぎらいたいと思います。(笑)

 辛棒なさった甲斐があってイタリア開教十五周年団参の一員としてイタリアを訪れることができたのです。辛棒なさった甲斐がありましたね。(笑)

 五年後にはイタリア開教二十周年団参がございます。どうか、それまで、あと五年ご夫婦共々に辛棒し続けて下さい。(笑)

 皆さん、イタリア団参というすばらしい思い出を共有することになったのですから、お互い励まし合って益々信行に精進させて頂きましょう。

 そして、お互いに結ばれたご縁をこれからもどうぞ大事になさって下さい。
有難うございました。(拍手)


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