2015年1月号 第347号
お導師からのメッセージ
佛立宗が説く、人生を充実させる心がけ
一、化他即自行
自分の持てる時間、身体、心をご法の為に人さんの為にも使わせてもらいなはれ。
二、今を生きよ。
過ぎ去ってしまったことを悔やんだり、先の心配ばかりせず、今を大事にご信心に励みなはれ。
三、常精進
自分の体と心をご信心の為に使い切って死なないのはもったいない。使い惜しみせずに生きなはれ。
四、物事を諦めよ。
「諦める」とは「物事を明らかにする」こと。知的好奇心を失わずにご法門聴聞に心がけなはれ。
五、「もう」を「まだ」に切りかえよ。
今の自分と先の自分を比較すれば、「今」が一番若い。「まだ七十」「まだ八十」の気概を持ってご奉公に励みなはれ。
六、和合僧
誰彼、老若男女を区別せず、人の輪の中に入ってご信心しなはれ。
七、知恩、報恩
「当たり前」を「お陰さま」に切りかえて、感謝の気持ちを旺盛に生きなはれ。
八、自灯明、法灯明
身辺自立、精神自立に心がけ、人に甘えず、自分でできることは自分でしなはれ。その上でご法のご加護を祈りなはれ。