２０１５年９月号　第３５５号

夏期学校参詣報告

■去る7月25日から26日の一泊二日で、香風寺において神戸布教区主催の「薫化会夏期学校」が開催されました。

■今年は信行教室ではなく、二日間を通して「仏教的心を育てる」をテーマにしたプログラムを考えました。

■小学校高学年の子供たちは二日間かけて、宗門で発刊された『月のうさぎ』を読み、登場人物の人形を作り、人形劇を幼児や小学校低学年の子供たちへ見せるというものです。

■布教区内のご奉公者をはじめ、香風寺のみなさまのおかげで大成功のご奉公となりました。

■人形劇を鑑賞された父兄の方たちは涙を浮かべて喜んでいたことが印象的で、最後の拍手の響きに子供たちも大満足だったようです。

■大人たちへは、京都・妙福寺から松本裕歌さんをお迎えして「お寺で子育て学」というテーマでご講演いただきました。思い当たることがらに親たちもウンウンと頷いておりました。小学校低学年や幼児たちへは「ダンボールクラフト」で昆虫や恐竜を作り、独自の色を塗って楽しんでおりました。

■海のすぐ近くのお寺という立地状況である故、海水浴を期待されてましたが、あえて山登りを計画しました。この暑い時期の山登りに喜んでいる人はいませんでしたが、中腹から望む神戸の景色に疲れも忘れ、みなさん喜んでおりました。

■お掃除では、本堂をはじめ階段・ホール・トイレ等、すべて雑巾がけ。子供たちにとって雑巾がけが「初めて」のようで、これも良い経験となったようです。

■一泊二日の夏期学校。子供たちの心の中に「仏教的こころ」が芽生えてくれますように願っております。

■この学校の諸準備、会議等に忙しい中ご奉公くださった横田さん、神納さん、中間さん。そして、夜のゲーム等の考案、進行等をご奉公くださった和田さん。この日のために洗面所を3か所作ってくださった林耕司さん。ご供養・諸準備等にご奉公くださった山下さん、石橋さん。瀬戸さん、林さん、鈴木さん、棚橋さん、ご供養当番等の方々。浅田局長、林伊助夫さんも色々な場面でお手伝いくださいました。そして、二日間にわたりずっとカメラのレンズを通して子供たちを見守ってくださった秋山さん。納めた写真の数、なんと数百枚にもわたります。名前を載せきれませんでしたが、まだまだご奉公くださった方たちがおられます。みなさま本当にありがとうございました。