２０１５年１０月号　第３５６号

彼岸会の報告　

■去る23日（祝）に香風寺の秋季彼岸会が二座奉修されました。

■今年は「敬老の日」が21日となり、お彼岸の中日である23日との間の22日も国民の祝日法で休日となり、19日の土曜日から数えると５連休というシルバーウイークとなりました。

■しかも絶好のお天気、世間では「お寺に行ってる場合じゃない」と旅行や買い物に出かける方たちで、街中あちこちで渋滞が発生していましたが、香風寺には予想以上のお参詣者があり、「ご信心強化期間」という佛立文化がまだ残っていることに安心しました。

■今回は、福岡御導師が母方の６代前のご信者であり、開導聖人の直属の学徒でもあった上柳要（うえやなぎ　かなめ）氏のためのご供養として、神戸の名物の一つである瓦煎餅に「HBS　佛丸　KOFUJI」とオリジナルの焼印を入れたものをお参詣者に配布されました。

■私も頂きましたが、普通のお煎餅とは違って口に入れた瞬間やわらかくなり、どなたでもおいしく頂けるものと思います。

■９月の末からイタリアへご出張されますが、その時に持参してイタリアのご信者にも配布されるようです。6代前の上柳氏もさぞかし喜ばれていると思います。

■昔は甘いものがぜいたく品となっていたので、この時ばかりは「ご先祖のために甘いものを」ということでお供えしたのだそうです。

■今の時代でもおいしくいただけますが、要は祖先を敬い、亡くなった方たちを偲ぶという精神を忘れないようにしたいものです。

■経済効果を狙って国が定めた連休に、佛立信徒はどう功徳化していくかが問われたシルバーウイークでした。

■お参詣された方々、ありがとうございました。