2016年1月号 第359号
お導師からのメッセージ
新年を迎えると互いに「おめでとうございます」と挨拶を交わします。
ではいったいなにがおめでたいのでしようか。とにもかくにも新しい年を迎えられたことがめでたいのです。
新年を迎えたなら、まずはそのことをご宝前に御礼申し上げましよう。
新年を迎えると佛立信者は新たなご祈願を立てます。これは自身の生き方を方向づける上で大事なことです。但しあまり欲張った願い事を盛り込まないこと。六十歳以上のご信者方「無病息災の御願」というご祈願は取り外し「一病息災の御願」に切り替えましよう。無病息災は厚かましすぎます。「宝クジで三億円当たりますように」というようなご祈願もやめましょう。古人は「好事も無きにしかず」と説いています。労せずしてころがりこんでくるような宝はかえって身を損じるということです。
「今年も日々信行ご奉公に励ませて頂けますように」
「法緑を頂いて佛立信仰のすばらしさに目覚める方が生まれますように」
この心がけを大切に日を送ってみて下さい。願わずしてさまざまなお計らい、ご利益を頂くこと請け合いです。
各位のご信心増進とご多幸をお祈りいたします。