2016年5月号 第363号
門祖開導会のご案内
5月22日(日)
午前10時半開始
川崎・信行寺御高職 指田日行導師
― 迦羅求羅堂 ―
■正面玄関右側に私の部屋があります。そこに「迦羅求羅堂」と揮毫された板が飾られております。
■それは今回の奉修導師、指田御導師から部屋を作っていただいた記念として頂いたものです。
■「私の部屋を作っていただきました」というと「よし、それじゃお祝いに何か贈るよ。何がいい?」「それじゃ、揮毫していただけませんか?」「何という字?」ということで、お願いしたのがこの字です。
■「迦羅求羅」とは日蓮聖人のお手紙で紹介される「風によって成長する生き物」です。香風寺に入らせていただいた頃、拝見した御書からこの言葉が目に飛び込んできました。
■香風寺という風によって生かされ、成長したいという願いから。そしてこの部屋で日蓮聖人の御書をさらに深く拝見させていただきたいという願いから、この言葉を部屋の名前にしたいと思ったからです。
■皆さんは「御住職の部屋」「あの部屋」などと言いますが、どうか「迦羅求羅堂」と呼んでみてください。
■さて、指田御導師は北海道・函館出身で大学入学時に東京・乗泉寺で得度され、佛立青年教務会の会長、佛立研究所などの御奉公をされ、現在は川崎・信行寺の御住職、神奈川布教区の布教区長としても御奉公をされております。
■実は21年前の阪神大震災の時、東京から車を飛ばして神戸入りし、この香風寺の瓦礫処理を率先して御奉公されたのも指田御導師です。
■先月号で音楽の天才と申し上げましたが、今思い出しても笑ってしまうのが、ギターで『如設修行抄』を演歌風にアレンジして歌ってみたり、御指南をボサノヴァ風にアレンジしてみたり、とにかく色々なことを面白く楽しくしてくれる御導師です。
■「あの時(震災時)の香風寺とは随分変わっているんだろうね。」とこの度の御会式を楽しみにしてくださってます。どうか、香風寺全信徒ご家族誘い合ってお参詣ください。
参詣目標
法 宅 7名 長 田 18名
守 22名 須 磨 22名
垂 水 27名 明 石 20名
加古川 15名 北 神 37名
遠 隔 2名
合計 170名以上
※当日はマリスト学園の駐車場をお借りしておりますが、係の誘導に従ってご参詣ください。