2016年5月号 第363号

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熊本地震の早期収束・復旧を祈ります

■4月14日(木)午後9時26分、震度7の大地震が熊本県を中心に発生し、28時間後の午前1時25分には同じく熊本県を震源地とするマグニチュード7.3の地震が発生。それから余震が800回以上続いております。

■熊本大橋をはじめ高速道路などが崩壊し、一週間近く支援物資などが届かない地域もありました。

■現在、宗務本庁からも現地へ赴き調査の結果をタイムリーで報告し、支援活動が時々刻々と変化する現地の状況に対応できるようにしています。

■香風寺としても、第一回目の支援金を送金させていただきましたが、継続して募金箱を事務所に設置しておりますので、よろしくご協力ください。

■また、各ご家庭の御宝前でも、熊本地震の早期収束と復旧の御祈願をお勧めさせていただきます。

※第一回目の支援募金を宗門の「熊本地震災害対策室」に送金させていただきました。第二回目の募金箱も事務所に設置しておりますので、皆さまのご協力をお願い申し上げます。

image002 ―あの「劇団すずしろ」が京都劇場に!―

■なんと京都劇場にて公演されることが決定いたしました。

■「劇団すずしろ」さんは、瀬戸勝之さんの紹介で9年前、香風寺彼岸会の終了後、本堂にて『見果てぬ夢』を公演くださった劇団です。

■メンバーは全員60歳以上の方々でアマチュア劇団です。しかし倉田操氏(勝之さんの友人)の熱心な指導のもと、あれから驚異的にレベルアップし、ブロードウェイでも公演が大成功、テレビなどの取材も受け、関西を代表するシニア劇団となりました。 

■そしてこのたび「京都劇場」での公演の運びとなったわけです。「京都劇場」は京都駅構内にある劇場で、あの「劇団四季」などが上演されていた格式のある劇場です。

image002 ■わたしも今から楽しみにしております。皆さまも是非、時間をつくって「京都劇場」へ足をお運びください。

■観劇ご希望の方は、局御住職にお申し込み下さい。

―御講席の拝受と前田健さんの死―

■4月26日(火)に、法宅の御宝前にて御講を奉修させていただきました。

■福岡御導師に導師をつとめて頂きました。初夏を感じるような気持ちのいいお天気のお計らいをいただき、お参詣者の皆さまにも喜んでいただける有難いひと時を過ごすことができました。

■当たり前のことですが、御講席を頂くということはそれなりの準備が要ります。今年の初めに「この日」に頂くことが決まってから、ご供養のことなどさまざまな準備にとりかかってまいりましたが、当日、福岡御導師が席に着かれ「無始已来・・・」とお唱えされ た瞬間、気持ちがスーッと軽くなり、有難い気持ちがこみ上げてきました。

■かつて、席主は「無始已来」の時には導師のそばに座って一緒に斉唱すると罪障消滅の功徳が頂けるという口伝を聞いたことがありますが、確かにそうだなあとあらためて実感しました。

■皆さんがお帰りになり、美穂(家内)と一緒に片付けも終わり、お茶を飲みながらふとテレビをつけると「前田健さん急死」というテロップが流れて元気な時の前田さんが映っていました。

■心不全だそうです。24日の未明、新宿歌舞伎町の路上で倒れたとのこと。

■44歳という若さでした。

■別に私の好きなタレントというわけではありません。以前に物まねなどで有名になり、俳優としても活躍された方として存じ上げていただけです。

■ただ、新宿歌舞伎町の路上、数え切れないほどの多くの人たちが歩いている中で突然倒れた・・・。たまたま近くを通りかかった医大生が心臓マッサージを施してくれたのですが、心肺停止状態で救急車が病院へ搬送。

■前田さんは一週間に三回、アルバイトで新宿へ来ていたそうです。「近くの小さな夢。遠くの大きな夢」を心に懐いて生きていたそうですが、さぞかし倒れたときは孤独で寂しかったであろうと思います。また、人込みをかき分けて心臓マッサージを施してくれた医大生には心から感謝していると思います。私も同年代ということもあり、他人事ではない悲しいニュースでした。

■前田さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

■御講席での御法門は
「信心は何になるぞと人問はゞ一寸先は闇の提灯」という御教歌であったことが偶然ではないような気がしました。限られた命を無駄にしてはいけない。無駄に時間を費やすことは大謗法であると思いました。

■以後、改良に心がけます。


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