２０１６年７月号　第３６５号

夏期参詣のご案内

７月２３日（土）～８月１日（月）　午前　７時開始

―　朝参詣は１０倍に値する　―

■さて、何の10倍に値するのかというと、自宅でのお看経１時間の10倍に値する功徳があるという意味です。

■朝の１時間と、夜の1時間は、時計上では同じ1時間ですが、密度としては朝の1時間の方が10倍長く、密度が濃いそうです。

■仕事でも、勉強でも、朝の方が圧倒的に能率が上がります。

■脳科学者の茂木健一郎氏もさまざまなところで語っていますが、人間の脳は朝日を浴びることでさまざまなホルモンを分泌する回路が動き出し、さまざまな問題を整理して解決へ導く状態にするそうです。早朝の時間をゴールデンタイム（黄金の時間）とも呼ぶのだそうです。

■あのサッチャー（元・イギリス首相）さんは、毎朝5時に起きて、その日の計画を作り、実行に移していったことは有名です。日本でもかつて「朝廷」という言葉が使われましたが、これは朝の日の出とともに執務を行ったところからきた言葉だそうです。古事記や日本書紀という古（いにしえ）の頃から、朝のゴールデンタイムの使い方には工夫を凝らしていたことがわかります。

■日蓮聖人が立教開宗をされた儀式も建長5年4月28日の昇る朝日の中でのことです。

■開導聖人も朝参詣の功徳が大きいことを述べられています。

■自宅で長時間お看経をされるよりも、早朝に起き、家を出て、香風寺にお参詣されることの方がどれほど功徳が大きいものか、どれだけ御利益を感得できるのかを、是非、今年の夏、体験していただけたらと思います。

■誘い合ってたくさんの方のご参詣をお待ち申し上げます。

夏期修行朝参詣当番表