2017年3月号 第373号

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合同初御講報告

■去る2月19日、恒例の合同初御講が奉修されました。

■天気予報では厳しい寒さとのことでしたが、当日は晴天で暖かい初御講日和のお計らいをいただき、楽しいひと時を過ごすことができました。

■御導師が「この初御講で一年間の勢いをつける!」と寒参詣中からこの日のための諸準備とメンバーを集めて練習というか特訓をされておりました。ただ私は横目でそれを見ていただけでしたが、それはそれは鬼気迫るものがありました。「気合いだ!」というアニマル浜口よろしく「思い切りやれ!」「笑え!」「この初御講で10年若返る!」など仰っていましたが、確かにその通り、お帰りの時は笑顔で若返った姿でお帰りになられました。

■今年の第二部は昨年よりも、例年にない優雅で格調高い、上品な出来だったのではないでしょうか。

■司会の和田さん、棚橋さんが出てきた時はその姿に爆笑と「やはり・・・」という一抹の不安を感じましたが、すべては計算された見事な進行役でした。

■太極拳では秋山さんの剣を使った演武は最高でした。ドライアイスの煙の中から登場された時は、いつもの「秋山さん」ではなく「仙人」「老師」の風格を漂わせていました。演武をされている姿を見る皆の目は笑いから真剣な眼差しに変わっていました。

■その後の私たちが加わった太極拳は「アメージンググレイス」の美しい旋律と歌に合わせ、秋山さんの指導でそれなりに演じることができました。引き続き演じたピコ太郎は、ご覧になられた通りです。皆さんの笑いの声で「ペン」も「アップル」も聞こえず、タイミングがバラバラ、阿波踊りをしているのか何をしているのかわからないのですが、ヒョウ柄の衣装とサングラスで、まあご理解いただけたかと存じます。

■続いて香風寺の合奏隊。素晴らしい出来でした。幼稚園児から小学校・中学校・高校・大人までのグループで演奏していただき、最後は手話まで使った歌を披露してくださいました。

■最後は赤と青の法被(はっぴ)を着た「香風寺漁業組合」と称するグループ。これもパワーを感じた演技でした。御導師の歌に合わせて中島さんが和太鼓を叩き、仲さん鐘(の代わりにダンベルのプレート)を鴫らし、皆で船を漕ぐ姿は最高でした。途中から入ってきたウサギかタヌキかわからない不審人物が来てからは一気にいつもの香風寺スタイルになってしまい、格調はそこで崩れたことは申すまでもございません。

■本当にあっという間の第2部でした。この日のために諸準備をされた各組のご奉公者の皆さま、第2部のために福岡御導師を中心に練習、準備をされた方々、本当にお疲れ様でした。この雰囲気を無駄にすることなく、今は小さくとも、世界に一つだけの香風寺の花が、やがて大輪になって咲くような、そんなご奉公につなげていけたらと思います。ありがとうございました。


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