2017年9月号 第379号

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彼岸会のご案内

9月23日(祝)

第一座 午前 7時開始
御法門 福岡目雙導師

第二座 午前10時開始
御法門 局 良鳳住職

― 言葉を意識して ―

■須磨ではお盆もおだやかに過ぎ、夕方はいくらか涼しい風が部屋に入ってくるようになりました。

■みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?

■9月に入りますと季節は夏から一気に食欲の秋、読書の秋、収穫の秋、実りの秋へと移ります。

■お陰さまで私(良鳳)も、さまざまな出会いと別れがありましたが、おかげさまで今年後半に向けて、たくさんの「実り」を授けていただけそうな気がします。

■さて、今月23日(祝)は彼岸会が二座奉修されます。

■例年ですと、第一座は不肖私(良鳳)が御法門を拝ませていただき、第二座は福岡御導師から御法門を頂戴するのですが、翌日に清水・清啓寺の奉修導師を控え、第一座終了後に清水へご出発されるため、本年の第一座の御法門は御導師が、第二座は私(良鳳)が御法門を拝ませていただきます。

■彼岸とは此岸しがんに対する言葉で、此岸である「この世」から「あの世」へ渡る方法、菩薩としての生き方を「六度ろくど」という視点から教えていただくものですが、ちょっと見方を変えると「旅」の方法とも言えます。

■東浩紀氏が「旅とは『自分』ではなく『言葉』が変わることなんだ」というようなことを述べています。旅をすると今まで経験したことがないことを体験したり、見たことも聞いたこともないものをその時に認識したりします。そうすることによって世界が変わり、人生が豊かになってくるわけですが、それは認識したときの「言葉」によるものなのだそうです。

■言葉によって人生が創られていく・・・。世界が変わっていく・・・。だとするならば、私たちは御法門などで耳にする言葉をもう少し意識的に使うように心がけてはいかがでしょうか。

忍辱にんにくとはどういうことなのか。この言葉一つ意識するだけでも世界が変わっていくのではないでしょうか。

■秋の彼岸会では是非、言葉を一つ意識しながらお参詣されることをお勧めします。きっとお参詣後の世界が一段階変わります。

■大切な仏事です。ご家族そろって、友人知人を誘い合ってご参詣されることをお勧めします。

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