2017年10月号 第380号

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「女性の集」い」の報告


■去る9月3日(日)に神戸布教区婦人会主催の「女性の集い」を香風寺にて晴天のもと開催させていただきました。
講師は大阪・清現寺所属の上田正彦氏。
演題は「おやじの想い出話ー何事も偶然はないー」というもので、ご両親が入信された経緯から現在の自身のご信心にいたるまでの数々の体験、御利益をお話しくださいました。

■上田氏のお話しは笑いと感動の涙の連続で、あっという間の一時間半でした。
戦後の貧しい時代の上田家の入信、御本尊奉安時のエピソードから新規御戒壇の建立までの道は決して順風満帆ではありませんでしたが、反対されていたお父様の奇跡的な病即消滅や独立起業における数々の現証御利益により熱心な佛立信者となり、晩年は事務局長を務められたことをユーモアを交えながらお話しくださいました。

■上田氏のご信心に火をつけたお父様の最期の言葉。それは「会社のことで言うことは何もない。それよりもお寺が心配だ」という信行相続、法灯相続を託したものでした。
この言葉が上田氏の心に響き、お寺参詣、御講参詣はもちろん、お役に立つご奉公を自ら求め、清現寺の外壁防水塗装工事の費用すべてをご有志させていただいたりするなど、お寺が困らないようにご奉公させていただくことが自身のつとめと心得ているとのことでした。

■その中で不思議な御利益を数々いただかれ、この世の中は無常であること、一寸先は闇であることなどを経験させていただき、ご信心の有難さをつくづく感じておられるとのことでした。
最後に上田氏を乗せたにもかかわらず犯入を追いかけていったタクシーの運転手は無事に帰ってきたそうです。

■当日ご奉公いただいた皆さま、有難うございました。


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