2018年3月号 第385号

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春季彼岸会のお知らせ

― 幸せの種を蒔きましょう ―

第一座 午前 7時開始

第二座 午前10時開始


■「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われておりますが、一日も早くこの寒さが終わりますようにと願うくらい、今年は積雪量といい、気温といい、私たちの想像を大きく上回る厳しい寒さでした。

■春分の日を中心に前後一週間をお彼岸の期間とするのですが、この日が季節の変わり目となります。

■お彼岸の行事が民衆に広まったのは江戸時代からですが、国家の祭日となったのは明治時代に入ってからで、国民の祝日として定められたのは昭和23年からです。法律をちょっと見てみますと、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」。秋分の日は「祖先を 敬いなくなった人々をしのぶ」とあります。

■春分の日は、草木が芽吹き、作物の種まきが始まる時期。秋分の日は収穫された自然の恵みに感謝する時期。この両時期をどういう心で過ごすかを昔の日本人は考え、慎み、感謝の心で過ごし、いつのまにか仏教行事に取り入れられてきたようです。

■しかし現代は、仏教行事としても機能しないようになってきましたが、佛立信徒である私たちは、このお彼岸月を特に感謝の心でご先祖や亡くなった方々への追善回向を心がけるとともに、御題目の素晴らしさを多くの方々にお伝えする「種まき」の時期であることも忘れてはなりません。

■どうかご縁のある方々をお寺に誘い、幸せの種をまく菩薩とならせていただきましょう。

■ちなみに香風寺は近隣のママさんたちと「香風寺マルシェ」を開催します


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