実際に五右衛門風呂(湯牧民 露天 デラックスタイプ)に入ってみて・・・ |
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2009年正月、以前五右衛門風呂(湯牧民 露天 デラックスタイプ)をご購入頂いたN様ご夫妻のご厚意に
より、別荘を訪問させて頂き管理人も実際に入浴する機会を得た。
以下にその忌憚のない感想を述べたい。
なぜ今回の訪問になったのか
今回N様に大変お世話になった訳であるが、まずなぜ今回の訪問に至ったのかというと・・・・
2008年10月山口県在住のN様夫妻に五右衛門風呂(湯牧民 露天 デラックスタイプ)をご購入頂いた。
納品後の商品設置の際に、N様より排水パイプの五右衛門風呂本体への締め込み方につき、お電話
にて質問頂いた。
このため、締め付けのためにはパイプレンジ、シールテープ等が必要である等簡単に何の気なしに
ご説明差し上げた。
その際、N様には設置終了後には写真等も送付しますというお話を頂き楽しみにしていた。
ところが・・・・
別荘に五右衛門風呂があるため、すぐにではなく、確か1週間後位に再度電話ご連絡頂いたのだが、
その内容は最初信じられないものであった。
というのは、何と、排水パイプの締め込み過ぎにより五右衛門風呂本体が破損してしまったという事で
あったからである。
後でN様にお聞きした話によると、
”排水パイプネジ部が完全に本体に収まらないと水漏れするのでは”
と考えられ、かなりきつく締め込んでしまった事が破損した原因であった。
破損場所の写真を送付してもらうと、五右衛門風呂本体の排水パイプ取付部分が根元からぽっきりと
折れていた。
その事実に最初正直我が目を疑ったが、管理人の説明不足による自責の念にもかられた。
このため補修方法等につき色々検討したが、結局は五右衛門風呂本体を再度ご購入頂きN様夫妻
には多大なるご負担をかけてしまった。
しかし、その後再度ご購入頂いた五右衛門風呂の入り心地にはご夫妻ともにご満足頂き、小職家内の
実家が門司で山口と近いという事もあり是非遊びに来て下さいとのご厚意を頂いた。
元来ずうずうしい管理人はそのご厚意にすっかり甘えさせて頂き、早速の訪問となった訳である。
訪問当日
2008年12月30日の午後より正月休みだったため、その日の夕方門司入り。
その後は正月なので当然の如く飲みっぱなし。
それでも訪問前日は寝坊しないようにちょっとお酒を控え、昼食をご馳走になるべく(笑)早めに出発。
グーグルマップで調べた地図を頼りに目的地を目指す。
別荘途中の分り易い場所までわざわざ迎えに来て頂き、奥様と息子さんに初体面。
大学在学中の息子さんは、正月休みでちょうど帰省されているところだった。
今回の五右衛門風呂の破損の件で、携帯メールでも奥様とは何度かやり取りさせて頂いていた。
その返信メールの早さを知っていたので、お会いした奥様に車を運転される様な大きな息子さんがいる
事に正直ちょっと驚いた。
軽く挨拶を交わし、別荘へ直行ご主人様とも面会。
N様は本当にガッチリとした体格の物腰の柔らかいご主人だった。
五右衛門風呂(湯牧民 露天 デラックス)との初体面
到着した別荘すぐ脇の道路から別荘の敷地にに足を踏み入れると、そこは森の中。
昔お子さん達に作ってあげたという、木にぶら下げられた手作りのブランコやハンモックに驚く。
そして湯牧民は、森と調和し、本当に堂々と設置されていた。
商品をメーカー直送でほとんど販売しているため、何と湯牧民とは初対面。
近くによってまじまじと見させて頂き、ここで何と大失敗。
入浴時に素足で入るための踏み台にズケズケと靴で上がってしまったのである。
実はその事自体も、風呂に入浴させて頂いた際にやっと気づく始末(N様申し訳ございませんでした)。
実際にその商品を使用した事がないということが、こんなことをしでかすという典型だろう。
そんな事にも気づかない管理人が単にアホなだけであるが・・・・
初めてのため、湯牧民をまじまじとあちこち興味深く見せて頂く。
その風呂に入る自分の姿を勝手に想像しながら・・・・
「うーん気持ち良さそうだ。」
しかし、この時点ではまだ実際に入浴させて頂くという話にはなっていなかった。
が、本人的には実物を見て尚更、 ”是非とも” という気満々であった(笑)
別荘に驚く
最初案内された別荘に驚く。
といっても誠に失礼ながら別荘の造りという事ではなくではなく、その中にある本棚に納められた
本の数にである。
本、本、本 まさに本だらけ。 本に囲まれるという云うのはこういうことを云うのだろう。
図書館以外でこんなに本があるのを見た事がないというすごい量だった
その本に囲まれた中で響く、次男である息子さんのクラシックギター。
これがまた何ともいえない良い雰囲気をかもし出していた・・・・
楽しい昼食
別棟に案内されいよいよ楽しみの昼食。
別棟では何と囲炉裏を囲んでの昼食だった。
管理人は囲炉裏初体験。同行した子供3人より嬉しがる。
既に奥様が、おいしそうな肉やおにぎりを炙って用意して頂いており早速舌鼓を打つ。
ここでご主人様より管理人にとって嬉しいお言葉
N様 「古賀さんお酒は?」
管理人 「家内が運転しますので、遠慮なく頂きます。」
N様 「何が良いです?」
管理人 「ビールでも、焼酎でも、酒でも何でも結構です(笑)」
まさに水を得た魚。管理人は自分で云うのもなんだが ”呑み助” であった。
ビールにお酒、おいしい料理をたらふくご馳走になり色々な楽しいお話を伺う。
N様には迎えに来てくれた次男さんをはじめ長男、長女の3人のお子さんがいらっしゃった。
中でも一番印象的だったのは、子供達がまだ小さかった時(現在も) 家にテレビを置かなかったとの
お話である。
小さい頃には、周囲の子供達の話についていけないと子供達の反発もずいぶん買ったが、要らない
物は理屈ではなく要らないという事で通し、かわりに上述の本に囲まれた環境を与えられたそうである。
この話には正直感動した。管理人もこれから子供が携帯を欲しがる時期かもしれないが踏襲しようと
心から思った。
そのご夫妻の教育もあり、現在では
・長男・・・・北・南アメリカを自転車で縦断中。
・長女・・・・過去の就職試験では何と北海道まで自転車で行かれた事もある。現在は東京在住
(最初弊社サイトにアクセス頂いたのは長女さんなので感謝、感謝)。
・次男・・・・農学部在学中で林業関係に就職が決定(クラシックギターの達人)。
とそれぞれにまさに健やかに成長しましたという事で、
「一億総白痴化、 やっぱりテレビって悪かな?」
「せめてうちの子供も週一回位テレビ無しの日を設けた方が・・・」 なんて思ったりもした。
その後もしこたま酒をご馳走になり、ずうずうしさに拍車がかかる。
ついに話が湯牧民の入浴におよび
N様 「お風呂入ってみます?」
管理人 「そのつもりで来ました。是非お願いします!!」
いよいよ五右衛門風呂(湯牧民 露天 デラックス)へ
N様に急きょ入浴の準備をして頂き、いざ五右衛門風呂へ。
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まずは焚きつけ |
管理人の子供達にとって、もちろん初めての焚きつけ。
新聞紙、細い枝等を先に入れ、燃えやすいように。
良い体験なのでとりあえず自分達でやらせてみる。
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最初は当然なかなかうまくいかなかったが、ご夫妻の適切なアドバイスを受け徐々に火が
強くなっていく。
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うーんいい具合に燃え出した。入るのが楽しみ楽しみ。
焚きつけは親子のふれあいにはもってこいだ。
普段直火を見ることも少ない現代社会。
うーんなんか癒されるなーーー
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いよいよ入浴 |
最初に靴で汚してしまった踏み台をきれいに拭いて、
「ざぶーーん」
「うーん 気持ちイーーー 極楽、極楽 」
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五右衛門風呂初体験の、管理人の息子。
最初はちょっと恥ずかしがっていたが、これまた気持ち良いとご満悦。
さすがに女性陣は露天で入浴できない。
アー男に生まれてよかった良かった。
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入浴してみて気づいた点
・湯当たりが本当に優しい。湯がまろやかというか、悪い刺激がないというか極論すれば何かまるで
お湯に入っていないような感じ。
・N様特製の踏み台を改造された上の部分、肘掛の部分の具合が非常に良い。
メーカーも改良の余地あり。
・小さい子供がいれば、焚きつけ等は親子のふれあいにはもってこいである。
・入浴後本当に体が温まる。お風呂から上がってしばらくは体が火照って仕方なかった。
・付属品として湯牧民デラックスには踏み台が3つ付属しているが、踏み台としてだけなら2つでも良い
感じがする。N様は2つの踏み台の足を縛って1つとし、洗い場として使用されていた。
うーんグットアイデア。
・浴槽のサイズはやまと風呂25であるが、個人的にはサイズ的には大きく感じた。体格にもよるが1人
なら十分ではないか。
・浴槽縁の部分は入浴時熱いものかと思っていたが、沸かしながら入浴しても全く熱くなくこれはちょっと
驚きであった。百聞は一見にしかずとはこのことか。
・マキを燃やしながら入浴したが、お尻辺りはやはり熱い。
木の風呂底ならどうだろうか?
ただ、ある程度火を落ち着かせてからならそれほどでもない感じもする。
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最後の記念撮影
本当に楽しかった今回の体験もいよいよ終しまい。
N様ご家族との最後の記念撮影。管理人の次女は奥様の膝に抱かれ気持ち良さそう。
中学生の時にお袋の田舎にあった五右衛門風呂に入った以来、商品を販売するばかりで実際に入浴
する機会は今回までなかった。
このため、是非とも入浴したいとかねがね思っていた。
今回、N様ご夫妻のご厚意によりこのような機会を得る事ができた事に心より感謝致します。
N様、ご家族の皆様
今回は本当にお世話になり、ありがとうございました。
子供達にとってもすばらしい体験となりました!
今後とも末永くお付き合い下さい。
また遊びに行きます(笑)
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