このページは2003年2月1日〜2007年1月31日の4年間で結果をまとめたものです
（試験区と対照区の人数の違いを補正してより正確な光熱費の比較をしています）

初めての方はホームの光熱費を削って旅行に行けるかもしれない大作戦をご覧になっ
てからが分りやすいと思います

1、試験方法（どうやって光熱費の比較をしたのか）　
　　　筆者の世帯と弊社会長の世帯において給湯、炊事、暖房にかかる光熱費の合計を比較した。
　　（給湯だけでの比較は困難のため上記３つの合計で比較する事とした）

2、試験期間（2003年からの4年間です）
　　　平成15年2月1日〜19年1月31日

3 、試験区設定（石油給湯器を使用している会長の家族―試験区、ガス釜+ガス瞬間
　　湯沸器を使用している筆者の家族―対照区と呼ぶことにします。）(表1)

　　　試験区（石油給湯器）
　〔弊社会長世帯。2世帯住宅〕

　対照区（ガス釜+ガス瞬間湯沸器）
　　　〔筆者(次男)世帯〕

家族構成

６人
会長(72才)、妻(71才)、長男(44才)
妻(38才)、長女(12才)、次女(10才)

5人
筆者(42才)、妻(43才)、長男(11才)
長女(10才)、次女(5才)

使用状況
　　　　給湯　風呂
　　　　　　　台所
　　　　　　　 炊事
　　　　　　　暖房

石油給湯器(27号　40,000kcal)
石油給湯器(27号　40,000kcal)
ガスコンロ(LPG)
石油ファンヒーター×3台

ガス釜(追焚専用、屋外設置型)(LPG)
ガス瞬間湯沸器(LPG)
ガスコンロ(LPG)
石油ファンヒーター×１台
電気コタツ×１台

入浴回数
　　　　　　　　　

　毎日
　　　　　　　　　　　　　　　　

　毎日
　　　　　　　　　　　　　　　　

試験区
（石油給湯器・家族６人）

対照区
（ガス釜＋ガス瞬間湯沸器家族5人）

数量／4年間

4,464L

648L

金額／4年間

245,520円

36,630円

＊灯油代は40円/L(税込)で算出。(実際は両世帯とも37円/L（税込）で購入)。
　H16.10〜55円/L(税込)に変更。(実際は両世帯とも50円/L（税込）で購入)。
　H17.11〜65円/L(税込)に変更。(実際は両世帯とも60円/L（税込）で購入)。
　H18. 1〜80円/L(税込)に変更。(実際は両世帯とも75円/L（税込）で購入)。
　H19. 1〜70円/L(税込)に変更。(実際は両世帯とも67円/L（税込）で購入)。

 (2)3年間の光熱費の比較（灯油代とガス代の合計を光熱費とします。月別の
　　 基礎データは ココ ）
　 　(a)人数補正なしの単純比較〔試験区6人・対照区5人のままでの比較〕（表3）　

試験区
(石油給湯器・家族6人)

対照区
(ガス釜+ガス瞬間湯沸器家族5人)

どちらがお得か

灯油代／4年間

245,520円
(40,920)

36,630円
(7,326)　

ガス代／4年間

241,684円
(40,281)

521,680円
(104,336)

光熱費
(灯油＋ガス代)

487,204円

558,310円

石油給湯器が4年間で
71,106円お得

1人当たりの
光熱費／4年間

487,204÷6人＝
　　 (81,201円)

558,310÷5人＝
　　 (111,662円)

石油給湯器が4年間で
30,461円お得

　 (b)人数補正後の比較　　
　　　 〔試験区 6人、対照区5人で家族の人数が違うため正確な比較は不可能。この
　　　 ため、表3の1人当たりの灯油代・ガス代・光熱費／4年間を用いて人数の補正
　　　 を行い正確な比較を試みた〕　　　　　　

試験区
(石油給湯器・家族6人)

対照区
(ガス・家族6人と仮定)

どちらがお得か

灯油代／4年間

245,520円
　　　　　

7,326×6人＝ 43,956円
　　　　　　　

ガス代／4年間

241,684円
　　　　　

104,336×6人＝626,016円
　　　　　　　

光熱費／4年間
(灯油＋ガス代)

487,204円
　　　　　

111,662×6人＝669,972円
　　　　　　　

石油給湯器が4年間で
182,768円お得

試験区
(石油給湯器・家族5人と仮定)

対照区
　　(ガス・家族5人)

どちらがお得か

灯油代／4年間

40,920×5人＝204,600円
　　　　　

36,630円
　

ガス代／4年間

40,281×5人＝201,405円

521,680円

光熱費／4年間
(灯油＋ガス代)

81,201×5人＝406,005円
　　　　　

5、考　察（筆者の思いをつづってみました）
　・人数を補正していないそのままのデータ(試験区 6人・対照区 5人のまま)の単純比較でも試験区(石油
　　給湯器)が4年間で71,106円お得であった　(表3)。　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・・・なになに、そうか

　・家族の人数が違うためその違いを補正する必要がある。6人家族と仮定した場合は試験区(石油給湯器)
　　が4年間で182,768円、5人家族なら152,305円お得になると推定される　(表4、5)。・・結構ちがうもんだ

　・1人あたりの4年間の光熱費は、試験区(石油給湯器　81,201円/4年)に対し対照区(ガス釜＋ガス瞬間
　　湯沸器　111,662円/4年)で30,461円試験区がお得であった　(表3)。 　　　　　　　　 ・・・ふむふむ

　・4年間の試験区灯油購入数量は1,296L/年(2003年)、1,098L/年(2004年)、1,062L/年(2005年)、
　　1,008L/年(2006年)。金額は51,840円(2003年)、51,750円(2004年)、65,880円(2005年))、76,050円(2006年)。
　　購入数量は2006年が最も少ないのに金額的には一番高く、灯油価格の高騰による影響が大きい。
　　ガス代は59,720円(2003年)、59,180円(2004年)、59,975円(2005年)、62,809円(2006年)で2006年が若干
　　高くなった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・ふむふむ

　・同じく4年間の対照区灯油購入数量は180L/年(2003年)、144L/年(2004年)、180L/年(2005年)、
　 144L/年(2006年)。　金額は7,200円(2003年)、7,110円(2004年)、11,520円(2005年)、10,800円(2006年)
　　購入数量は2004年と2006年で同じだが金額的には2006年が高くやはり灯油価格の高騰による影響が
　　大きい。
　　ガス代は124,188円(2003年)、123,185円(2004年)、129,233円(2005年)、145,074円(2006年)で2006年が
　　少し高くなった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・ふむふむ

　・試験区(石油給湯器)は二世帯住宅に加え、大人と子供の比率が大人4人：子供2人なので2：1となる。
　  同様に対照区は2：3となり試験区の方が家族数に占める大人の割合が多い　(表1)。
　　入浴時に使用する湯量は一般的に子供より大人の方が多いと思われる。対照区の比率を試験区と同じ
　　(大人2：子供1)と仮定した場合は光熱費がもう少しかかるものと推測される。　　　 ・・・ふむふむ

　・試験区(石油給湯器)は対照区(ガス釜＋ガス瞬間湯沸器)より石油ファンヒーターが2台多い　(表1)。
　　対照区も同様と仮定した場合は光熱費がもう少しかかるものと推測される。　 　　　・・・ふむふむ

　・試験結果については諸条件(1人当たりの湯の使用量、使用している給湯器や石油ファンヒーターの種類、
　　ガス種等)により当然変わってくるものと思われる。　　　　　　　　　　 　　　　　　　　・・・そりゃそうだ

家族数

4年間での
節約金額

人数別の旅行可能な行き先

1人で行けば

2人で行けば

3人で行けば

4人で行けば

5人で行けば

6人で行けば

１人

111,662-81,201＝30,461円

沖縄
初めての沖縄
1泊

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＿

＿

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２人

30,461×2
＝60,922円

台湾
台北フリープラン
3日間

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３人

シンガポール
ウォーキングツアー
3日間

北海道
かに三昧
2日間

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４人

バリ
魅惑のバリ
4日間

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＿

５人

沖縄
初めての沖縄
1泊

＿

６人

オーストラリア
ケアンズ5日間
5日間

＊4年間での節約金額は表3の１人当たり光熱費／4年間を用いて求めた。
＊旅行先等は佐世保を出発地とし、旅行会社のパンフレット等を参考にして筆者がアレンジしています。