2002年6月バックナンバー

6/27ニンニク軍団の限界。
アジアの夜明けを目指した韓国だが、ドイツの前に沈んだ。相変わらずサポートと言う名の言語的暴力を叩きつけたスタンドだが、ドイツはそれをかわすかのようにロングボール攻撃。体力的限界のある3バックにプレッシャーをかけ続け、1点をもぎ取った。
イメージ的には、ヨーロッパに善戦するアジアの強豪国(韓国・日本・サウジ)のいつもの試合っぷりであった。恐怖の赤い悪魔に変身しそうだった韓国をいつもの殻に戻してしまったドイツが上手だったか。
ああそうそう、審判は少々邪魔だったが普通にジャッジしていたようだ。
ところで、韓国選手に星一徹みたいなプレーを可能にさせたニンニク点滴ですが、巨人の清原、スマップのキムタクもご愛用の一品だとか。清原は分かりますが、なぜキムタクが?夜のハットトリックのためでしょうか?

ブラジル−トルコ戦は某所でメンバーが集って観戦。
青田○腹堂、や○かん、詠○ん、私だったのだが、3日とたたんうちに麻雀を打つために再招集されるメンバーだとは誰も気が付くまい。
試合開始は8時半。しかし5時前に某所で邂逅する青○氏と私。「すたあばっくすでお茶でもしましょう」
後ほど分かったのだが、二人ともおとなしくお茶したわりに、一番注目していたのはワインメニューだった。「やはり飲んでおけば良かったですな」すたあばっくすで数千円使う人間も珍しいかと。
さて、目的地ですが、当然試合開始2時間以上前と言えば我々以外に誰もいません。「何はなくとも、酒」正しい生き方です。
ところで、この店想定予算は2500円でした。おそらく、試合開始15分前から飲み食いして4杯くらいが設定根拠でしょう。最初に入ったときから既に倍の時間いることが確定している我々。しかも飲みます。4人で1万円という淡い期待はどこへ向かうでしょうか。

ちなみに、二人を待つ間の会話はこんなんでした。
「史上最強のサッカー軍団はやはりバチカン市国代表でしょう」
「あの国にサッカーができる人材がいるのでしょうか」
「ユニフォームはもちろん聖衣。GKは枢機卿。監督は勿論法王です。平均年齢50〜60歳の代表。正当なチャージなど行えば各国から非難囂々でしょう。おまけに、正義の軍団です。主審など必要ありません。ボールを奪おうものなら法王が出てきて破門するのです!”卿の魂は永遠に救われぬ”などと言われればあらゆる欧州チームはひれ伏すでしょう」
「欧州選手権は無敵でしょうな。南米はどうするんでしょう」・・・インド代表とかがワールドカップ優勝しそうですな。

「そう言えば刑務所の中で各国代表ワールドカップがあるそうです」
「ある意味頂上対決ですな」
「頂上対決と言えば、やはりブータン戦は外せませんな」
「ううむ、やはり究極の頂上対決はネパール、ブータン、チベット代表の三つ巴カップですな」
「ラサで試合を行えば、他国代表は前半で悶絶死しそうですな」
「もちろんダライ・ラマ御前試合です」
「天覧試合など吹けば飛ぶようなステータスですね」
「他にもサンマリノ、リヒテンシュタイン、フェロー諸島、モナコなどで行われる頂上対決も魅力的です」
「その場合もバチカン市国は外せませんな」

・・・と話していたら全員集合して試合開始。
「エジウソンが先発です。ほんとに柏に帰ってきてくれるんでしょうか」青○氏、のっけからブラジルに肩入れを始めます。

「そう言えば、エウレルが貸間に来るんですが。あんな怪物と最初に当たるヴェルディはどうすれば・・・」
こんな間にもブラジルはシュート打ちまくりです。つうか、二人のサイドアタッカーがここまで攻撃的だと守備も破綻しなくなって来ますねえ。
「ところで、ルシオは何をしにこの場にいるんでしょう。今のクリアしたのもカフーなんですが」
「よほど信用されていないようですな」
ルスチュ・レクベル好セーブ連発。「いいぞ、ダバディ!」ちょっと似てるだけなんですが。周りの人は、こいつら何いってんだ状態だったことでしょう。
「もう前半終わりますよ」
「ドイツ・韓国戦は前半が永遠に続く拷問かと思いましたが」いい試合は早く終わりますな。

そしてハーフタイム。順調に食事と酒を消費します。特にフライドポテト3皿は食べ過ぎと思われます、ロクな死に方しませんよ、我々。
後半始まってすぐ、大五郎が見事なゴール。「トゥキックでしたな」「完璧にタイミングを外されてます」「ところでなんであんな頭なんです?」「おそらく泊まりの安宿で日本の古い映画でも見て、流行の髪型だとでも思ったのでは」
さらに時は流れ、ブラジルは省エネモードに。大五郎はルイゾンと交代。「いらぬ」詠○ん、身も蓋もない。
「エジウソンがゴールデンゴール決めるんです、頑張れトルコ」青○さん、どっちの応援しているんです?
しかし無情にも「デニウソン出ますな」
「この展開ならエジウソンに交代では?」
「殺・・・・」実際そうでした、残念、青○さん。
ルイゾンが見事にオーバーヘッドを外したり、デニウソンがボールを持ったまま5人と徒競走を行うなど、見所満載の後半も終わりに近づいています。その時。
「がちゃ」という音と共に私の左サイドが崩壊しています。や○かんさんのジュースが青○さんのリュックと隣の女性の鞄を直撃。
青○さんの濡れ具合はかなりいい感じでした。ちなみに、「綺麗な女性と知り合いになるためにわざとやったんじゃなかろうか」と全員が思ったのは、我々の品性が下劣なのではなく、や○かんさんのせいだと思います、ええ。
そしてダバディの奮闘空しく、トルコは敗れました。しかし、ドイツ戦とは比べものになりませんな。これだけ各国の特徴が出ると、祭典、という感じがしていいものです。
そうそう、気になるお会計は2万2千円でした。

こんなチームなら優勝してもいいかも。ブラジルのお宿は一泊7900円だそうで。おそらく貸し出し用と思われる 「レンタル100」というスイミングキャップをかぶって地元のおばちゃんとトークするリヴァウド。平和な風景である。
武士は食わねど。安貞桓はペルージャの離婚阻止申し込みを一蹴。あまり魅力的なオファーは望めないだろうが、プライドを優先させる方向へ。
気持ちいいのは金額だろう。リヴァウドはバルサ残留を選択。「バルセロナではとても気持ち良くプレーできている。契約は1年間残っているし、私はそれを尊重するつもりだ。移籍に興味はない」年棒は8億円にのぼる模様。もちろん、1年後には巨額のオプション付き契約を模索中だろう。
悪の枢軸へ力強い一歩。ユーベは第二位の株主アルサーディ・カダフィを理事会のメンバーにピックアップ。
プレミア病。ボルトンのデンマーク代表MFスティグ・トフティンが、レストラン店員に殴打や頭突きしたとして告訴 された。有罪なら最大1年6月の禁固刑の予定。
淫行よりはなんぼかましさ。ズビロはFW清野智秋を、多重債務による金銭問題が改善されないとして解雇した。 「再三注意したが、生活態度に改善が見られないので解雇しました」
6/22永遠の時の流れの中で。
ドイツ-アメリカは兄弟のような退屈な戦い振りを披露。違いがあるとすれば、ドイツはこの退屈さに陥ってからすでに10年は経過していると言うことくらい。年季の入ったほうが勝利した。
ブラジル-イングランドはロナウジーニョが一人で突破して、アシストして、得点して、退場したらしい。ほかの奴は何やってたんだか。何はともあれ、ベッカムくんのスタイリストさま、お疲れ様でした。
韓国-スペインは・・・ちょっと複雑な試合に。ラウルもペップもいないスペインなんて(おまけにフランも出てないぞ、おい)結局優勝はムリと思うが、審判にゴールを盗まれるほど魅力のないチームではなかった。さすがにココまで来ると審判の姿ばかり韓国戦では目立って選手のことなんか覚えてないぞ。
トルコ−セネガルはベスト8のなかで最高の試合でした。まるで軟体動物のように足が伸びてくるセネガルのディフェンスにトルコのショートクロス攻撃。ねちっこくマークを付け続けるトルコにワンフェイクで1mおいていくセネガル。文句のつけようもありません。モヒ→ちょんまげの見事なゴールでトルコ勝利。
地に足をつけて。アイルランド代表ロビー・キーンはリーズから移籍するつもりはないそうだ。「W杯で3点決められてハッピー。リーズで過ごすこともハッピーなんだ」
脳の検査を受けたほうがいいぞ。ボルドーはクリストフ・デュガリー約71億円ならば放出する用意があると語ったそうな。
勝ってれば何も言われなかったのに。パラグアイ検察当局はマルディーニ監督に対し、監督報酬をめぐる脱税の疑いがあるとして捜査を始めた。
相変わらず元気ですね。お年を召したほうのガウッチさんですが、イタリア戦でゴールを決めたアンジョンファンを改めて放逐してやると発表したそうですが。情報が錯綜しすぎてさっぱり分かりませんが。
@・・・全部本当。純粋に恩を仇で返したことに憤っている愛国者。←嘘くさいですな。
A・・・本当は高値で売れないから契約を更新しなかったのに、こんなところで活躍して、いろんな意味で使えない奴だと思っている。←本人の性格からいってこれですが、今回はどうかな?
B・・・英文記事を読んでいて思ったのですが、
It has nothing to do with the goal he scored against Italy,said Gaucci.
He said Korean football was superior to Italian football, when Italy is a footballing nation We have treated him well with all our love, but his comments were offensive to me and to the whole Italian nation.
I feel offended by what he said. He should respect other nations as well as his own.

・・・って言うようなのしか見つからんのですが。
ガウッチさん曰く、「これは安がイタリア戦で決めたゴールとは関係ない」
「安は韓国サッカーはイタリアサッカーより上だと話したが、彼がイタリアでプレーしたときの我々の愛情を持った待遇に応えるにしては、だいぶ攻撃的じゃないかね?」
「彼の言い草は不愉快だよ。もう少し自分の国と同じくらい他国に敬意を払ったらどうだね?」
こんなところが本当かもしれませんな。意外とガウッチさん常識人で。

6/19誉めすぎのきらいはあるが。
日本はトルコに敗れた。采配も疑問点はあったけど、トルシエはそのへんは謎が多いことは昔から分かっていたことだし。ミスから出た一点はなかなか跳ね返せないのがW杯と言うことで、ドイツ大会に期待しましょう。
秋田は今大会で勿論最後だったので、ちょっと見たい気もしたけど・・・あれ、世界のカワグチは?
さらば伊達男ども。
韓国はPKを失敗したものの、終始攻撃的な態度に徹し、最後の最後でブッフォンの厚い壁を破った。真紅のスタンドと仏顔の主審の絶妙なアシストを受けて王子を放逐してからは、「死ぬときでも前のめりに」みたいな攻撃で遂にベスト8へ。
各方面から喜びの声をお届けしよう。
「主審はPKを宣告するつもりで近づいてきたと思ったが、私の顔を見てイエローを出した。ひどいやつだ。最初からいい印象はなかった」ろおま在住の王子様という人からです。
「いつもは審判に文句は言わないが、今日は黙っていられない。今まで4試合で4点も取り消された。最初から負けさせるつもりなら、我々を呼ぶ必要はなかった」とりの在住のアレッサンドロさんのご意見です。
「面汚しで、まったく恥ずべき審判だ。こんなゲームは見たことがない」イタリアのフランコ・フラティニ総務相です。ユーベの試合ならもっと恥ずべき審判を良く見ますが。
・・・・・このように、対戦国の方々もご満悦の模様です。
今言わないでもいいと思いますが。スペインのイエロが引退表明。「厳しくつらい決断だった。年齢というより、代表としてのサイクルが終わったと感じた。残った時間を不動産屋の営業にささげたい」のだそうです。今までは相手にかなり手ひどいシャツひっぱりをみせてもファウルを取られなかったのが、クインのセミヌードを披露させてしまったことで衰えを実感したのかも。
もうW杯は終わったのさ。メルカートは今日も動いている。
アーセナルはデルピエロを物色中。お値段35億円。
ペップは4億円という格安価格でローマに移籍が決定。
ニューキャッスルはリヴァウドを欲しがっている。一人でチーム全員分の年棒かもしれんが。
とかく移籍話だけは良く出るボルトンは、パリSGからオコチャを獲得。代表に呼ばれる心配もなくお買い得。
ユーべはカンナバーロに35億円の値札を設定。
マンチェスター・有名じゃない方は、リヨンからマルクビビアン・フォエをレンタルで獲得。何と言ってもカメルーン代表。キャンプ開始日にご当地にいる保証は全くない。
6/17波乱は続くよどこまでも。
メヒコ対アメリカは、大方の予想を覆してアメリカが勝利。この選手たちは例え国民に、「ワールドカップってどれだ?サッカーのか?」などというモチベーションの下がること甚だしい発言をされてもむしろバネにするらしい。これで勝ち上がると次はドイツ。「サッカーにおけるノルマンディー」とか言う奴が出てきそうでイヤだ。
ブラジル−ベルギーは、日本人好みの勧善懲悪対決とはならなかった。悪の審判を味方につけてベルギーの先制点をかわしたブラジルに反発が集まったが、リバウドとロナウドがきっちり仕事をした。しかしこれでイングランドとドイツが消えてくれれば退屈なチームが消えていいワールドカップになりそうだ。
宵越しの食料は・・・トルコ代表の食料が尽き、緊急空輸を受けたそうな。入国の際は1トンもの食材を持ち込んだのだが、決勝トーナメントに進めないと早合点して自国の記者たちに分けたのが原因とか。
理由は勿論マニー。ベッカムくんがJリーグ進出を示唆。「日本はW杯を成功させているし、みんなボクのファンだから・・・」これだけ人気があれば年棒も期待できるしね。ただ、引退間近になるまでみんな覚えているとは限らないんですが。
結局たちの悪いのは身内です。W杯1次リーグが終了した14日までに、各地の警察本部がW杯に関連しダフ屋行為や公務執行妨害などで逮捕したのは64人に上るそうな。
逮捕の行為別内訳で最も多かったのはダフ屋行為の24人。次いで公務執行妨害11人、競技場への侵入5人、傷害・暴力行為、公然わいせつの各4人など。国籍別では日本の40人が最多で、英国12人、アイルランド3人、米国、アルゼンチンの各2人などだった。外人のせいにしてみんな暴れすぎですな。
6/15決勝トーナメント始まる。ただし飛車角桂馬落ち。
イングランド−デンマークは、誰も彼もがイングランド人という、異様なスタンドの雰囲気に圧されたデンマークが脅威の横パス率を記録して敗退。つうか、あのサッカー見てて楽しいんでしょうか。
ドイツ−パラグアイのキーパー対決は互角の展開の中、終盤にドイツが見事なゴール。「オレはワールドカップバージンだからな。少しは長くいさせてもらわないと」とカーン様はのたまわったかも。
セネガル-スウェーデンは一方的にセネガルが攻め立てる。しかし立ちはだかる筋肉の壁・壁・壁。延長戦に突入したが、このワールドカップでは珍しくポストが味方してセネガルが8強へ。
スペイン−アイルランドは当初スペインの流れるようなサッカーが圧倒。しかしラウルとモリエンテスを襲うオフサイドの嵐。スタンドも耐えるアイルランドに全面的に肩入れし、またも終了間際で追いつく。ここでスペインはラウルとモリエンテスを欠き、しかも延長に入ってからは交代枠を使い切ったのに怪我されて10人で耐える側に回る。結局、PK戦にもつれ込み、史上まれに見る忍耐合戦はスペインの勝利に。
不動産屋で覚えたのは談合だけかね。フィーゴが韓国のMF宋鍾国に「あまり激しくするな。引き分けにしよう」と提案したらしい。
やはりアラブ圏なんですね。「FWハカン・シュキュールは右足の状態が深刻。日本戦の出場は微妙」どこかで聞いたような話です。今を遡ること5年前・・・アジジ作戦、華麗なる復活です。アラブ圏の伝統芸能の模様。
6/13死の国へ。
アルヘンティナはスウェーデンをこれでもかと攻め立てるが、逆にFKを直接ねじ込まれて窮地に。PKから追いつくが、北欧名物の肉体の壁の前に40年ぶりに予選敗退。なんでバティ出すのよ。
イングランド−ナイジェリアは激しくドロー。攻撃はせずに守りきったイングランドの実質的勝利。
スペイン−南アフリカは激戦。しかし、南アフリカが追いついて大喜びするたび、意気をくじくかのように逆転するスペインの試合巧手ぶりが光った。しかしミドルパスがあんなに通るものかね。
パラグアイ−スロベニアは退場者を出して大統領大ピンチ。しかし、後半から怒濤の3得点。旧宗主国スペインのアシストもあり、総得点1点差でトーナメントへ進んだ。
ブラジル-コスタリカは飛車角落ちのブラジルに、コスタリカがなぶり殺しにされた。3-2と一時は追い上げ、トーナメント進出の夢をつなぐも、5失点。控え組とロナウドの調整相手とされた。
チャイナ−トルコは枯渇したボラマジックを裏付ける結果にしかならなかった。まだまだアジアの夜明けは遠い。
エクアドル−クロアチアはなんとエクアドルが勝利。メヒコと比べ標高差が大きいせいと思われる。
イタリア−メヒコは先制したメヒコが終始優位に試合を進めたが、王子様を押しのけたデルピエロが同点のゴール。最後はエクアドルの勝利を知ってお互いドローを選んだ。
ボクサーにもなれます。ベッカムくんのシューズの皮はカンガルーのものらしい。ちなみに決勝までの14足でお値段 数千万円。「カンガルー虐殺者め」と動物保護団体は噛みついているが、オーストラリアのウォレン・トラス農相は「増えすぎたって困るから、毎年ちゃんと管理してるんだ」と一蹴した。
と言うか私にはアンモナイトに見えます。トダノブナガは世界のトップ5モヒカンズに見事選ばれたそうな。
さよなら、エンターティナー。カメルーン代表がチャーター機を放り出して突如帰国。
「ボクはもう帰りたいよ」
「オレも」「オイラも」次々集う賛同者たち。結局、予約もなく空港に集結し、さっさと帰っていったそうな。もちろんキャンプ地には連絡の一つもない。
ディエゴがやってくる!ヤア!ヤア!ヤア!「観光スポーツ庁長官特使」として、ビザを受け取ったそうな。しかし、 アルヘンティナが敗退したため、何しに来るのかは定かではない。「日本にはいいハッパがあるのかな?」
米下院本会議は、W杯日韓共催を支持し、小泉純一郎首相と金大中韓国大統領の協力を称賛する決議を賛成402、反対1の圧倒的多数で採択した。アメリカが予想外に頑張っているためと見られる。
いや結局仕事してないんでは?山形県人事課は、日本−チュニジア戦のテレビ観戦を禁止。知事が記者会見で「テレビにかじりつくなんてしない」と大見得をきったため。しかし、「年休を取るのを妨げはしない」とか。
6/11波乱協奏曲。
韓国−アメリカはドロー。警備関係者もほっと一息。しかし、ショートトラックパフォーマンスに国民性を垣間見た気が。やはり敵にはまわしたくないものだ。
チュニジア−ベルギーは大方の予想を裏切ってチュニジア大善戦。「ハーゲンダッツを食べて力をつけたんだ」
ポルトガル−ポーランドはアメリカへの鬱憤を叩きつけたポルトガルが大勝。PA内であんなにパスを回されては・・・
セネガル−ウルグアイは前半セネガルの猛攻で3−0。今回の波乱立役者がきっちり締めた。・・・はずだったが、後半ウルグアイが何を思ったか怒濤の攻勢でドローに持ち込んだ。逆転されなかったのが不思議なくらいだ。
フランスはデンマークに完敗。やかん男の強行出場も無駄に終わった。欧州トップ3リーグの得点王を揃えて、一点も取れずに敗退した最初のチームになることが決定。ここぞとばかりにポスト、バーが大活躍。運にも見放された。汗にぬれたジダンヘッドがむなしく光る。
・・・・・ところで、デンマークの1点目は真ん中にいた奴がオフサイド、2点目はトマソンのファールでないかい?
ドイツ−カメルーンは主審の、主審による、主審のための試合になった。アントニオ・ロペス・ニエト(イスパーニャ)はだしも出したりイエロー16枚退場二人。ダイナミズムのかけらもない試合にしてしまった。 恩氏の称号を贈らせていただこう。クローゼがまたも頭で決めて、ドイツ勝利。
アイルランド−サウジはサウジのやけくその猛攻をしのいで確実に加点したアイルランドが、決勝トーナメント進出を決めた。
スネ夫くん。日本に来たがっていた我らがディエゴだが、日本からのビザ取得許可にも反応せずハバナで療養中。「犯罪者はいかん」との日本の対応にヘソを曲げたらしい。「日本が国をあげて頼み込むなら、アルヘンティナの決勝戦には行ってもいいかな」アルヘンティナは一次リーグ敗退の危機中。
猿の惑星。各地で日本代表戦を大スクリーンで中継中だが、相次いで中止が発表された。
駒場、広島、愛知でいずれもピッチに乱入、花火を打ち上げたりワイヤーにぶら下がって騒ぐなど、世界中に日本のアホな部分をさらすことをおそれたものと見られる。
不幸は海を越えて。日露戦争以来の大ロシア敗北により、フーリガンを生み出したモスクワ市警察のプローニン長官と警備責任者のチェミソフ副長官が辞意を表明。副長官は責任を取らされる模様。
6/10たぶん日本で随一の遅さを誇るW杯速報サイト。
セネガル−デンマークは初戦の勢いを駆って引き分けに。「次は強盗だ」
フランス−ウルグアイはアンリを一発退場させた審判がバランスを取るため、しきりとフランスの味方をする。例えレコバが決めていてもノーゴールになったろう。引き分け。
スペイン−パラグアイはやはり守るだけでは勝てないと言う格言の証明に。「大統領様、早くご光臨を」
南アフリカはキーンしちゃったザホビッチのいないスロベニアに貴重な勝利。
ブラジルは中国相手に大人げなく大勝。「中国5千年か。あとそのくらいあれば今のブラジルくらいにはなれるかもね」
どうにも勝ちきれないトルコはコスタリカとドロー。
カメルーンはサウジアラビアに辛勝。「遂にサウジの底力を示すことが出来た」アイルランドが焦っているとか。
さよなら、すうぱあいいぐるす。ナイジェリアはスウェーデンに敗北して敗退が決定。負けのスピードは鷹なみとの評判。
前半戦の注目カード、イングランド−アルヘンティナは、オーウェンくんの一発芸でベッカムくんが決めるという筋書き通りにコトが進む。後半は地力の差で一方的な展開になるが、圧倒的攻撃に耐える男たち、という日本人好みの展開で逃げ切り。ベッカムくんはまたファンを増やしたらしい。「男はいらない。レディーファーストで」
メヒコ対エクアドル。前半戦の頂上対決と言わざるを得ない。何と言ってもメヒコシティは標高2306m、キトは標高2850m。世界最高峰の争いである。標高が高いところで暮らしている方が有利、という常識もあるが、やはりサッカーはレベルの高いところでプレーする方が有利なようだ。メヒコが勝利した。
イタリア−クロアチア。イタリアの勝利を観察しに訪れた人間に驚愕を与えた。どこかで聞いたような名前はラパイッチ。そう、ナカータの同僚でなくなった途端に忘却の淵へ追いやられた不幸な男だ。「審判、勝利をありがとう」ビエリのゴールはオフサイドではないと告白したとか。
大一番の日本対ロシアは1−0でW杯初勝利。韓国に比べたらずいぶんとラクをしていると言われても仕方がない。先駆者に感謝。
夜逃げ屋本舗。ガウッチさんは未だしいたけに未練があるらしい。「聞けば何が何でもFMから出ていきたいそうじゃないか。ボクの胸に飛び込んでおいで!」しかし条件提示はなかったそうな。
気の早い話で。アメリカは2014年W杯開催地に立候補。それまでアメリカにサッカーが存在しているかどうかは微妙なところ。
見切り時。すっかり賞味期限切れの代名詞となったメンディエタだが、ラツィオから放出が決定。バルサが有力候補だとか。「もれなくクライファート、いやリヴァウドもつけちゃうぞ」気前のいいことで。「ああ、クレスポももらうから」妥当な取引かも。
不勉強。埼玉県の土屋義彦知事は定例会見で「FIFAなんて腐ってる。空席が目立つのは怒り心頭だ。真剣に原因を 解明してもらいたい。FIFAは何様なのか。とんでもないよ」とのたまわった。そもそも、日本でW杯をやるときに、FIFAは腐っているという前提を認識して欲しかったもんだが。
木を隠すなら森。イギリスの各紙は、日本で大がかりなフーリガン騒動が起きていないことに驚いているとか。「ベッ カムくん人気のせいもあるかもしれないが、日本の狂信的なイングランド応援に、フーリガンも飲み込まれてしまったらしい」インディペ ンデント紙は、規則をきちんと守らせる点で日本を上回る国はないと言ってるとか。
二番煎じ。スロベニアのザホビッチが代表を離脱した。途中交代に納得がいかないからだそうだが、すでにキーンがや らかしてしまったため、扱いは小さい。
日本に生まれて良かった。
韓国ではアメリカ戦に大統領の出席を見合わせることにしたそうだ。オリンピックの恨み辛みが紛糾することをおそれたとか。
ロシアでは試合に負けて暴徒が発生したそうだ。一人が理由不明で死亡、一人が自殺を図っている。
友野聡春容疑者は、自宅でテレビ観戦していたが、日本が勝ったため、一気に盛り上がり、友人2人と横浜国際総合競技場近くのJR新横浜駅北口広場でサポーターらの輪に加わり、10日午前1時前、衣服を脱いで全裸となって騒いだそうだ。
コイズミ首相は日本の勝利に大はしゃぎ。手垢の付いた「感動した!」コールを連発していたとか。
ああ、平和である。
6/6巷ではワールドカップが始まっている。
開幕戦セネガル対フランスは、大番狂わせでセネガルが勝利。やはり遠征して万引きするような大物がいる国は違う。
ウルグアイ対デンマークという食指をそそられない戦いは、レコバの不調もあって見るべき所のない凡戦に。デンマークがいつの間にか勝利した。
スペインはスロベニアと対戦。ラウルの信じがたい判断力から先制すると、会場を味方に付けたスロベニアとは違って、審判を味方に付けた。PKを取ってもらって52年ぶり白星スタート。
パラグアイ対南アフリカは、2点のリードを守れずパラグアイが追いつかれる。チラベル大統領はジーコしちゃったことを後悔しているとか。
コスタリカ対中国の逆頂上対決は、コスタリカが勝利。ボラマジックもネタ切れの模様。
ブラジル対トルコは審判があからさまにブラジルサポーターであることを表明した。リヴァウドの「わざと顔にボールを当てられた、痛いよ〜」という、見ている方が痛々しくなるような下手な演技もきっちりフォロー。ただしリヴァウドには罰金92万円也。
韓国とポーランドは相性の良さを発揮して、スピードに勝る韓国が圧倒。日本の勝利はフロックでないことを証明した。ちなみに49年挑戦して初めての勝利だそうな。
記録ずくめのD組は、アメリカがポルトガルに勝利。72年ぶりの初戦勝利である。
ドイツ対サウジアラビアは目を覆いたくなるような試合になった。クローゼのハットトリックは致し方ないとして、ビ