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混 沌
Chaos

北の帝の名は脩,南の帝の名は忽、中央の帝の名は混沌。
三帝は混沌の地で会った.混沌は二帝を遇すること懇切であった。
脩、忽は相図って混沌に報いようとした。いわく,人はみな目口鼻耳の七穴あり、その生を楽しむ。しかるに混沌にはこれがない。われらで彼に七穴を穿ってやろう。そして日に一穴ずつ穿った。七日目に混沌は死んだ。
 
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