アレルギーの話。



ワタシ、残念ながら猫アレルギーです。
子供の頃は平気でした。でも、段々成長するに連れてそれは発症し、
大人になる頃には、猫と暮らすなんて論外!!と自然に思うほど、ちょっとした接触でも症状が出ていました。

でも、猫は好き。このギャップは埋まる事無く、猫を見かければついなでなでし、かゆかゆになりながら、
家に遊びに来る猫たちとはすぐ仲良くなって、時々おやつを上げては気持ちを紛らわせていました。





アレルギーに挑むワタシ。


それが、とあるペットショップでれもんと出会った事で、
ワタシのながぁ〜〜〜い猫抜き生活は、呆気なく(でもないけど)終止符を打つ事になったのです。

それからと言うもの、予想していた事とはいえ、ばっちりしっかりアレルギーが出てしまって・・・
手は痒くならないのに、鼻がぁぁぁあああああ!!!!!垂れるわ詰まるわ、そりゃー辛いのなんのって。

秋の花粉症に悩まされ始めていたけど、基本的にワタシは鼻疾患の経験がないので、
詰まって息苦しいって事がありませんでした。
しかし、普段鼻呼吸してるワタシの鼻は、全く機能しなくなり、いつの間にか匂いも感じなくなって、
口ではぁはぁ呼吸しないと生きて行けない状況に陥っていたのでした。



鼻呼吸が出来ないと何が大変って、それは食べる事!!!日記などでもカキカキしてましたが、
寝るのも苦しいけど、コレは時間が経つと何とか鼻詰まりも静まって、寝られるんです。
でも、食事だけはダメ。どーやってみても慣れないし。特に麺類なんて死にそー。
ちゅるちゅるしてる時って、意識もしてなかったけど、鼻呼吸しながら食べてるんですねぇー。
それに、お茶の一気飲みとかも出来なくなっちゃったし。
鼻って何て大事なんだっ!!!30数年生きて来て、初めてその存在の重要性を感じたのでありました・・・

そこからがワタシの薬との格闘の日々。。。だって、アレルギーの薬ってすごーく種類が多いんですっ。
だから、その中から自分に合った物探さないといけない・・・
その為には最低1週間は飲んで試さないといけないんですっ!!!

処方された薬は、ことごとくワタシの身体には合いませんでした。眠くなるとか、副作用は出ませんでしたが、
どれも全然効かないの。アレルギーの薬って結構お値段もするのよねぇー。
1週〜2週ごとに病院に行っては、『また合わなかったんですけど・・・』『そうですかぁ。じゃ、今度はコレ』の繰り返し。
1か月分もお出しになるDrもいらして、処方箋見て『しまったー』って思う事もありました。
飲まないでポイしちゃった薬も結構ありましたわん。もったいない。。。(お金がね)

薬なんて飲まないに越した事ないですよね。
でも、ワタシはとにかく効いてくれる薬に出会うまで、ひたすら試し続けました。


アレ○オン ザジ○ン ○ルテック ゼスラ○ フ○ナーゼ点鼻薬 ○ーク点鼻薬
抗アレルギー薬 抗アレルギー薬 抗ヒスタミン薬 抗ヒスタミン薬 鼻用ステロイド 血管収縮薬
アレルギー治療薬の副作用として上げられるのは、眠気が多いようです。
ワタシはどれも眠くなる事はなく、副作用がないのは有り難かったんですけど、
ちっとも効かないので、『はぁ〜またダメだった。。。』の繰り返し。
この中では、ゼスラ○が比較的マシでした。他にも試しましたが、覚えてるのはコレだけ。
連用しても大丈夫との事。
ワタシは副作用はありませんが、
用法・容量は医師と相談しましょう。
コレはめちゃくちゃ効果アリ!!
しかし、
常習すると粘膜に異常
引き起こす副作用があるとの事、
使用を中止しました。



そして2003年2月、耳鼻咽喉科じゃなく、内科のDrに出して頂いたアレルギーの薬が
バッチリ効いたんです♪もう嘘のようでした。コレでワタシもまともな生活が営めるわ!!
ホントにすっごく嬉しかったんです。うるる〜〜(T∇T)


エ○ナジオン フ○ナーゼ点鼻薬
抗アレルギー薬 鼻用ステロイド
コレが内科のセンセに処方して頂いた薬。
副作用もないし、
飲み始めて3日目には
症状が消えてました。それ以来、コレを続けてます。
今は、『ちょっとつまり気味かな〜』って
時だけ使ってます。



ワタシのように鼻症状が激しい人には、内服と点鼻薬の併用がいいそうです。
内服は鼻水、点鼻薬は鼻詰まりを抑える効果があるそうです。
もちろん、効き目は人それぞれ。ワタシに効いた薬が、貴方には全く効かないという事もあります。
なので、表の薬については、ご参考程度にご覧になって下さいね。



もちろん、薬に頼るだけでなく、日々の生活を見直す事も大切だと思います。
毎日の掃除や、アレルギーに強くなる身体作りも必要でしょう。
ワタシももっとお掃除好きな猫マニアにならなくては・・・(うーん、コレが一番大変だっ)



アレルギーへっちゃらなワタシへ。


お陰さまで現在、ワタシは鼻詰まりとはおさらばです。
一時は粘膜を焼く手術も考えていましたが、それは再び症状が悪化した時に考えるとして、今は快適です。

でもねぇ。。。薬はやめたい。体質だから変えるのは難しいんでしょうけど、
サプリも取り入れて、改善出来るように試みているこの頃です。

最初、アレルギーが酷くて、こんな事でれもんとずっと暮らしていけるんだろーか・・・って
真剣に悩んだ時期もありました。もし、もっと症状が悪化するような事があったら、
れもんをもらって!!!と友達に頼んだ事もありました。

でも、手離さなくて良かった。やっぱり一緒に暮らしてしまったら、もうれもんのいない生活は
考えられませんでした。別れるなんて寂しすぎます。


コレは難しい問題かもしれません。
アレルギーと分かっていて、猫との暮らしを選んでしまったワタシは、無謀だったとも言えるでしょう。
もし、あの時れもんと会っていなかったら、ワタシの家には今も人間しかいなかったでしょうから、
らうるにもにゃんてぃにも、当然出会ってない訳です。猫友達も出来なかったはずです。

飲まなくてもいい薬を飲む事になってしまいましたが、それでも今の状況が、ワタシには一番いいようです。
苦しい思いもしましたが、だから今がある。。。猫アレルギーだって猫との暮らしを楽しめる!!
ワタシもその一人よ(*^^*)





と言っても、くれぐれも猫アレルギーの方は、無理なさらないで下さいね。
症状の出方はその人毎に違うと思います。ワタシのケースはあくまでもその中の1例です。
アレルギーと分かっていて猫と暮らすのは、やはり大変な事も多かったので、
貴方とにゃんの為にも慎重にお考え下さい!!という事だけは、お伝えしたいと思います。

そして、覚悟して(笑)お迎えになった際には、一緒にアレルギーと闘いましょうね(*^^*)