2月14,15日能登内浦野々木鼻

湖のよう?あわや10目釣り
2月11日、無惨にも敗退してきた僕は釣友フジワラミノルと14日、15日の能登釣行を決めていた。
12日134日は冬型もゆるみ気温水温ともにあがった能登は非常に釣り日より。
そして低気圧の通過する14日は南西風が強く15日は思いっきり冬型。
それでも内浦なら、と野々木鼻に向かった。
今回は出発が遅かったせいで仮眠する暇もなく準備して山越えを目指した。
磯に下りてみると、「おっおうー」と言いたくなるような景色が広がっていた。
これがかの有名な「湖のような・・・」なのか、と。
内浦4回目にしてはじめてみることが出来たのだ。
しかしそれもつかの間、わずか数時間で南西風が直積うねりを湾内に運んで来るようになってしまった。
今回も11日次いで早めの納竿かと覚悟した頃、みのるの竿にクロダイ(15pくらい)がヒット。
しかしやはり釣りにならんと言うことでおしまい。

空けて15日は北西の風は非常に強く外浦では波が5メートルという予報だった。
やっぱりどこでも竿は出せないだろうな、と思いながらシーガルに寄ってみた。
すると「今日みたいな日は外浦が良かったのに」と言われ、明日については「こっちは大丈夫」と言うことだった。
結局野々木鼻2レンチャンとなった。
翌日、実際に磯に下りてみると多少うねりがあるが風も釣りが出来ないほどではなかった。
結局昨日とはつり座を変えてのアタックとなった。
まずみのるが1投目からメバルをゲットした。
僕は1投目がマルタ、2投目がアイナメ、と釣れる気配だけは満点だった。
しかし目まぐるしい天候の変化で釣りにくい先端の釣り座をみのるはあきらめてワンドの出口の潮目を釣りはじめた。(実は本人はただ釣りやすいと言う理由で選んでいたらしい)
僕はと言えば何とか20pくらいをゲット。
その時「タナは?」と聞かれたので「10メートル」と答えた。
それからみのるの快進撃は続いた。
結局10匹のちんたを釣り上げてしまったのだ。
みのる、一体どうしたのだ。
過去に釣り上げたクロダイよりも沢山の数を1日で釣ってしまったのだ。
最後の1匹など片づけ中に置き竿にしていて掛かってしまうし・・・。
納竿間際、先にコマセの無くなった僕はすぐとなりにウキを並べさせてもらったのに。
クロダイはみのるにばかり、僕は何故か外道ばかり。
極めつけはみのるより浅いタナでカレイが掛かってしまったのだ。
なんとウキ止め用の半円シモリが無くなっていたのだ。
不幸な日は続く物でカモメまで釣ってしまった、しかも2匹も。
結局2日で釣れたのはクロダイ(チンタ)3匹、カサゴ1匹、メバル2匹、マルタ3匹、コチ1匹、カレイ2匹、
アイナメ2匹、カモメ2匹、木の枝1本、海藻多数等々、うえ〜ん。
対してみのるはクロダイ(最大25p)11匹、マルタ、アイナメ。
みのるの釣り座は沖の本流から磯際に回る脇流がワンドから出る潮とぶつかっているところで、
カケサガリになったワンドからドン深になるところだった。
まるっきり潮が読めないとはいえ、相変わらずポイント選びの勘が鋭いみのるだった。