空けて15日は北西の風は非常に強く外浦では波が5メートルという予報だった。
やっぱりどこでも竿は出せないだろうな、と思いながらシーガルに寄ってみた。
すると「今日みたいな日は外浦が良かったのに」と言われ、明日については「こっちは大丈夫」と言うことだった。
結局野々木鼻2レンチャンとなった。
翌日、実際に磯に下りてみると多少うねりがあるが風も釣りが出来ないほどではなかった。
結局昨日とはつり座を変えてのアタックとなった。
まずみのるが1投目からメバルをゲットした。
僕は1投目がマルタ、2投目がアイナメ、と釣れる気配だけは満点だった。
しかし目まぐるしい天候の変化で釣りにくい先端の釣り座をみのるはあきらめてワンドの出口の潮目を釣りはじめた。(実は本人はただ釣りやすいと言う理由で選んでいたらしい)
僕はと言えば何とか20pくらいをゲット。
その時「タナは?」と聞かれたので「10メートル」と答えた。
それからみのるの快進撃は続いた。
結局10匹のちんたを釣り上げてしまったのだ。
みのる、一体どうしたのだ。
過去に釣り上げたクロダイよりも沢山の数を1日で釣ってしまったのだ。
最後の1匹など片づけ中に置き竿にしていて掛かってしまうし・・・。
納竿間際、先にコマセの無くなった僕はすぐとなりにウキを並べさせてもらったのに。
クロダイはみのるにばかり、僕は何故か外道ばかり。
極めつけはみのるより浅いタナでカレイが掛かってしまったのだ。
なんとウキ止め用の半円シモリが無くなっていたのだ。
不幸な日は続く物でカモメまで釣ってしまった、しかも2匹も。
結局2日で釣れたのはクロダイ(チンタ)3匹、カサゴ1匹、メバル2匹、マルタ3匹、コチ1匹、カレイ2匹、
アイナメ2匹、カモメ2匹、木の枝1本、海藻多数等々、うえ〜ん。
対してみのるはクロダイ(最大25p)11匹、マルタ、アイナメ。
みのるの釣り座は沖の本流から磯際に回る脇流がワンドから出る潮とぶつかっているところで、
カケサガリになったワンドからドン深になるところだった。
まるっきり潮が読めないとはいえ、相変わらずポイント選びの勘が鋭いみのるだった。