大爆発?の巻
あれは、5月の府中競馬場
前日の検討から穴馬ばかりに目がいってしょうがない土曜日でした
しこたま財布に押し込んで一人でいそいそとでかけました
すると、第1レースから馬連6万円、ひぇー
やっぱり今日は荒れるぞと2レース(ダートの1,600)を再検討すると
いたいた穴馬が、人気薄の逃げ馬だ
府中は直線が長くて逃げ馬には辛いコースだが
それだけに、逃げ馬が穴をあけることが多いぞ
これから500円づつ7点人気馬に流すと
何と悠々逃げ切りで馬連3万7千円、えっへっへ
その後も穴っぽいところを買うとちょいちょい当たって
いよいよメインレース春のマイル王を決める安田記念だ
ここは、能力が違うシンコウラブリィで固いはずと
それまでの穴狙いから一転して人気サイドで10万円の大勝負
レースは、早めの淡々としたペースで進んでいよいよ直線の叩き合い
好位を進んだシンコウラブリィが内ラチ沿いを伸びてくる
(よし、伸びろー)
そこへ、前年の覇者ヤマニンゼファーが襲い掛かる
(この組み合わせならちょっといい配当かな、むふ)
後30mでそのままゴールというところで赤い帽子が馬群の中に突っ込んできた
1着ヤマニンゼファー、2着は写真判定
うーん、スローで見てもきわどいなー
電光掲示板には2着に5が点灯、6万円の大穴だー
シンコウラブリィーは鼻差の3着
やっぱり今日は荒れる日だったと終わってから思い出した
気を取り直して最終レース(芝の1,400)
ここにも穴馬がいたぞ
関西から出張してきた人気薄(7番人気)がいる
よし、これから流そう
メインははずしたもののまだ20万は浮いていたが
ちょっとリズムが悪いから千円ずつ10点買い、とちょっと弱気
後は貯金しよう
スタートするとこの関西馬手応えよくダッシュ
そのまま後続をちぎって逃げていく
すると、8枠の1頭が3コーナーから押さえが利かなくなって並びかけていくではないか
(あーあ、そこで脚を使ったら息が持たないぞ、折角大穴と思っておまえまで買っているのに、とほほ)
そのままの体勢で直線を向くと、やはり関西馬は強い
持ったままだ、そこへいくと2番手は必死になって叩いている
やっぱりだめだなこの手応えじゃ
とその後ろの馬群に目を移すと何とまだまだ大差があるではないか
(そのままー、そのままー、そのままー)
周りの視線を無視して叫びつづけると本当にそのまま1,2着でゴールイン
馬連530倍が簡単に当たっちゃいました
でも、これじゃまだまだ小爆発だよな
こんなことなら、浮いてる分の半分使って1万ずつ流せばよかった
ここで2句
荒れる日は やっぱり荒れるぞ 最後まで
関西馬 人気がなくても 気をつけろ
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