![]() ![]() ![]() 2001年9月30日(日) 夕方になってとうとう本格的に雨脚が強くなってきました。 今日で9月も終わり、休診日でしたが、結構バタバタしていました。 予約診療数件、アウト1件そう昨日帰りそこなったシロ君が退院でした。 飼い主さんも待ちどおしかったのか朝一番に迎えに来られました。 私は結局どこにも出ず、一日中赤ちゃん猫4匹の世話をしていました、 一日に数回ミルクを与えます、平日はスタッフが交代でがんばってくれていますが、 休診日の今日は私の仕事です。 早いものでずいぶんと大きくなりました、目も開いてきました、もうすぐ見えるようになるでしょう。 投稿2件有難うございました、悲しいこともいっぱい・・・・。 できるだけ楽しい話題をと思ってはいるのですが、 その日そのとき一番印象に残ったことを日記に書こうと思うとやはり・・・・。 現在午後6時、テレビでは高橋尚子選手の出場しているベルリンマラソンをライブ中継しています。 世界新出そうな予感・・・・。それではテレビがありますので、今日はこの辺で。 2001年9月29日(土) 今日は一日中強い風が吹いていました、台風の影響でしょうか? 午前中、ワクチン接種の外来が多かった様に思います、 毎月月初めにワクチン接種時期のダイレクトメールを出します、その反応はざまざま。 証明書に書いてある次回接種日どおりの日に来られる方、 ついつい忙しくされているのでしょう月末ぎりぎりに来られる方、 残念ながらあえて来られない方、飼い主さんによってホントさまざまです。 でも、「備えあれば・・・。」のことわざ通り、病気になったときにその明暗がハッキリします。 過去に私は「ワクチンさえしておけば・・・。」と飼い主さんを相手に何度話しをした事でしょう。 ワクチン接種しているかどうかで本当に違うんです、命がかかってるんです。 当院のある加治木町は自然豊か、住宅地のすぐ横には田んぼや畑があります、 ペット、特に犬のお散歩コースにはうってつけ、皆さんそう思っていらしゃいます。 田んぼのあぜ道を楽しそうに歩いているワンちゃんをよく見かけます、 あのワンちゃんワクチンしてんのかなー?とつい思ってしまいます。 先日から通院して来ていたワンちゃんが昨晩亡くなったと連絡をいただきました、 伝染病レプトスピラ症でした、そのワンちゃん来院時かなりの重症で、黄疸症状が特にひどかった。 やはりワクチン未接種でした、「ワクチンさえしておけば・・・。」と説明をし、死亡率の高いこと、 治療は大変難しいことなど話をしました。 4年ほど前に1回ワクチン接種をしたことはあったそうですがその後がなかったようで、 動物病院にもここ数年ほとんど行っていなかったそうです、 転勤の多いお仕事で掛かりつけがないらしく、ダイレクトメールは貰ったことが無いとか、 ワンちゃんにとっては不運でした・・・・・。 当院で年間相当数の犬のレプトスピラ症を診ます、非常に怖い病気、ほとんどが死亡してしまいます、 死亡率の高い原因のひとつにワクチン未接種と病気発見の遅れです。 動物は言葉が話せません、症状が出てはじめて飼い主さんが気づくケースがほとんど、そのときはもう手遅れ状態。 「ワクチンさえしておけば・・・・。」、ワクチン接種がいろんな病気からペットを守ってくれているのです。 今日帰りそこなった猫ちゃんが一匹、飼い主さんが急に都合が悪くなってお迎えは明日に・・・。 午前中から「今日帰れるねー。」とスタッフが話し掛けていたから、だいぶショックみたいです。 ![]() 2001年9月28日(金) 今日の一枚はトリーミングでさっぱりになったさくらちゃんです。 毎年数回超短くカットしにやってきます、でも今年はこれが最後、また暖かくなったらどうぞ・・・。 ![]() 今日掲示板に投稿1件頂きました、本当に悲しすぎます。 昨日里子に行った仔猫ちゃんの飼い主さんからでした、内容は非道極まりないことでした。 投稿いただいたような例は他にもたくさんあります、明らかに人災と思われる例です。 過去にはいろんな人為的だろういたずらがありました、 足に輪ゴムがきつく巻きつけてあったり、ペンキ、接着剤をかけられたり、耳を切られたり等もありました。 今まで最悪だったのが猫の首切り事件でした。 5年程前のこと、飼い主さんが血相をかえて猫を連れてこられました、 バスタオルに包まれた猫を見てビックリしました、首がばっさり切り離されていました。 飼い主さんは泣いてばかり・・・、少しずつ話を聞いてみると不可解なことばかりでした、 午前中は元気な姿を見かけていたのに、夕方になっても姿が見えないので探しに行ったそうです、 その猫ちゃん明らかに人目につきそうなところに置かれていたそうで、無残な姿で発見されました。、 でも、置いてある場所には血が流れていなかったことなどから、他で殺されたんだと推察できます、 そしてあえて飼い主さんの目に留まるようなところに置きに来たんだと思います、 意外と近くの住人が関わっていたのではないかと思います、本当に残念です。 首を切り落とされた猫ちゃんを飼い主さんのたっての希望で首を体とつなぐために手術室で縫合しました。 縫合したところは毛で隠れてくれているため見た目普通の猫さんに見えました、 飼い主さん「これで天国でもちゃんと遊べるね。」と、猫ちゃんとお別れをされていました。 本当に怖いことです、虐待や暴力の矛先がペットに向かってきているのでしょうか・・・。 2001年9月27日(木) 今月19日に当院前に置きざりにされていた猫ちゃん(里親募集に掲載)が貰われていきました。 保護した時はがりがりだったのですがこの一週間でだいぶしっかりしてきていました。 スタッフにもなれすごくかわいくなってました、食事もいっぱい食べてくれるようになっていました。 新しい飼い主さんがきっと大事に飼ってくださる事と思います、有難うございました。 いなくなるとちょっぴりさびしくなっちゃいましたけど・・・。でもまだ4匹、がんばります。 さて、月日の経つのは早いものですねー、1ヶ月あっという間に過ぎちゃいました。 今日、1ヶ月前ワクチン接種で来たシルバ君(8月27日写真掲載)がやってきました、 2回目のワクチン接種と4日間のホテルのために、ずいぶんと大きくなってやってきました。 シルバ君は大型犬種ラブラドールレトリーバー、これからもどんどん大きくなっていきます。 ![]() 昨日避妊手術をしたチョコちゃんも元気に退院しました。 チョコ君じゃなくてチョコちゃんと呼んであげてくださいと飼い主さんにち・ゃ・ん・と!お願いしておきました。 きっと今ごろ家族の皆に「チョコちゃんは女の子だったんだー。」と話し掛けてもらっていることでしょう。 2001年9月26日(水) 午前中の診療もあと少しという頃、おしっこに血が混じってるということで来院が1件ありました、 つい先日トリーミングをしたワンちゃんでした。 診察室に通っていただいて、元気、食欲、おしっこの回数、等々いくつか質問をし、さて診察。 「先生、膀胱炎ですか?」と飼い主さん。 確かに陰部から出血がありました、それは膀胱炎の出血ではなく、発情に伴う出血でした。 そのワンちゃんは今年の2月生まれ、初めての発情出血でした。 私が「この出血は病気じゃなくて発情に伴うもの、心配しないで。」といいますと、 飼い主さん「そうですか、発情ですか。」と、 で私が「発情期はオスが寄っ来るので気を付けてください。」というと、 飼い主さん「わかりました。オスでも発情期があるんですね。」と、 私はそのときてっきり寄ってくるオスの方のことだとばっかり思ってました、 で私は「だいたい2週間くらいでこの発情出血も終わりますから、陰部もだんだん小さくなりますし。」と説明しました。 「先生、この子のおチンチン何か変なんです、他のオスと違うんです。」と飼い主さん、 私が「メスだもんオスとは違うよ。」というと「えーーっ、この子メスなんですか?」と・・・・・。 さあそれからが大変、飼い主さんはあまりに急なことでショックを隠せず驚いてるし、 カルテを見たら確かにオスと書いてあり、おまけにコンピュータのカルテ登録までオス、何たる不覚。 トリーミングが最初だったので書いてもらったカルテをしっかりチェックしなかった私も悪かったのです。 そのとき特に性別については質問もなかったんだと思います、あればとっくにきずいてましたし。 なんと7ヶ月間ものあいだずーっとオスだと思っていた飼い主さん、急にメスだって言われてもビックリもしますよね。 でも勘違いしていただけワンちゃんはおんなじ・・・、大丈夫! 幸いワンちゃんの名前はチョコ、ほんと良かった、これが男の子の名前だったら大変でした、 ○○太郎とか○○介とかだったら名前まで変えてあげなきゃいけないところでした。 と、だいぶ落ち着かれたのでしょうか「じゃあもう避妊手術してください。」とのこと、 思い立ったがなんとか、お受けして、今日手術してしまいました。 以前にも性別違いはあったんですが、勘違い7ヶ月間は最長かもしれません・・・・。おもしろかった! ![]() 2001年9月25日(火) 連休ホテル預かりのワンちゃん2匹、猫さん1匹が帰っていきました。 これでぜーんぶアウト、入院室が静かになりました。 またまた事件発生です、今朝玄関の前にダンボール箱が一つ・・・、今度は仔猫3匹でした。 まだ目も開いていません、へその緒がやっと取れた感じで、生まれて4〜5日といったところでしょうか。 早速スタッフにお願いしてミルクを与えてもらいました、まだミルクの飲み方が下手なので面倒見るのも大変です。 これでこの秋が4匹目、今年通算8匹目です。昨年が11匹でしたのでこのままだと・・・・。 どなたか貰ってくださーい、お願いします。もう少し大きくなったら里子に出せると思います。 精一杯のことは致します、ワクチンでも駆虫剤でも何でも・・・。どうぞ宜しく! さて今日の一枚はシーズーの仔犬2匹です、平成13年7月30日生まれ、健康診断にご来院。 ![]() ケンタ君とハッピーちゃんのところにはもうすでに4匹のシーズーがいます。 今回その中の一匹が出産、3匹生んだんですが一匹は他所へ。 で、現在総勢6匹になってしまいました・・・。 私が「大変でしょうたくさんになって。」と聞きましたところ、「10匹までは、飼おうかな?」と飼い主さん、恐れ入ります・・・。 さすがです、本当にしっかりと管理もされていますし、予防も完璧、おまけにオシャレだってしないといけない犬種、 予防、トリーミングにかかわる費用も年間にすればかなりのものになると思います、 これまでの経験も豊富、そういったことをしっかりと踏まえた上での発言でしょうから安心はしています。 10匹まではあと4匹余裕がありますし、この際ですからかんばって下さいね。 数が多ければそれだけ大変でしょうけれども、その分幸せも多いはず、個性もそれぞれ、毎日が楽しそう・・・。 2001年9月24日(月) 皆さん振り替え休日いかがでしたか? 私は午後2時のフライトで帰ってきました、今日は天気がよく日本列島がはっきりわかりました。 飛行機の窓から撮影した写真です、さてこの地形いったいどこでしょうか? ![]() 夕方の診療がバタバタでした、ホテルアウトが3件、外来診療が3件、急患が1件。 そしてこれから午後9時30分のホテルアウトがもう1件、それを待ってる間にいま日記を書いてます。 今日は何とか今日中に日記をアップ出来そうです。 実を言うと昨日の日記、アップした時は夜中の12時を過ぎてしまっていました、うーん残念。 ミュージカル鑑賞後に途中まで書いてそれから食事に行ってしまったものですから・・・。 でも昨日の日記は写真添付でトラブルもなくノートパソコンからアップできたので大満足。 これでノートパソコンさえ持ち歩いてれば携帯が通じる所だったらどこからでも日記が書けます。 次は海外から日記の更新ができるように勉強してみます。 昨日1件投稿をいただいていました、有難うございます。 22日掲載写真のモモちゃんの飼い主さんからでした、目もだいぶ良いとのこと、良かった。 2001年9月23日(日) 今日は秋分の日、当院も日曜で休診、明日まで振り替え休日で連休です。 午前中予約外来を4件診て、入院ペットの治療を済ませ、11時に外出。 で、現在午後12時55分今飛行機の中です、ノートパソコンを持ち出してこうやって日記を書いています。 今日は風が強いらしく少々揺れています、到着まであと50分ほど・・・。 これから某所までライオンキングのミュージカルを観劇に行ってきます。 久々の仕事がらみでない私の休日です、明日の夕方には帰らなくてはいけないのですが・・・。 私の趣味の一つに演劇鑑賞があります、ミュージカルからストレートプレイまで何でも、 ジャンルも和洋折衷、歌舞伎もたまに・・・。過去にはブロードウェイまで出かけていったことも・・・。 学生の時期とインターンの時期、東京に居ました、よくいろんな劇場に通っていました、 でも、残念ながら鹿児島ではなかなか観ることが出来ないため今日のように出かけてきます。 ![]() 現在午後9時、先ほどミュージカルが終わりました、やっぱり素晴らしかった。 以前見たときよりも数段良かったように思います、映画と違って毎回出演者が違うためステージごとに印象が異なります。 見れば見るほどヤミツキになってしまいます。また機会を作って見に来たいものです。 今日の日記は某所からアップしてみます、日本ではありますけど・・・。 2001年9月22日(土) 昨日の集中豪雨被害はなかったでしょうか?今日はうってかわって秋晴れでした。 明日から連休、土曜休みの方は3連休、またペットホテルでの預かりが増えました。 さて、昨日掲載のワンちゃん、正解はパピオン犬でした、私も残念ながらハズレてしまいました。 ちょっと訳ありでバリカンがけをすることになったそうです、でもじきにまた毛は生えそろうでしょうから・・・。 当院は午前中から忙しくしていました、土曜日だったせいもあるのでしょう、あっという間に一日が終わりました。 明日、明後日も仕事、ホテルの出入り、入院が数件、予約外来が数件、 このまま天気がよいといいのだけれど、雨だと預かりワンちゃんの散歩が大変なんで・・・。 今日の一枚はパグ犬のモモちゃん、ただ今目の病気で通院中、だいぶよくなりました。 ![]() ね、かわいいでしょう、大きな目がチャームポイント、ついでに額のシワも。 だけど本来チャームポイントであるはずの目がちょいと大きいものだから災いの元、 先月は左目を、今月になって右目を、どちらも同じ様に角膜に傷が出来ちゃってさぁー大変。 角膜傷の場合、傷がどのくらいの大きさで、どのくらい深いかを診断するために特殊な染料を使って染色します、 そうすると傷だけがくっきり染色されて私にも飼い主さんにもはっきりとわかります。 モモちゃんは今回で3度目「あら、まただー。」と飼い主さんももうなれっこ・・・。で、治療が始まり、現在治療中。 バグやシーズーのように目の大きい種類の犬は目の病気が結構多いようです、 角膜外傷がほとんど、鼻が低くて目が飛び出しているものだから、鼻より先に目があたっちゃうんでしょうね。 ちょっとヘンなたとえだけれどこれが人間だったらピンポン球位の目が鼻より前に出てることになるわけ、 犬種によって特徴もさまざま、その特徴があだになって病気を引き起こすことも、少しばかり因果ですよね。 でもそういったデメリットよりもかわいさが数倍勝っているのも事実、私ですらかわいいなと思ってしまいます。 モモちゃん早く治るといいね、でもまただーってことがないようにね。 ご主人いわく、「ゴーグルがいるな。」と、ぽつり・・・。同感! 投稿一件いただきました、有難うございます。 ホームページ開設のお知らせをお渡ししたところほんとに早速見て、書いていただきました。 機会を見てにゃんこちゃんの写真を一枚撮ろうと思ってはいるのですが・・・、 なにせ怖がりさん、ヒップのアップなら大丈夫かな? 2001年9月21日(金) 怖いですねー、新種のコンピュータウイルス「ニムダ」というそうですね。 鹿児島県庁でも感染がわかったと今朝の新聞に書いてありました、 ホームページも閉鎖したとか・・・、テロとの関連もやはり疑われているそうです。 さっそく当院ホームページドクターに聞いてみましたところ、やはり気をつけたほうがいいそうです。 むやみに知らないホームページを見に行かないこと、知らない人からのメールは絶対開かないこと、 まあ一個人を狙ってるわけはないのでしょうけれども感染しないように出来うることを・・・。 けさメールをチェックしたら大きな写真といっしょに「この犬はなんでしょう?」という質問が送られてきました。 きっとなぞなぞなんでしょうが?そのワンちゃんどうやらカットしてもらったらしく、それもかなり短く、 もうどこにもらしき特徴が見当たりません、だいぶ考えてとりあえず返信しておきました。 さて、今日の一枚はそのワンちゃんです。 ![]() 夕方5時、急にすごい豪雨になってしまいました、まるで真夏の夕立みたいにすごかったです。 なにせ急だったので洗濯物を取り入れたり窓を閉めたりでドタバタ・・・。 ちょうど豪雨の中来院された飼い主さん、駐車場に入ったまでは良かったのですが外に出られず車のなかで待機、 かれこれ20分くらいは待っていらしゃっいました。車寄せ作っときゃよかったなー。 次に来られた飼い主さんは来る途中「ワイパーがぜんぜん役に立たなかった。」とおしゃってました、 電話で雨がひどいので行けそうにありませんとわざわざご連絡を下さった方も。 ほんと集中豪雨でした・・・。最近の天気変ですよね、これも異常気象なんでしょうか。 今夜はこのまま雨でしょうね、このまま雨が降り続くと散歩がたいへんだ・・・! 2001年9月20日(木) 今日の新聞に強力コンピュータウイルスが猛威を振るっているという記事が載っていました。 昨日のアクセス不能も今思えばそうだったのかもしれませんよね。 コンピュータテロの疑いも否定できないと記事に書いてあります、怖いですよね。 そのウイルスは感染力が強いらしく、すでに感染したホームページを開くだけで感染するらしいとか? 皆さんもどうぞ気を付けてください。 できる対策はとうぶん知らないホームページをむやみに開かないことぐらいでしょうかね。 まさかとは思いますが当院ホームページは大丈夫かな? まあ、大丈夫だとは思いますが、何せ感染してるかなんて私じゃわかりませんしどうしましょう。 とりあえず日記は毎日書いてアップします、楽しみに見てくださっている方がいらっしゃるやもしれませんので。 今日はこの辺で止めておきます、今日の一枚もお休みです、早く読み終わって回線切断できますように・・・・。 2001年9月19日(水) まただー、今朝玄関にダンボール箱、中には仔猫が一匹、捨て猫でした。 毎年恒例、もうビックリもしなくなってしまいました、スタッフだって同様、何食べるかなー?と。 これからその仔猫が大きくなるのと競争しながら里親探しが始まります。 院内掲示板に里親募集のお知らせを貼り、外来患者さん皆に声を掛け、ホームページにも掲載し、 大型スーパーの掲示板にも貼ってもらって、いろんな形で探します。 ![]() ![]() ただ今午後2時、少しでも早く里親探しをとおもって、当院ホームページの里親探しコーナーに掲示して、 さてアップをしようと思ったら、臨時メンテナンスらしいそうで、残念。 どうも今朝からアクセスできないなーと思ってましたら案の定、このままメンテナンスが長引けば・・・・、 今日の日記だってアップできないかもしれません、夕方までには終わってるといいのですが、 しょうがないので様子うかがいでひとまず休憩・・・・。 ただ今午後5時、やっとホストコンピュータに接続できるようになりました、良かった。 あらためて、里親募集のお知らせをこの日記からもさせていただきます。 生後1ヶ月ほど・女の子♀・黒トラ模様。ワクチン2回接種付き、避妊手術(6ヵ月後)半額。 皆さんどうぞ宜しくお願いします・・・・。今日は早めにアップします。 2001年9月18日(火) ウサギのプリオ君が爪切りにご来院。すかさずカメラを向けて一枚・・・。 ![]() 午前中、一匹のコーギーちゃんと飼い主さんの外来がありました、皮膚病とのこと・・・・。 さっそく診察、確かに前足のひじ外側に脱毛したところがありました。 ハーイ、診断はスワリダコでした。飼い主さんも聞いてビックリ、「犬にスワリダコですか?」と微笑が・・・。 犬の種類によってできること、座り方によってできること、左右にできることなど説明しました。 今回のように気が付いたらすぐに行動することは大変いいことだと思います、電話してみるなり、来院するなり、 どうぞ私に尋ねてみてください、結構電話口で解決することも多々あります。 たとえば電話で「先生歯が抜けました血も出てます大丈夫でしょうか?」といった質問は本当にたくさん受けます。 対応はまずカルテでそのペットの生年月日を調べます、すると大体が生後5ヶ月ごろ、 そうです乳歯が抜け落ち永久歯に生え変わる頃、抜けてあたりまえ、かえって抜けない方がのちのち厄介になってきます。 で、説明させてもらうと、「ペットも歯が抜け替わるんですか?知りませんでした。」と飼い主さんのお言葉・・・。 犬猫だって哺乳類、おおまかに言えば人間と同じです、ちゃんと歯が生え変わるんです。 冷静になって考えれば・・・、こと我が家のかわいいペットのことになると皆さんおんなじ・・・、 まったく経験していないと特に、心配の方が先になってしまうんでしょうね。 今日のスワリダコのケースも同じです、私が外来診療中で忙しくしていましたものですから、電話対応できすでした、 結局来院していただいて拝見させていただいた上での診断でしたのでパーフェクト、一見にしかず。 今日の飼い主さんは今後、他の犬を見るとその犬のひじに目がいくことでしょね・・・きっと。 また一つ飼い主さんとしての幅が広がりましたよね、知ってしまえばなーんだ!なんですよ。 動物病院でしか起こりえないエピソードは他にもいっぱい、また機会を見つけてご紹介しましょう。 これからは電話じゃなくてメールでも結構ですよ、これからもたくさんの情報を提供したいと思っています。 2001年9月17日(月) 連休明け、一日中出入りの多い日でした、土曜の分が今日になった感じでした。 昨夜は日記をノートパソコンでアップしてから、約束があって出かけ、帰宅は深夜0時過ぎでした。 でも、本日は寝不足といった感じはなく、結構、忙しさの流れに乗って張り切って仕事していました。 特に問題のある外来や、重症例もなく、きっちり7時に終了できました。中身の濃い一日でした。 先週骨盤骨折で手術した猫ちゃんに食欲が出てきて、飼い主さんがお見舞いで持ってこられたおかかをぺろリ、 痛みが取れてきたんでしょう、立ち上がろうともしていました。 で、夕方またもやお見舞いにいらっしゃいました、おかかパック特大袋とともに・・・。 この季節は車を走らせていると、道路の真中にぺちゃんこになったペットの死骸だろう物体を目にします。 タイヤに何度も踏まれてしまって、それが犬だか猫だかも区別がつかないくらいになっています。 そのおおよそは猫に間違いないんでしょうけれども、このあたりでは時にはたぬきやきつねだったりすることも・・・。 いかんせん車は必需品、私だって重宝しています、でもこの車社会がペットの事故を増加させているわけで、 ある飼い主さんが「近道だから団地の中をスピード出して通っていく車がいる。」と嘆いていらっしゃいました。 特に放し飼いの猫の飼い主さんにとっては心配な季節です、お宅の猫ちゃん大丈夫でしょうかねー。 今日の一枚はトイプードルのラブ君です。それにしてもプードルカットっておもしろいですよね、 顔にはバリカンあてて、足先としっぽにはぼんぼり・・・・・うぁー? ![]() 2001年9月16日(日) 休診日でした、予約外来とホテルアウトが数件。 で、昨夜の日記の続き・・・、 着替えが間に合わなくて私服のまま診察してしまいました。 エイリアンどころかヴェテリナリアンにも変身できず・・・、残念! 飼い主さんの到着にはもう少し時間がかかるだろうと思っていましたので、 玄関のドアが開いたときにはてっきり○○君(当院ホームページドクター)と思ってしまいました、 ちょっとパソコンのことでまたお世話になることになっていたものですから、ほんとてっきり・・・。 飼い主さん、心配で猛スピードで来られたんでしょうきっと、速かったー。 肝心の目の具合は角膜に一ヶ所傷が出来てまして重症ではありませんでした、中症?かな。 診療終わって、それからパソコン講習でした、今回はノートパソコンから日記をアップするノウハウでした。 で、今日は教わったことを忘れないうちにと思ってノートパソコンで書いて、アップしようと現在進行中。 いつもだと日記は診療時間終了後一階の病院にあるパソコンで書いています、 これからは二階からでもノートパソコンで書いてアップできるし、外出先からだって書いてアップできます。 またまた便利になってしまいました、けど、やっぱり私の頭脳の方が追いつかないかもしれません。 そのうち専門用語で言うフリーズしてしまいそう・・・。かんばろー! ![]() 今日の写真はホームページドクターから提供していただきました、白の彼岸花は珍しいですよね。 2001年9月15日(土) 敬老の日、当院は休診させていただきました。 私は所用で不在でした、先ほど帰宅(午後9時)。 今日はスタッフが当番制で休日出勤してくれました。 昨日まで通院治療中のクライアントには不在であることを前もって知らせておきました。 何かのっひきならないことがあった場合の連絡先をメモ書きして渡しておきました、 携帯電話のメールアドレスをです・・・。 電波の届かない場所にいてもメールだったらあとで問い合わせでしっかりキャッチできますしね。 ほんと便利ですよね・・・。 と、日記を書いてたら電話・・・、現在午後10時。 これから外来1件診察です、目がおかしいとのこと、心配で連絡をされました。 症状を聞いてみましたがやはり診ないとなんとも?といったかんじで、 こと目に関しては慎重な判断が必要でしたので来院していただくことにしました。 少々遠いところからおいでいただくため到着までには時間があるはず、 その間に日記を書き終えて、校正して、アップして、Finish! さーて、私もそろそろ着替えてヴェテリナリアン(Veterinarian)に変身しましょう、 間違ってもエイリアンに変身しないように気を付けながら・・・。っな、なれるか! 2001年9月14日(金) 一日中天候不順、時たま強い雨が降ったりもしました。 雨にもかかわらず外来の多い日でした、雨だと病院に来るということだけでも大変です。 ある飼い主さん「今日は後部座席にビニールシートを敷いてつれて来ました。」と・・。 明日明後日と連休で休診のためでしょうか「早めに」と考えられてのことでしょう。 午後からはホテルのイン外来が続きました、滞在予定はほとんどが日曜夕方まで。 今週、来週と連休が続きます、くわえて9月は旅行シーズン、入院室はしばしペットホテルに・・・。 今日はホテル滞在中の猫ちゃんをご紹介しましょう。名前はとら君、今回がはじめてのお泊りです。 ![]() とら君は昨日やってきました、初めてだったせいか明らかに緊張していました、足の裏は汗でびっしょり、 怒ったり、騒いだりはありませんでしたがケージに入ったとたん、バスタオルの下に隠れてしまいました、 昨夜の食事は今朝までにはなくなっていました、幾分緊張も取れたのでしょう、 今日はちゃんとバスタオルの上に座っていました、ちょっと安心・・・。 ところで、ホテル滞在ペットが増えると、ケージ割を管理することに加えもう一つ管理することが増えます、 今回も入院室のホワイトボードには字がいっぱい並んでいます。 まずケージごとにペットの名前、イン・アウトの日付け、キャリー籠の有無、それとそのペットの持ち物です。 それはぬいぐるみ、食器、お散歩用リード、フード、おやつなどなどたくさんの持ち物が運ばれてきます・・・。 で、時々「先生、このぬいぐるみも一緒に入れてあげてくださいね。」と飼い主さんからのご要望があります。 お預かりする当のペットよりも容積の大きいぬいぐるみだったりもします、 でご要望どおりペットとぬいぐるみを一緒にゲージに入れますと・・・「ペットはどこ?」状態、 入院室に入るたびにおおきなぬいぐるみだけが目にはいります、ぬいぐるみを預かっているような錯覚に陥ります。 最近のペットは物持ちなんでしょうね、うらやましいなー。 さぁーて、お宅の場合はいかがでしょうか・・・・・・・・・・、あれっ、今笑いませんでしたか・・・・・? 投稿2件有難うございます。 さすが昔とったキネズカ、そんな器具普通は待ってませんし・・・。 ブラッドオレンジジュースは・・・?鹿児島でも売ってるか探してみます。 2001年9月13日(木) テロの惨劇の映像すごいですね、昨夜もテロ報道のテレビ番組ばかり見ていました。 当院の今日は幾分ゆっくりな一日でした。 昼間に歯石除去を2件、先日買い換えた歯石除去器が大活躍。(古いのは突然「ぶっ壊れ!」ました。) 最近、歯石除去に関心を向けてくださっている飼い主さんが多くなりました。 私は「治療より予防を!」といつもお願いしています。 予防接種、定期検診、予防薬、歯石除去の4項目は大変重要です。 日ごろこれらのことに心がけていてくださると数多くの疾病が発症せずにすみます。費用の面でも経済的です。 つまり予防にかかる費用はあらかじめ提示できます、体重、種類、項目等ではっきりしています。 がしかし、いったん病気になってしまうと治療費はその病気が治るまでどのくらい必要になるか分かりません。 病気で来院される飼い主さんに「先生、どのくらいかかりますか?」と質問をうけます。 何日で治るか、費用はどのくらいかといった内容です。 ほとんどがおおよそでしか答えられません、過去に予防等が何もなされていない場合は特にそうです。 何もしていないとどんな病気かを見つけるだけでも大変です、その分検査も余計に必要です。 そうすると費用がかさんでいきます、予防費の数倍・数十倍になってしまします。 当院でも毎年少数派ではありますが何人かの飼い主さんが経済的な面で治療を断念される方がいらっしゃいます。 「そんなにかかるんだったら・・・・。」と・・・。 ほんと?と思われるでしょうが本当です。 それぞれにいろんな事情や理由がおありなのでしょう・・・・。 今日登場のワンちゃんはダイ君、歯石を取リにやってきました。 ![]() 2001年9月12日(水) 怖いですねー、テロリズム。犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。 昨夜ニューヨークの世界貿易センタービルが崩れていくのをテレビで見ていました。 あまりに凄まじい光景を見たのと、もう二度とビルを訪れることが出来ないんだなと思って悲しくなってしまいました。 数年前、私自身ビルの展望台に行った事があります、すばらしい景観でした。 360度のパノラマ、遮るもののない高さから見る街の様子は見る方向によって異なり、 これぞニューヨークだ、今ニューヨークにいるんだと感じたことを記憶としてしっかり覚えています。 ニューヨークは私の大好きな街の一つです、これまでに数回訪れましたが、何度いってもすばらしいところ。 ちょうどセンタービルのななめ前の湾にはリバティー島があります、自由の女神の銅像がある島です。 この惨劇、きっとミス・リバティーも悲しんでいることでしょう・・・。 さて、今日はやっぱりテレビが気になってずーっと見ていました、仕事の合間に。 外来いつもくらいと予約分の手術を昼間に済ませ先ほど診療時間が終わりました。 また今夜もこれからテレビに釘づけでしょう。今後これ以上のテロが起こらないことを懇願します。 さぁーて今日の一枚はいったい誰でしょう?私のお気に入りの猫さんです。 ![]() 正解はナナちゃん(8月16日にも掲載。)でした。そんなの判るかー!とお怒りはごもっとも、すみません。 今回は歯槽膿漏で数日前から入院、歯石取りと歯肉炎の治療をしました。本日めでたく退院でした。 ナナちゃんとはもう8年来のお付き合い、昨年亡くなられたおじいちゃんの忘れ形見です。 昨晩投稿もう一件、有難うございました。華ちゃんのきれいな姿は心の中に焼きついているばず、 またいつでもきれいに、いえゴージャスにしてさしあげます。次回は直行帰宅を・・・。 2001年9月11日(火) 午前中は極小動物専門病院かなと思ったくらい小さい動物の外来が続きました。 まず、セキセイインコの卵づまり、そしてハムスターの結膜炎、もう一匹ハムスターの皮膚病、 最期にウサギ2匹と・・・。 今日は本日外来のウサギさん2匹を激写?。 ロップイヤーという種類のウサギさんです。 ポテト君とサラダちゃん、今日は歯のお手入れに二匹仲良くやってきました。 ![]() こちらのお二人、以前からどうも歯の噛みあわせが悪く、そのため歯がどんどん伸びてしまいます。 時々ですが伸びすぎた歯をちょうどいい長さにカットしに通ってきます。 本来ウサギの歯は上下の歯が重なり合いこすれ合ってお互いの歯が伸びすぎないようになっています。 でもいったん噛み合せが悪くなるとその歯は伸び放題。 ウサギは人間や犬猫達の歯と違って日々成長していきます。面白いですよね、いや不思議ですよね。 動物病院ではあるんですがやっぱり見てあげられない動物もあります。 その理由は私サイドの勉強不足からがほとんど、特に爬虫類は代表的な疾患くらいまで、 手術なんて到底出来ません、魚類もあまり得意ではありません。 それと個人的に蛇が大の苦手、ほんとに苦手、近寄れません、だから診てあげられません。 最近ではつい先日グリーンイグアナさんの来院がありました。ビタミン不足でした・・・。 安堵! 投稿有難うございます、ジョイスちゃんカメラ向けたらポーズとったんですよ、やっぱりゴージャスだなー。 2001年9月10日(月) 今日はコリー犬のジョイスちゃんをご紹介しましょう。 ![]() http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/5287/joice.html ジョイスちゃんは県内のとある町に住んでいます。ホームページも持っているんですよ。 お友達の猫さん達と撮った写真がいっぱい、ぜひ訪れてみてください。 午前10頃、「先生、犬がのどに何か引っ掛けたみたい?」と電話連絡がありました。 飼い主さん自身が犬の口を大きく開けて指をのどの奥まで入れてみたら何かがさわれたそうです。 「骨みたいな気がする。」とのこと、私の返事は「できるだけ早く来て下さい。」でした。 でさっそく来院、確かにゴホッゴホッと咳き込んでいました。 飼い主さん「先生、何か大きいものが引っ掛かってます、指で触れましたから、舌のちょっと奥です。」と、 麻酔をかけ開口器を使って口を大きく開け調べてみました、触診もしてみました、特に異常なしでした。 「何もないけど?」と私、「そんなはずない。」と飼い主さん。 直接飼い主さんに触ってもらいました、「先生、ほらこれこれ、やっぱりある。」と・・・。 それはなんとのどの奥の骨でした、骨といってものどの奥に引っ掛かった骨ではなく、もともとある骨、つまり正常でした。 もしかしたら飲み込んだ可能性もあるので大事を取ってレントゲンも撮りましたが、 のど、食道、胃まで異常なし、やはり勘違いでした。飼い主さん「ほっ!」。 「じゃあ、あの咳はなんだったんでしょうか?だんだんひどくなったし。」と質問、 「たまたまつばが気管に入ったんじゃないですか?ひどくなったのは指の入れすぎ。」と回答。 でも、無理もありません、普通だったらあんなところまで指なんて入れられません、それも麻酔なしにですよ。 たまたまおとなしいワンちゃんだったこと、たまたま前夜に骨付きから揚げをあげていたこと、 偶然が重なってしまったんでしょうね。大事に至らなくて良かった・・・・これにて一犬?落着。 飼い主さん「せっかく麻酔かけたんだからシャンプーとカットをしてください。」とのご要望。 夕方にはさっぱりときれいになって元気に帰っていきました。 思い出しました、そういえば以前、「この子薬を飲むのがうまいんですよ。」と飼い主さんから聞いたことがありました。 きっと日ごろから口を大きく開ける習慣が付いていたんでしょうね。すばらしい・・・。 忙しかったけれども楽しい一日でした。・・・・・Have a good night. 投稿一件いただきました有難うございます、今度こそはメールをキャッチしてください。 2001年9月9日(日) 日曜休診でした。午前午後とで4件の予約診療がありました。 今日は午前の診療を済ませ昼過ぎからは友人の理容店にカットに行き、帰りにパソコンショップにぶらり・・・、 4時過ぎに帰ってきて午後の診療・・・。おおむね穏やかな一日でした。 先日、今晩7時からの夕食会にお誘いがあったんですが、 こんなことならOKしておけばよかったと今になってちょっぴり後悔。 でもこういった仕事をしていますと絶対行けるという保証がないものですから、 特に前もって予約が必要な場合はついついダメになった時のことを考えると遠慮してしまいます。 迷惑を掛けたくないということもありますが過去に何度か苦い経験があってのこと、 約束があるときに限って急患が飛び込んできます、ほんと不思議です。日ごろの行いが悪いのかなー? 今までに飛行機に乗り遅れたことも数回あったし、会に1時間遅刻したり、とうとう出席できなかったり、 迎えに来てくれた友人をずいぶん待たせてしまったり、などなどほんとに因果です。 でもそれは相手側つまり急患で来られた飼い主さん達にとってはラッキー、 「診て貰えてよかった。」と、皆さんおっしゃいます。 こちら側のことは非常にアンラッキーだけれども、お役にたてたんだなーと・・・。 また誘ってくださーい。ちょっとだけアバウトな約束で! さて、今朝一通のメールが届いていました。 「ハムスターが亡くなりました。」と、訃報の内容でした。 ハムスターきたろう君の飼い主さんとはメールを数回やり取りさせていただきました。 病気のこと、治療のこと、手術のこと、いろいろ・・・。 それからしばらくして「手術をしたい!」と連絡をいただきました。 手術をするにはいろんなリスクが伴うことなど前もってメールでお知らせしていましたので、 決断されるのには納得をされてではあったんでしょうがずいぶんと勇気も必要だったと思います。 そして手術をしました、結果はあまり良いとはいえませんでした、最善尽くせずでした。 病に侵された部分を大きく取り除きたかったのですが、何せ相手が小さすぎる、限界がありました。 手術後通院もしていただきましたが、余命としては・・・・。 最期の頃は大変だったと思います、見るに耐えられない状態になっていたと思います、 それでもがんばられました、しっかり最期まで飼い主としての責任を果たされました。 きたろう君、すばらしい飼い主さんに出会えてよかったね、安らかに・・・。 2001年9月8日(土) うわさをすればなんとやら・・・、とよく耳にしますし、使います。 やはり本当でした、昨日伝言板に投稿をもらったばろん君が本日ご来院。 ライオンに変身するにはどうしたらいいのか?と相談に来たんだとばっかり、が病気外来でした。 今朝から症状が出たとのこと、まず血液を2ccほど採取し、血液検査をしました。 検査結果からいくつかの病気が考えられました、それにもとずく治療をしました。 ばろん君はゴールデンレトリーバー、体重30kg強、御年10歳、大きいでしょう。 点滴だって1リットル近くします、それでも当のばろん君は平気・・・。ちーっとも痛くないって感じ・・。 がんばればろん君、そしてあーした元気になーぁれ!。ついでに天気も・・・? ![]() やはり土曜日だった、忙しかった、大変だった、眠かった・・・。 結局帰宅は午前3時、それから就寝、だがこともあろうに6時には目が覚めその後寝付けず。 シャワーをあびて、新聞読んで、NHKのちゅらさん見て、あっというまに9時、で病院スタート! あっというまに一日終了、今週は日によってだいぶ忙しさがちがっていてかえって疲れてしまいました。 忙しさが天候に多少とも左右されるのは仕方のないこと、だけどちょっとリズムが狂っちゃいます。 あっ、台風どうなったんでしょうか?また接近してくるんでしょうか? そうだ4日にご紹介した猫のシャケ君、今日元気に退院しました。 でも心残りがひ・と・つ。シャケ君、鮭が好きだか飼い主さんに聞くの忘れた・・・、うーん残念! 2001年9月7日(金) また夏に逆戻りしたような天気でした、初秋だというのに。 昨日ゆっくりだった分今日にしわ寄せが来たのでしょうか? 外来、手術等々ばたばた忙しい一日でした。 ただ今午後7時15分、本日の診療は終了、がしかし・・・これで終わりではなかった。 昼からの手術を一件済ませた頃、一枚のファックスが送られてきました・・・。 そこには犬の前足の骨が折れている様子が書かれていました。 見なかったことにしようかなーとも思いましたが・・・覚悟を決めました、 今日中には帰ってきたい(願望)、夜中の12時になったらかぼちゃの馬車で・・・。 と、現実はそんなにロマンティックな訳もなく、早く出かけないといけないんだけれど、 日記を書いてからと思ってキーボード叩いてます。Hurry Up! 今日もたくさん書きたいことがあるんだけれど、今の私には時間がない、 明日になれば今日の出来事なんて色あせちゃうし、やっぱりタイムリーなのが一番、 で、今日の一枚はワンちゃんのレオ君、去勢手術で来院、 手術といっても去勢手術だったら通いでOK、夕方には帰っていきました。 ![]() ばろん君投稿有難う、これからの季節散歩にはうってつけ、いっぱい遊んでもらってね。 では早々ですがおやすみなさい。私はこれから出かけけてきます・・・。えーと、どこまで行くんだっけか? 2001年9月6日(木) 病院を開けたとたんすごい豪雨、雷は鳴っているし、空は真っ暗・・・。 そのためか午前中の外来はたったの5件でした。 昼間も相かわらずの雨模様、猫の避妊手術を2件済ませ、 読みかけの本を夕方の診療が始まるまで読むことが出来ました。 午後4時前、先日デリバリーで届いたブラッドオレンジジュース(私の大好物の一つ)でスタッフとお茶をし、 午後の診療へ・・・。 今日は久々にゆっくりとした時間が取れたように思いました。 本来あまり雨は好きではないのだけれど時々はいいなーといった感じでした。 でも、スタッフは大変、雨が降るとワンちゃんの散歩に一苦労です。 濡れるのがいやで外に出たがらなかったり、 そうかと思うと雨が降ろうがお構いなしにさっさと散歩に出かけたりと、性格もそれぞれ。 散歩に出れば出たでいっこうにうんちおしっこをしなかったり、 さんざん歩き回ってびしょ濡れになって、部屋に入ったとたん、ブルンブルンと水しぶき・・・。 見ている分には楽しい光景だがスタッフにとっては余計な仕事が増えるだけ、ご苦労様。 今日の一枚いや二枚は、昼間に避妊手術をした親子(母、娘)の猫ちゃんです。 ![]() ![]() ママのミケちゃん 娘のシロちゃん 飼い主さん、「親子で産んだら大変でしょう・・。」とのことで手術を決断。 「かわいそうだけど・・。」ともいっていらっしゃいました。 でもね、避妊手術には望まない妊娠を防ぐ効果があるだけでなく、 将来の子宮筋腫や卵巣腫瘍を防ぐ効果(子宮卵巣の全摘出をした場合)もあるんですよ。 だってなくなれば病気に成りようがないですもんね。 乳腺腫瘍の発症率だって格段に低くなるんですよ。と、説明させていただきました。 ホームページをリニューアルしてから一ヶ月経ちました。たくさんの皆さんが訪れてくださいました。 投稿やメールもたくさんいただきました。有難うございました。これからもがんばります。 2001年9月5日(水) 本日も猫ちゃん登場、名前はムサシ君、朝一番の外来でした。 なんと、全身油だらけで真っ黒、おまけにすごい臭いでやってきました。 ![]() ムサシ君の自宅は修理工場。 今朝、車の廃油を溜めておくタンクに落っこちたそうです。(推定) ほんとに全身、耳の先からシッポの先まで真っ黒ドロドロでした。 最初飼い主さんはどこかよその黒猫が家に入ってきたと思ったそうです。 早々、麻酔をかけ処置をはじめました。 もう病院中廃油の臭いが充満して大変でした。 スタッフの一人にトリーミングを中断してもらってシャンプーを依頼、 まず、強力シャンプーで2回洗いました、それから普通にシャンプーを2回して、 やっと油が取れ臭いが消えました。 ムサシ君は油がついてからあまり体を舐めなかったらしく舌は大丈夫でした。 もしきれい好きな猫だったら大変だったかもしれません、 舐めることで悪い物質が体の中に取り込まれてしまいます。 決してムサシ君がきれい好きじゃない猫だというわけではありません、 もしかしたら野生の本能でこれは舐めない方がいいなと感じ取ったのかも知れませんね。 夕方には元のムサシ君になって、帰っていきました。何とかなって良かった。 明日体調が良くないようだったらまた見せてくださいと伝え、 廃油タンクにふたをして貰うようにもお願いしておきました。 ムサシ君の飼い主さんとお付き合いが始まったのが一昨年の8月でした。 そのときはべつの猫さんでしたがネズミ捕りシートに体が張り付いてベトベト状態になっての来院でした。 そして今回も・・・、何だか面白いですよね(当事者は大変)、これも病気?来院になるんでしょうか。 2001年9月4日(火) 朝、電灯のスイッチを入れたら蛍光灯がチカチカ・・・今にも切れそうでした。 そうそうに買ってきて取り替えました。もうだめそうなものまで含めて全部で8本交換。 前に、知り合いの動物病院の大先生が「切れかけの蛍光灯は縁起が悪い。」 といってらっしゃったことを思い出してしまいました。なんで・・・? 今日は午前中がちょっとだけバタバタしましたが、おおむね緩やかなペースでした。 コーキーちゃんも帰りました、飼い主さんの顔を見たとたんの喜び様はスゴイ! その光景を見て、飼い主さんにしてみたらかわいいはずだなーとあらためて思いました。 昨夜手術をした猫のシャケ君も元気に食事してくれました。あとは時間が治してくれるでしょう。 ![]() 2001年9月3日(月) 新しい歯石除去器のお目見え!今まで使っていたものが先週突然壊れてしまいました。 ほんと突然で「ぶっ壊れた!」って感じでした。 この病院を始めたときからかんばってくれていました。とうとう引退でした。 で、ホテルの滞在中に予定が入れてあったミニチュアタックスフンドのコーキーちゃん、 昼間に新しい器械で歯のお手入れをしました。 その除去器は歯石を超音波ではじき飛ばして真っ白な歯にしてくれます。 はい、コーキーちゃん笑って・・、白い歯みせて・・・・。そんな、わけにはねー。 ![]() 診療が終わってから手術を一件済ませ、麻酔が覚めるのを待っている間にコンピュータに向かっています。 昼の3時頃、院長日誌のレイアウトを変更しに、○○君が来てくれました。 重たくなっていたページを月ごとに見易く作り直してくれました。 ちょっと横で見ていましたが、早いのなんのでさっぱりでした、さすがプロ。 写真が多くて迷惑をかけていましたが今度はダウンの時間が短縮できると思います。 これからもどうぞ宜しく・・・。 2001年9月2日(日) 私は今日一日休をもらいました。予約診療もなかったため、昨夜から Short Trip に出かけてきました。 一泊の滞在しかできませんでしたが、友人を尋ねてきました。久しぶりに会いました、話もいろいろ、 楽しい時間を過ごしてきました。午後6時20分に帰宅しました。 入院ペットも2匹だけでしたので、治療も数分で終了、やっと一息。 今日の日記を書かないとなー、と思っていたら電話のベル・・・・。 案の定一日中休みというわけにはいきませんでした。 午後7時30分に外来を一件診察、継続治療中のワンちゃんでした。 経過が悪くなったわけではなかったようなのですが「やはり心配でつれてきました。」と飼い主さん。 昨日の治療の時、「心配だったら明日も見ましょうか?帰りが遅くなるけど。」と伝えておいたものですから 私の帰りを待って電話されたそうです。かえって気を使わせてしまいました。 ご主人は遅番仕事だそうで今日は息子さんにつれてきていただきました。 治療は20分ほどで終了、「息子さんご苦労様でした・・・。」 2001年9月1日(土) 今日から9月がスタート。また一ヶ月がんばりましょう。 土曜日にしては平穏な一日でした。外来件数はけっこうあったのですが、 集中することがなかったためバタバタせずにすみました。 昨日の避妊猫さん、けろりとした顔で何事もなかっかたように元気に帰っていきました。 「今度はおなか大きくならないうちに手術してあげてね。」とお願いしておきました。 「あと一匹居るけどもうおおきかも?」と切り替えされてしまいました。OH MY GOD! これからの季節は、「おなかが大きくなったので手術を・・。」という問い合わせが多くなります。 そんなケースのペットを手術するとなんだか気分が塞いでしまいます。 でも、これで次はないのだからと自分をなんとなく納得させて手術しています。 さて、本日は土曜日でした。週末土曜休みということもあってでしょう、 来院飼い主さんの中には遠くからおいでていたく方もいらっしゃいます。 今日、メグちゃんはママと1時間30分のドライブをしてトリーミングにやってきました。 ![]() |