加治木動物病院
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院長日誌


毎日の出来事や起こった事件などを書きとめています。

2002年2月28日(木) PM7:30
 今夜これから勉強会があるんです、ここから車で45分くらいかかる所、8時スタートと連絡もらってるんですが・・・、
と言う事で本日は早々に終わらせていただきます、早めに日記を書く時間もなかったものですから、すみません。
 で、今日の写真はペットじゃないもの撮って見ました、予約注文してたペット用洋服が届いてましたのでご紹介を兼ねて、
シーズーの飼い主さんからの注文でした、いつか着てるとこ撮ってあげられるといいのですが・・・。

    春物コレクションでしょうか・・・・?

 ご投稿有難うございます、これからの季節は、朝玄関のカギ開けるのが怖い季節でもあるんですよ・・・。

 2月も本日で終了、また来月もがんばりましょう皆さん。



2002年2月27日(水) PM8:15
 小雨がずーっと降ってました、でもひと雨ごとに暖かくなっていくようです、天気は今夜には回復するとか。

 今日パピオン犬の歯石除去をしました、年齢6歳、「人にたとえると幾つ位ですか?」とまたもや飼い主さんからの質問、
「そうですねー40歳位。」と答えますと、「いつの間にそんなに年取ったんでしょう、去年は30歳位と言われました。」とのこと、
当院での歯石除去は今回が初めて、30歳位を何処で聞かれたのかはお聞きしませんでしたが、
「人の年にたとえるとペットは一年間で4歳くらい年取るんですよ。」と言い年齢表を渡しておきました、
 そして夕方お迎え、歯石除去の結果を説明、「本日1本抜歯しました、でもすでに6本もの歯が抜けてますよ。」と言うと
「本当ですか?」とびっくりされてました、歯列模型と当のパピオン犬とで比較して「ほらここの歯がないでしょう。」と説明、
すると「あったかなー?」とおっしゃる、無理もありません小さな歯ですから抜けたって気付かないと思います、
「これからは今ある歯を大切にしていきましょうね。」と言いますと、「ちょくちょく来ます。」と言っては頂きましたが、
歯石を取るには麻酔が必要、歯の事を考えるとちょくちょくしてはあげたいんですが、
ペットの体のことを考えるとそう頻繁には麻酔かけたくありませんし、
「今後は歯石の付き具合を拝見しますんで時々来院してください。」と話しておきました。
 で、あらかじめデジカメで撮っておいた写真を差し上げときました、
「ハイ、これプレゼント・・・。」と付け加えて抜歯した歯も一緒に・・・・。
皆さんも見たいですか?でもここに処置前と処置後の写真載っけるにはいかがなものかなーと思いまして、
そこで私考えました、どうも製作がとんと進まぬアニメールの穴埋めにすればいいかなーと、
もしって方がいらっしゃったら覗いて見てください、でも写真の説明は控えさせていただきます、いろいろ規制がありますんで、
2枚の写真大きくプリントアウトして当院待合室にも貼るんですこれから。

 さて、今日の一枚は久々に猫君の登場、去勢手術したラン君です。

    何事もなかったかのように帰っていきました。

 ご投稿感謝します、ほんと春ですねー・・・・、って事はいざこざが始まる季節、となると喧嘩ケガが・・・。


2002年2月26日(火) PM8:00
 今日は昼間の手術をさっと終わらせて、私はずーっとコンピュータの前で膨大な数の数字をチェックしてました、
2月もあと二日で終わりです3月になったらすぐに確定申告用の書類を税理士事務所に提出しなくてはなりません、
先週から時間見つけてがんばってはいたんですが、やっぱり遅れてしまってもう少しかかりそう、
ここのところ出かけてばかりでしたんで今夜あたり遅くまがんばるとしますか。

 さて今日、THE DOGシリーズのミルクキャンディーを貰っちゃいました、中身は普通のアメ、でも袋に例の写真が・・・、
でもって私も負けじと今日の一枚またもや至近距離から撮影してみました、

    モデルはポメラニアンのリリーちゃん。
 そういえば先日からの魚眼レンズのリサーチちと滞ってまして、普通の一眼レフカメラ用ならあるそうなんですが・・・、
とうぶんはこの日記にも載っけられそうにありませんが、あきらめずリサーチ続けてみます、
でも撮るカメラレンズが換わるだけでまったく違ったイメージになっちゃって、まるで意図的にデフォルメしたみたいに撮れる、
レンズの特性なんでしょうが不思議ですよね、被写体がペットじゃなくても面白おかしく撮れるんでしょうねー。

もし手に入ったらスタッフ紹介の写真を鼻が大きくデフォルメされた写真に差し替えてもみたいのですが、
スッタッフには不評かもしれませんけど・・・・。



2002年2月25日(月) PM7:30
 またいつものように一週間が始まりました、ちょっとバタバタした月曜日でした、7時ジャストと思いきや、
あと一件最後のクライアントの外来待ち・・・・、それまでに日記書いてしまおう。
 まず今日の一枚から・・・、(またもやTHE DOG風に挑戦、けど近づいたら暗くなっちゃいました。)

    かわいいと思うけどなー・・・。
ダックス犬のチャック君とは今日が初対面、健康診断と爪きりでした、
チャック君は東京からやって来ました、で、本当の飼い主さんは東京にお住まいの娘さん、
今日は現地飼い主さんのお母さんがご来院でした、「先生、またダックス飼いました。」と言いながら、
もうすでに一匹ダックスがいるにもかかわらずまた増えたわけで、「でも先生この子顔がおかしくないですか?」と突然、
で「何処が?」と聞きますと「なんだか顔が長いような気がする。」と切り返され、「だってダックスだもん。」と応戦、
すると「以前飼ってて亡くなった子とすると長すぎておかしいもん。」と・・・、
「ハイハイわかりました、まだ子供だしこれから顔変わるかも。」と、もうあいまいな返事しときました、
まぁ、よくあること、どうも前に飼っていたペットと比べあれこれと言ってみたくなるんでしょう、
でも大丈夫、そのうち「先生、この子いい子なのよー、前の子は○○だったけど・・・・、」って事にすぐなりますから、
そのときは「まだまだずいぶん顔が長いねーおかしくない?」なーんて言ってみたいのですが・・、やめときます身のために。

 ご投稿感謝します、なんやかんやと予定が多くてご迷惑おかけします、今夜もこれからまたなんですよ・・・。



2002年2月24日(日) PM8:45
 日曜日、朝夕2回の入院ペットの治療と世話で仕事してました、でも仕事のあいだに福岡日帰りしてきました、
帰りの飛行機の中から日が沈んだばかりの西の空が見えたんで写真撮ってみました、

    これも夕焼け?
ちょっと所用で出かけてきたんですが、飛行機だとあっという間、片道約40分ひとっ飛び・・・。

 ご投稿有難うございました、預かりペットの苦労は預かってみて初めて判る事も多いように思います、
「四六時中は見てられないけどためしに預かってみようか?」なんて前置きしてまず一泊から挑戦されてみては、
急に一週間もはペットも預かった側も大変でしょうから、まずはためしに、
もしくは日ごろからの一泊預かりなんかもいいと思います、
何事も前向きに考えて見られては・・・。

 ガーデニングはですね、結構失敗もあったんですが勉強もしました、
私にとっては専門家の友人がいてくれたこともよかったんだと思います、最初はまったくのど素人でしたけど、
最近はちょっとだけ土作りが上手に出きるようになった分、花苗の定着が早くなってくれてるようです、
今からが見頃になります、春咲き球根が全部で1000球隠れてますんで・・・・、またお立ち寄りください。


2002年2月23日(土) PM6:55
 昨夜の夜更かしが祟ったのでしょう、寝むーい一日でした、
げど土曜日でして外来が結構あって昼間の手術も合間にやっとやれました、
なんか昼食も食べ損なったような気がするんですけど、もうこの時間帯にまでなってしまうともうどうにでも・・・・。

 さて、今日はシーズー犬のルパン君、シーズーらしい写真が撮れましたので・・・、

    今にも舌が出てきそう・・・。
ルパン君背中に大きなハートマークをしょってます、短くトリーミングした時だけそれは確認できるんです、
毛がだんだんと伸びくるとわからなくなってしまいます、今日も茶色のハート模様がくっきりでした、
で、ごめんなさい写真に撮るの忘れてました、またいつか・・・。

 そういえばご丁重な投稿ならびにご教授有難うございました、2本って数は武士の脇差しから来てたんですねー、
あれから私も親父に聞いてみましたら、「ナンコ。」なる遊びの時の数え言葉らしく、その後いろいろ話してはくれたんですが、
なにせ私でさえも理解不可能な生粋の鹿児島弁が出てくるはで重みのある話でした。

 またまたこれから所用がありまして・・・、今日のところはこの辺で・・・・。



2002年2月22日(金) PM7:20
 今日は2並びのいい日でした、年号表示だったらあと8年経てば平成22年2月22日がきます、
今の天皇陛下にはそれまでお元気でいていただいて・・・・、
西暦では次は2022年の2月22日が並びのいい日、あと20年あります、私とて元気でいられますかどうか?
がんばって仕事もそしてこの日記も続いているといいのですが・・・。

 今夜またもや予定がありまして・・・、もう他人のこれからの予定などどうでもいいでしょうから詳細はやめときます、
でー、予定がある時にかぎってまたお誘いなんかいただいちゃって残念・・、どちらも捨てがたく・・・、
まぁ、まだ誘っていただけるだけいいほうです、またの機会にお願いします。

 ということでまたもや外来の合間を使って早めに日記書いてます、
病院はまあまあの忙しさでした、去勢手術の猫君も帰ったし、重症入院ペットもいませんので、今夜は遅くなっても大丈夫そう、
さてチョコレートでも食べながらドライブがてら行くとしますか、今日猫のランちゃんから貰ったチョコを・・・、
ランちゃんはこの日記にも以前登場した事があるんです、ご記憶ありませんか、そう耳が後ろにカールした猫ちゃん、
たしか先月だったと思います、あれからまた少し大きくなって、今日はリュックをしょってのご来院でした、
で、その中には私の頂いたチョコレートが入ってまして、ビビットカラーのリュックでよく似合ってました、
写真撮っておけはよかったーと今ごろ後悔・・・、またのチャンスを・・・。

 となると今日のターゲットはどこかにいないかなーと探してたらトリーミング室に居りました、
パンチ君でーす、カメラ向けたらポーズとってくれました、カメラが怖くて固まったんじゃないと思うのですが・・・?

    お手でもしたかったのかな?

 ご投稿有難うございます、癌も結核もペットにだって忍び寄ってくる病気です、人間とほとんど同じ、
むしろペット特有の病気の方が少ないんじゃないでしょうか。



2002年2月21日(木) PM7:50
 まず今日はこの一枚から、ミズキちゃんです。
    フルコートの寝姿、けしてモップではありません。

 今朝、このあたりも霜が降りてました、昨晩は深々と冷えましたからやっぱり、
けど昼間は結構気温も上がってまあいい感じ、どうも一日の気温差が大きくなってきてるようです、
だからでしょうか、最近猫カゼの外来が多くなってまして、目が涙でくしゃくしゃ、鼻は鼻水でぐしゃぐしゃ、
おまけに口を開けたら舌に大きな潰瘍が・・・・、あーっみんな症状同じ、地域集団感染か・・・?
 で、猫カゼの原因はウイルスで種類はいろいろ、正式にはヘルペスウイルスとカリシウイルス、
「先生、猫の目が変なんです。」と言って外来で来られる飼い主さんに、
「カゼですね。」と言うと、「えっ、結膜炎じゃないんですか?」と質問されます、
カゼの諸症状の一つで目が結膜炎になるんですけど、それを順序立てて説明していかなくてはなりません、
あれこれ説明し終わってやっと「人とはちょっと違うんですね、てっきり結膜炎だとばかり思ってました。」と、
でも結膜炎だってことで来られた事が大変いいことでした、風邪の早期治療が出来ます、
そのままほおって置くと本当にくしゃみだの鼻水だのいわゆるよく知られたカゼの諸症状が出てきます、
 私はお決まり文句「インターフェロンを注射しときますね、カゼウイルスの特効薬なんだよー。」といいながら治療を・・・、
で、これもまた時々ですが飼い主さんのお決まり質問「先生、猫にも花粉症ありますか?」と・・・、
無理もありません目が結膜炎だとそう思っても、しかし今回はカゼの症状でした、
でもって私の回答「猫にも花粉症はあるよ、でも教えてくれないんで判断は難しいけどね。」と・・・。



2002年2月20日(水) PM7:55
 隔離室に入院中だった、半ノラ猫君が本日退院でした、両ホホにケンカ傷があってひどかったんです、
去勢手術もし、ケガの治療もおおよそまで回復、もう少しかなーとは思ったのですが・・・、
退院してこれで帰っていくのはいいんですがいったい何処に帰るうだろうか?
「家の中で飼えませんか?」と尋ねてはみたものの「絶対無理!」との回答、
そんな事聞くまでもなく私が一番よく知ってました、なにせ最初治療するだけでも大変でしたから・・・、
威嚇、攻撃、猫パンチ・・・、いったいどうしたらいいんだーーー状態でした、
フードに精神安定剤を混ぜ、恐る恐る後ろから注射してました、
毎日の世話だって大変でした、朝隔離室に行くとケージのあらゆる壁に血が飛び散ってて、固まってこびり付いてる、
で、半ノラ猫君はケージのドアを開けただけで威嚇開始、ほんとにアンビリーバブルな光景でした、
でもだんだんといい子になってきてくれてまして、今日なんか抱いて洗濯アミに移し返られました、薬効いてたんですけど、
「先生大変でしたでしょう・・・。」と飼い主さん「ハイとてもとても・・・。」とおおよその経緯をお伝えしときました、
「去勢もしたしこれで少しはおとなしくなるでしょうか?」と・・・、「薬はできるだけ飲ませて下さい。」とだけ答えときました。

 さて、今日の一枚はパグ犬のルナちゃん、ちょいと咳き込みがひどくて通院中、

    いったい首は何処にあるんでしょうか?
ルナちゃんはパグ犬でだいぶぽっちゃりで食べるの早くておまけによくバウワウバウ・・・、
で特に大変なのがお客さんがあった時、挨拶代わりなんでしょうがよく吠えるそうです、
でもって興奮しすぎで呼吸困難ぎみに、やっと落ち着いたかと思ったら咳き込むとか、
私は過去にも「犬種の宿命と肥満が原因。」と数度となく話してきてます、でまた今回も同様でした、
まるで自分で自分の首を締めてるようなもの、もしこれが人間だったら自殺行為そのものですよね、
がんばってダイエットしては貰ってるんですが、何せ成果が今ひとつ・・・、
「ルナちゃん、ダイエットに成功したら素敵な首輪買ってあげるからねー。」と言ってはみても・・、
いつの日か首輪ができる日が来るのだろうか、やっぱり今日の写真も頭より首の方が大きく見えるのはなぜだー!

 ご投稿感謝します、そろそろとは思ってましたが5555番、やっぱり4つもそろうと圧巻?でしたでしょうね。



2002年2月19日(火) PM7:30
 今日は最後までスタッフ居たにもかかわらず、最後1時間くらい外来ほんの少々でした、
で、今夜私にはこれから予定がありまして、日記も早めに書いておこうと、外来ないのをいい事にキーボード叩いてます、
今日の一枚も先ほど撮ったばかり、本日ご登場願いますのは猫のミミちゃん、
シャンプーにやって来てまして、リボンなんかつけてもらってハイ出来上がり、
でもちょこんと乗った可愛いリボン、はたしてその命は今夜限りだったりして・・・。

    ミミちゃんはメイン・クーンの血筋・・・。

 さて昨夜の続き、さすがつかさ殿情報提供恐れ入ります、すでにご存知でしたか、
加えて猫バージョンまでもが有ったなんてほんと知りませんでした、
げど猫版残念なことでしたねー、きっと没になったんですよ、猫も可愛いんですけどねー、
トラ年生まれのせいでしょうか私もどういうわけか猫の方が好きかもしれません、
思い通りにならないとこなんか結構好きで、以前は東京から帰ってくるとき連れてきたおお猫飼ってたんですが、
実家の前で交通事故で亡くなってしまいました、それからは当院の居候猫の飼い主やってます。
 それで、魚眼レンズの事私のデジカメメーカーに聞いてみたんですが、作ってないそうです、
でもカメラメーカーので口径さえ合えば装着はできるそうなんです、けど使えるかはわからないそうで、
カメラごと持っていって試してみたいんですがしかしながらこんな田舎じゃ探すすべもなく、
こういうとき頼れるのか友人知人で早速メールでお願いしときました、
いつの日かエキセントリックな今日の一枚を掲載できるといいのですが・・・・。

 これから某病院のクレバーな先生とグルメ三昧してきます、では・・・・。


2002年2月18日(月) PM7:45
 最後の1時間だけたった一人で外来診てました、スタッフは今夜ミュージカル鑑賞でした、6時30分開演、
すぐ近くのホールでしたので6時にここを出ても間に合うほど、めったにないことですんで・・・、
 で、6時15分から3件立て続けに外来あって、ちょっと慌てました・・・で、だいぶお待たせしてしいました、
またこんな時に限って電話が・・・とりあえずなんとか7時には終了できましたんでホッ・・・。

 さて今日の一枚を・・・、ポメラニアンのポピーちゃんホテル滞在中、
今日はThe DOG風に撮影してみました、と言っても撮ろうとしたらカメラに寄って来てくれただけのことでした、

    どうせならもっと近づいて・・・。

 The DOGと名打って雑誌やらポストカードやらキーホルダーやら展開してるシリーズご存知でしょうか、
文字通りモデルはDOG、仔犬を被写体にして、超どアップで撮影して、ペットの顔を面白く捕らえてるもの、
雑誌やカードはコンビニや書店にもあり私も目にしたことが、キーホルダーまでもが出回ってるとも聞きました、
噂によるとそのキーホルダーがまた可愛いとかで隠れた人気とか・・・、今度見つけてみますし、見つけてみてください、
もし見てけてしまわれた方はどうぞご一報を、何処だろうとどこまでも買いに行きますんで・・・。

 本日はたわいもない話題でした・・・、ご容赦を。



2002年2月17日(日) PM10:25
 今日一日有意義に過ごせました、まったく予約診療を診なかったのは本当に久々、
タイミングよく入院も少なく、おまけに重症ペットもいなかったのでラッキーでした、
 今私は飛行機の中、雲の上でこの日記書いてます、残念ながら外は雨、ほんとに雲の上、
窓からはなーんにも見えません、晴れてたら明かりに縁取られた日本列島の海岸線が見えるはずでした、
デジカメも持ってきたけどどうも写せそうにありません、また次の機会に先送りです。
 今日の羽田は大混雑でした、ブッシュ大統領が来日されたそうで、警備も大変なものでした、
私もいつもよりは早めに空港にと思って行動し、2時間も早く空港に着いちゃいました、
で、どーせなら駐機してあるだろう大統領専用機でも見れるんじゃないかなーと思って展望所へ、
あちこち探してみましたが見つけられませんでした、どっかに隠したんでしょうかねー、警備上の点から?
なーんだ、と思って仕方なく時間つぶしにあちこち、やっぱり広かったー、
いつもはだた乗ったり降りたりするだけでしたから・・・・、
それでもまだ時間あったんでラウンジ何ぞでお茶して、メールチェックして、そして・・・・なんと、
面白い飛行機見つけちゃいました、「あれっ、本物だー。」、時刻表の写真でしか見たことなかったのでサッソク・・・、

    ミッキーのだけど、これも専用機?
ということでした・・・・・。


2002年2月16日(土) PM7:00
 昼間の手術時間にも外来結構あって、何とか予約分の手術はこなしました、やっぱり土曜日でした、
やっと今週も今日で終わり、明日は私の今月2回目の休日です、今夜この環境から脱出してしまいます、
といっても明日には帰ってくるんですが、久々に明日は予約診療も受けてませんので帰りは夜。

 まず今日の一枚を・・・・、寝顔を激写?してみました、ポンタ君です、

    リラックスー、きっと気分がいいんだ。
ポンタ君、当院から里子に行った子なんです、里親探しのページにもしっかり写真が載ってます、
あのころは小さくてかわいかったー、あっという間に大きくなりました、
で、ちょっとオシッコの出が悪くて月曜まで入院に・・・・、病名は昨日のテツ君と一緒、また石が・・・・。

 さて、「全治○○日。」って言葉聞いたことありませんか、私はよく使います、
たとえばペットがケガで来たら「そうねー全治10日ほど。」って、こんな感じで、
つまりよくなるまでにかかる日数のこと、「そうねー、だいたい治るまでには10日くらいかかるでしょう。」ってこと、
やっぱり誰にでもわかる言葉で説明しなくてはいけませんでした、
今日、「先生あとどのくらいで治りますか?」と、ある飼い主さんに聞かれました猫ちゃんのケンカ傷で通院中の、
私は最初「全治2週間くらいかな。」といったような記憶がありましたからまだまだでした、
とするともしかして・・・?と思って「ちゃんと治るまでにはあと10日くらいかな。」といいましたら、
「そんなにかかるんですか、とうぶん先ですねー。」と・・・・、
そうすると「全治2週間くらい。」の私の言葉はそのとき会話になっていなかったんですねきっと、
でも今度は飼い主さん長くかかる事をわかっていただきがんばって通ってくださるそうでよかった。

 ご投稿有難うございます、この際ですメガトン級の猫君にしてしまえば猫2匹分の体重になるでしょうから、
猫2匹飼ってるのと同じに・・・・。ハハッ!



2002年2月15日(金) PM7:30
 昼間の1時間記憶が無くなってました、暴睡してたんだと思う、
幸運にも外来無かったのでよかったのですが、どうもすっきりしない一日でした、
とりあえず定時に終了、今夜これから来客の予定がありまして、もうそろそろ到着されるころでは・・・。

 さて今日の一枚を早めに載っけておきます、

    今日は猫さん座り出来てました。
現在入院中の猫のテツ君、今週火曜の夜に尿道結石症で緊急入院したんですが・・・・、
そのとき膀胱バンバンで弾ける寸前でした、麻酔かけて管いれて排尿処置したら真っ赤な血尿、
血液検査での数値はマックス、計れませんでした、それからずーっとじーっとしてたんですが、
なんと今日は調子がいいらしく食事も少々ですが食べてくれるまでになりました、
で血液再検査をと思っていざ採血を・・・・、不覚、とんでもなく元気で足で蹴られるは爪で引っかかれるはで採血一苦労、
まあ、ここまで抵抗できればたいしたもの、元気になってくれた証拠でしょう、
上の写真、首の下がちょっと赤茶色になってるのが見えますでしょうか、採血した場所、首の血管からとったんです、
テツ君体重3.2kg、まあ人で言うと新生児くらい、血管も細いのなんのって言うもんじゃありません、
さてどこの血管から採血しようかなーなんて考えないといけませんし、今日は採血量も多かったのでやっぱり頚静脈から、
といっても太さは人の手のひらに走ってる血管くらい、相手は今日は非協力的大変でした、
採血苦戦するといつも思ってしまいます、猫にもエンピツの太さくらいの血管どっかにないかなーなーんて、
心臓に近いとこだったらあるのは知ってるんですがそうすると採血注射器の針が届かないし、
やっぱり私の採血技術力を向上させるしかなさそうです、ハンドパワーでもあれば少しはおとなしくしてくれるかも。

 でもいい子でもあるんですよ、尿道カテーテルって言う細長い管をおちんちんの先から膀胱まで入れてるんですけど、
なんか平気の平気で気にもせず抜きもせずでずーっと入れっぱなしでも大丈夫、
具合悪かったんでそれどころじゃなかったんでしょうけど・・・、そろそろ今夜あたり抜かれちゃったりして。



2002年2月14日(木) PM7:30
 なんだかバタバタしてました、相かわらず手術もしたし、外来も結構あってあっという間に終わってしまったー、
けど、残念ながら私はこれで終わったわけではなく、まだ仕事が・・・・、もう少しがんばります、
ご好意でいただいたチョコでも食べてがんばりましょう・・・、えっっ、何がんばるかって?それはヒミツ、
でも、ヒント一つだけ・・・、今日中には帰って来れないかもなー。

 さて、今日の一枚は昨日手術してなんと術後一泊だけで帰っていったユイちゃんです、

    おおきい耳、右側はお見せできません。
ユイちゃんは耳血腫(じけっしゅ)という病気で、耳たぶのなかに血が溜まってしまう病気、
ご覧のように耳の比較的大きい犬種がよくなってしまう病気で、
耳が大きいがゆえに耳を振るとすごい勢いで耳たぶぱたぱたぱた・・・、
それだけが原因では無いんですが、勢いあまって耳たぶの中の小さな血管が切れそこからジワジワ出血、
何回か溜まった血を抜く処置もしたのですが数日経つとまた同じように腫れてきてました、
で、「やっぱり手術してあげて。」といって説得、でもって大きな耳だったので15針も縫ってしまいました、
今日は少々耳たぶ腫れてて見るからに痛々しい感じ・・・・、けどユイちゃん平気そう、
あえて昨日手術した悪い方の耳が見えないように写したんですが・・・、
見てみたいでしょ、けどビックリされるといけませんのでとりあえず横顔に!
うーん、たとえて言うとパッチワークのような縫い方で1cm間隔に15箇所、
糸の付いた針を耳の外側から入れて内側に出しそしてまた外側に出し戻して結ぶ、その繰り返しでした・・・。
 ユイちゃん入院中ずーっと鳴いてまして大変でした、ほんとにずーーーと、
これ以上預かっても今度は血の変わりにストレス溜まってもいけませんのでめでたく?退院でした、
けど明日からはとうぶん通院です、お願いします。

 ご投稿感謝します、そんなに寒いところだと凍死も考えられますよ、子供達悲しんでるでしょうね。



2002年2月13日(水) PM7:35
 本日初対面あり、その名は小太郎君、青い首輪がお似合い生後2ヶ月になったばかりの仔犬でした、
    うーん、かわいらしい〜。
3日前にもらってこられたそうで、今日は健康診断でした、では健康診断開始・・・、
目、鼻、口とだんだんに診察、お中の調子はどないかなー?なーんて思って触診、
あれっ?あるところにあるものが無く、前足持ってバンザーイ、やっぱり無ーーーーーい、
で念のためカルテをチェック、性別は飼い主さん記載ではオス(♂)、ダダダダーン・・・でした、
私、「あのねー、この子女の子ですよ・・・。」と・・、するとご主人「えーっっっっ・・・。」とそれはそれは驚愕の表情!
またもや性別違いでした、で名前が小は付いてるものの太郎君じゃどうしましょうで、
またまた私「小太子(コタコ)ちゃんはどお?」と言うと、ますます深刻な表情になられたんで、しまったー!
補足で、「また今夜にでもじっくりいい名前考えてあげてくださいな。」と付け加えておきました。
 この事実にご主人の方がかなりショックだったようで、「だからオシッコの時足上げないでするんだー。」と・・、
「いえいえそれは違います、仔犬の時はオスだろうがまだ足上げてはオシッコしないんですよ。」と、誤解に答え、
で、最後に私から「オスと思ってもし取り違えてたらいけませんから貰ったところに連絡してみては。」とアドバイス、
でも私の感、たった3日間とはいえもう飼い主さん仔犬に愛着があるように思えましたし見えました、
今後の事はどうなってしまうかはわかりませんが、事が上手くいくといいのですが・・・・。

 私の記憶が確かなら昨年9月頃でしたか7ヶ月間ものあいだオスだと思ってらした飼い主さんがいらっしゃいました、
その時のエピソードこの日記にも書いたはずなんですが、何せ膨大で・・、
でもってなーんと今日現実に起こってしまってビックリしているところ、
前回のケースは改名まではしなくて済んだんですが、今回のはとうてい難しいですよねー、君をちゃんに変えたとしても、
小太子(コタコ)ちゃんじゃあんまりでした小さいタコみたいですよねー、失礼しました・・・。


 ご投稿有難うございます、ダニはしぶといですね、雪が降っても生き延びてるなんて・・・。


2002年2月12日(火) PM6:35
 めぐりめぐって仔犬が一匹・・・、里親募集の依頼を受けました、
今回当院前に捨てられてたわけではないのですが、やはり捨て犬だったそうで、あるところで保護、
私のところまでその事が伝わってきてしまいまして、「ご期待に添えるといいんですが・・・。」の条件付きで引き受けました、
で、今度もまた皆様のご協力をお願いしたくこうやって日記に掲載させてもらいます、

    新しい飼い主さん早く見つかるといいねー。
 生後3ヶ月ほどの仔犬、男の子・♂、茶色毛に顔に白色少々、とてもかわいい感じです、
保護された時は毛艶も良かったそうで、今日診察した時も健康そのもの、栄養だって充分に取れてた感じでした、
つまりはちゃんと飼われてたってこと誰かが故意に人の目を引くところに捨てたわけで、
その理由はわからないにせよ、やっぱり無責任、どうして捨てられるかなー・・・・?
可愛い時分だけ飼って、で大きくなってきたらさー大変といって捨てる、ほんといいとこ取りなだけ、
私思うに、ほかに一緒に捨てられた兄弟いたんじゃないかなーとか、いたとしたらちゃんと拾ってもらったかなーなど、
かえって心配してしまいます、でもって捨てた側がまたまた同じこと繰り返さないといいんですが・・・・。

 連休開けにしては意外とゆっくりでして、ソルトレイクオリンピックの中継を見てたり、
里親募集の広告作ったり、ここの里親募集ページを編集したりしてました、
そしてもう夕方だしついでに今日の日記も書いてしまおうかなと思って・・・・現在6時35分、ついでにアップしてしまえ・・・!



2002年2月11日(月) PM6:55
 桜島も雪化粧、春一番どころじゃなく一日中木枯らし吹き荒れてました、
山沿いは今朝雪が積もってたそうです、だから昨晩が寒かったんだ、そうだったのか。
 とりあえず先ほど終了、本当は一件夜9時にホテルアウトだった予定が2時間ほど早くなって・・・、
日曜・祝祭日は休診の為、診療もホテルの出入りも予約をしていただいてます、
通院治療はおおよそ予約時間に診てあげられるんですが、ホテルは時として「あらら・・・。」ってことも、
今日の場合は前倒しで早いほうに変更になったのでまだいいほうです、
遅れに遅れて夜中の11時ってことも以前ありました、
飛行機がフライトキャンセルになって一泊延長になったりと、それぞれ事情があって・・・、
やっぱり予定は決定ではなく予定で、未定ってことを含んだ感じのグレー色の強い言葉ですよね、
明日の天気だってテレビでやってるのは予報・あくまで予報なわけ・・・・。
 予約制でちょっとだけ困ったことがもう一つ、「かごっま時間」ってものがありまして、「何ですかそれ?」でしょ、
要するに時間に対するその人の捕らえ方、ここ鹿児島はご年配の方はえらくその時間が早くてらして、
予約時間より30分以上も早く来てもらってたりして、私が約束時間15分前に帰ってきても「先を越されたー。」で負け、
飼い主さんにすれば途中交通事情か何かで遅れたら大変と思われてのことでしょう、
でも、このあいだ朝8時の外来予約のはずが7時ちょっと過ぎに来られた時にはびっくりしました、
私は「急患かー?」と思ったくらい、「せんせー、あんまいはよつっもした・・・。」と、
「おはようございます、いいですよー。」と、暖房もまだだった寒ーい診療室で診療開始、
やっと部屋が暖まったかと思ったら診療終了でした。

 ご当地ならではでしょうけど、でも最近「かごっま時間」が遅いほうにもずれてきてしまってるようで・・・・、
考えたって仕方ありませんやっぱり予約は予約・・・あくまで予定なんです、だから。



2002年2月10日(日) PM6:30
 風が強かったー、「春一番?」ではなかったようですが、
立春も過ぎ日の入りも1時間は遅くなったような・・・、連休初日いかがでしたか?
私は相かわらず仕事、午前中にちょっと用を済ませ、午後の仕事を先ほど終え、さて日記書いてほんとに終わり、
 やはり連休です、皆さんお出かけのようでペットホテルの出入りが結構あります、
特に室内犬が多く、家を留守にするってことはだーれも居なくなる訳で、
そうすると置いてきぼりにしたら誰も世話が出来ず、食事もあげられず、いったいどーなってしまうんだろう・・・?
室内犬が多く飼われるようになったが為、ペットホテルも必要になってきて、需要もかなり、
では室外で飼われてる犬はと言うと、これは実例ですがある飼い主さん「お隣の中学生のお兄ちゃんに頼んでいくの。」
と教えてもらった事が、朝夕2回の食事と夕方の散歩をお願いするそうで、
きっとそこにはアルバイト料なるものが存在してるかも知んないけど、でもいい考え、「それはいいねー。」と賞賛、
2・3日の旅行ならそれで大丈夫らしく、中学生に頼んではしょっちゅうご夫婦で出かけていかれるとか、
まあ、日ごろからの近所付き合いがあるからこそ出来る事ではあるにせよ、
ペットにとってはいい事のように思えます、飼い主さんは居なくとも同じ環境のままで居られるし、グッド・アイデア。

 ペット先進国アメリカではペット・シッターなる仕事がちゃんとあるんですよ、そうベビー・シッターのようなもの、
犬の散歩を代わりにしてくれたり、留守中ペットに食事を与えてくれたりと・・・、
もちろんそれはお願いするには費用がかかります、でもちゃんと仕事として認識されてるんです、たいへん便利、
 前にニューヨークのセントラルパークで十数頭の犬を引き連れて散歩させてる光景を見たことがあります、
で、興味があって聞いてみたらペット・シッターだって教えてくれました、
個々の家を回って犬を連れにいきこの公園で散歩させて、また個々の家まで送り届けるとのこと、
私は「へーっ、さすがアメリカ・・・!」なーんて思ったものでした。
 最近日本にもやってるとこあるようにも聞いてますが・・・?



2002年2月9日(土) PM6:30
 土曜日だったー、忙しかったー、手術もしたー、けど完パケでおおよそ6時には終了、
昨夜帰宅が午前3時だったにもかかわらず、眠気は何処に?忘れてたー・・・、がんばりました。

 では今日の一枚、前足の大怪我でやって来たトラ君、麻酔をかけていっぱい膿を出しました、

    ケンカばっかりしてるから・・・。
トラ君あまりにケガがひどかったので2・3日の入院になりまして、でもって飼い主さん、
「先生、去勢してもケンカはするんですか?しなくなると聞いたんですけど。」と・・・・、
私はすかさずカルテのチェック、引越し組でしたので、もう数年前に去勢手術は終わってました、
で私の答え「正直言って絶対しなくな・・・・・・。」と昨日の日記に書いた通りにリピートしました、
昼間にした手術も去勢手術でして、その猫君も現在ケンカが原因のケガで入院中、
これから先の季節「正直言って・・・・。」のフレーズ私はいったい何回言う事になるのだろうかーーー?
カセットテープにでも録音して再生しちゃおっかなー、そういうわけにもいきませんか!
やっぱりface to faceでいきませんと信頼関係にヒビが・・・・、
といってもペットとの信頼関係はきっとダメになるでしょう、私はペットにしたら大事なものを取られた憎いやつなわけで、
そのうち大勢でお礼参りに来られたりして・・・・、そのときは逃げちゃおーっと。

 またまた連休ですねー、いいですねー、うらやましー、どうぞ良い休日を・・・・。



2002年2月8日(金) PM7:20
 昨夜は結局出かけず、出かけれずじまいでした、
で、ドタキャンの連絡入れたら「また、急患?」と言われ「頭痛。」と答えると、
「きっと風邪だー、移るといけないから来るなー、お大事に!」とつれなくさっさと電話切られちゃいました、
お陰様にて出かけずで早めに就寝できたんで今日はどうやら調子いい様でした・・・・、
今朝メールチェックで届いた某動物病院の院長先生からのメールには「・・・・・そのうち胃に穴が開きそう。」との内容、
「おー、俺より重症がいた。」と思いながら楽しく読みました、お互い大事にしましょう、先生。

 でー、またまた今日も出かける所用がありまして、何とか出かけられそうですので・・・、行ってきます。

 時間は無くともちゃーんと忘れずに今日の一枚だけは・・・、本日去勢手術にやって来たミー君です、

    まだら模様の鼻がくっきり。
手術は無事終了、あちこちに引っ掻き傷がたくさんありました、猫同士のケンカ傷でした、
午前中預かる際に「ここんところ夜遊び?がひどくて。」と飼い主さん、
「最近なんだか暖かいから発情期になってるのかも。」と私が言うと、
「あーだからだー。」とご納得、そろそろ手術をと思っていた矢先のこと、でも大怪我の前でよかった。
 次いで、「去勢手術をするとケンカはしなくなりますか?」との鋭い質問が・・・、(私にとってはいつものパターン)
いつも思うのですがこれがまた答えるのには大変難しい質問でして、「ハイ、しなくなります。」とは言い切れず、
「正直言って絶対しなくなるとは言えません、でも効果はかなりあると思います。」といつもと同じ、
でもこれが精一杯です、専門的にホルモンの分泌がうんぬん・・・、といって説明させてもらったとしてもやっぱりおんなじ、
去勢したことでケンカが無くなれば本当に嬉しいのですが、私の経験上100%ではないだけに今日も即答できませんでした、
これが子宮全摘出の避妊手術だったら「もう絶対妊娠しませんのでご安心を。」と言い切れるのですが・・・・。



2002年2月7日(木) PM7:40
 今日は寝不足が原因か?ちょこっと偏頭痛あり、時々ズッキっと・・・・、
だというのに今夜もまた出かける予定が・・・、幸か不幸か今日は急患無かったし、重体入院もいません、
とりあえず早めの帰宅を心がけて行って来まーす。

 さて、今日の一枚はホテル一泊をして先ほど帰っていったボス君です、

    ある時期、君に似た仔犬が数匹来たけど心当たりは?
ボス君、過去に数回自宅を脱走し保護された経験があるんです、
その保護されたところがなーんと保健所でして、ほんとは保護じゃなくて捕獲されたんです、
日本では狂犬病予防法に基づいて野犬の捕獲をするようなシステムがあります、
もちろん人に狂犬病が伝染しないようにする為の目的なんですが・・・。
 で、ボス君これまでに何度も保護?捕獲されてしまったことが、
初めて保護?捕獲された時は飼い主さんの連絡がもう一日遅れてたらボス君を今日写真に写せなかったはず、
危うく身元不明犬として取り扱われ、処分(あえてこういった言葉に)されるところだったんです、
そして脱走繰り返す事数回、保健所ではもう顔なじみ?になってしまいました、
飼い主さんもボス君がいなくなったら思わず保健所に電話連絡してしまうほど、
そして引き取りにも何回行かれたことか・・・。
 ボス君は自宅の事務所が住まい、特につながれてる訳でもなく、つなぐ必要が無いので首輪も無いわけで、
仕事関係で事務所を尋ねてこられた方が玄関の扉を開けるとその隙間をぬって外へ・・・、
飼い主さんが気が付いた時にはもう手遅れ、そんなことの繰り返しでした。
 だったらつないで置けば言い訳で、「でも今まで自由だったからかわいそう。」とおっしゃる、
だったらせめて首輪はしておかないとときつくお願いしときました、けどだめでした・・・・。
 そしてある日とうとう事件が起こってしまいました・・・・、
ある飼い主さんが「先生、うちの子が犬に噛まれたんです。」といって飛びこんで来られたんです、
でも幸い大事に至りませんで事なきを得たのです、が・・・・、
「先生いつもあそこのうちは放し飼いなんですよ・・・。」とよくよく聞いてみると思い当たる節が・・・・、
後日噛まれた側の飼い主さんがお願いにいかれたそうです、どういった話になったかは私の判らないところ、
それからはどうやらあまり見かけなくなったとか、最近はつながれてるらしい・・・、と風の便りも〜〜〜、
でもこれだけは今でも真実はわからないんですが・・・・?

 ご投稿感謝します、残念でしたねそれにしても52だなんて若ーい・・・、私の37なんかとっくの昔に過ぎていったー、
そうだまだチャンス有るかも次は197722ってのはいかかでしょうか、あーぁその日がくるまで日記を続けられるかなー、
でもまんざら無理ではないかも毎日1000ヒットぐらいすれば・・・・、ってなわけないかーー・・・?



2002年2月6日(水) PM7:25
 夕方5時に一時預かりの迎に来られた飼い主さんから珍しい物を頂戴しました、ぢゃんぼ餅を食す。
結構いけるんですこれが、でー、じゃんぼでもなくジャンボでもなくぢゃんぼ餅なんです、
おすそわけできませんが見てみてください。

    鹿児島名物、ゃんぼ餅・・・。
写真じゃなーんだでしょう、でもこれが原因で私の友人「鹿児島は日本じゃない、言葉がわからん。」と異国よばわり、
両棒餅と漢字で書いてぢゃんぼ餅、ご覧のように棒が2本刺さってます、だからぢゃんぼ、決して大きいわけではなく、
数字の“2”のことを“ぢゃん”とこちらの方言で言うんでした確か?だから2本の棒で“ぢゃんぼー”だから両棒餅、ややこしー、
ではどういうものかと言うとそうだなー、みたらし団子のような甘辛しょうゆ味、ちょうどみたらし団子を押しつぶした感じかな?
で、私が思うにあまり用を成してない2本の竹の棒、なんで2本なのかはよくよくわからないし、
1本だったら両棒餅じゃなくなるわけで、うーん誰か教えてくれません・・・。

 と、二日も続けてペットの写真以外を載せてしまってすみません、
今日の一枚だけは見てくださってる方々にはまた明日って事に・・・・。

 そうでした、これから所用がありまして出かけます、ほんとは飼い主さんとの会話の中で面白い話有ったんですが、
何せ時間が無く、日記に書けませんがちゃんと頭の中の引き出しに入れときますんで後日に、
でも最近、健忘症がちらりちらり出てまして、「記憶にございません、」ってことになるやも知れませんのであしからず。

 ご投稿有難うございました、重ねてお母さんに「ぢゃんぼ餅ご馳走様でした。」とお伝えください、
ところで兄貴殿、マンハッタンのカフェなら以前行った事は有るんですがマンハッタンカフェとなると・・・、
相手が生き物じゃその日のコンディションもあるでしょうから、ボックス3点買いはどうでしょうかねー、
一発当てて今度ほんとにマンハッタンのカフェにラテ飲みに行きましょうぞ・・・、目標できたぞー。



2002年2月5日(火) PM7:35
 夕方とうとう雨になってしまいました、預かりペットの散歩が・・・。

 さて、今日はこの一枚の写真から見ていただけますか、
    
ペット用品もここまで・・・。
ただ今ホテル滞在中のワンちゃんの持ち物、犬用のレインシューズです、
実物お見せできないのが残念なんですがほんとに良く出来ててかわいいんです、
でもご覧のとおり2足しかありません、本来レインシューズはペットが雨降りの散歩の時に使うもの、
履くのは犬な訳ですからそうすると4足なくちゃ用を成さないはずです、
でもこのシューズの持ち主(犬)はレインシューズとしてではなく違った使い方をしています。
 そのワンちゃん小さい時に交通事故に遭遇して、それから下半身麻痺で後ろ足が動きません、
もちろん歩行も困難、人の支えがあってやっと4本の足で立てるくらい、でも手を離すとすぐに座り込んでしまいます、
幸い元気で、上半身の方はたいへんパワーがあって、前足だけで歩けるんです、
そうすると、動かない後ろ足が引きずられ、後ろ足の甲のところに傷が出来てしまいます、
時には出血したりする事もあるそうで、その予防策としてシューズがあるわけです、
散歩に行くときはいつも後ろ足にシューズを履いて、道路との摩擦から動かない後ろ足を保護してくれてます。
 そのワンちゃん体重は13kgほど何とか奥様でも抱えられる大きさ、
排便排尿は介助なくしては出来ません、一日2回は散歩にも行かれるそうで、
ペットホテルで預からせていただくとその大変さ良くわかります、飼い主さんはすごい・・・。

 ペットが頼れるのは飼い主さんしかいないはず、今は元気なペットがこれから先もし不自由になったとしても・・・。



2002年2月4日(月) PM8:35
 なんだか春めいた日和で、日中はぽかぽか陽気に感じました、まだ2月ですよね、
と、月曜日にしてはそう混む事もなく、手術も猫の去勢が一件だけ、昼間外で1時間ほど花壇の手入れをしてました。

 今日はベル君の登場、ただ今入院中、飼い主さんのお見舞いがありました、

    ちょっと近づきすぎー・・・!
ベル君は今お母さんと二人暮し、昨年の11月にお父さんが亡くなられてから・・・、
お父さんがお元気だった頃は、いつも大きなワンボックスカーでやって来てました、
トリーミングやワクチンやもろもろ・・・・、定期的に来院していただいてました、
でも、もうそのワンボックスカーも無いそうで、今日もご近所の方に乗っけてもらって来られました、
ベル君先週金曜から預かり治療をしてもうずいぶんと良くなってきてたんですが、
いつもなら「だいぶ良くなったので通院に切り替えましょう。」と退院をすすめるころ、
しかし、お母さんには病院にやって来る車がありません、今から運転免許取るにはちょっと・・・、
そういった事情で、また継続入院する事になったのです。
 私は「全治10日ほどのケガでしょう。」と最初言ってまして、飼い主さんそのつりだったそうで、
「ちゃんと治るまで預かってください。」との事、「もしもの時すぐには連れて来れませんから。」・・・、
と、やはり交通手段の事を気にかけていらっしゃいました。

 でー、私が「ベル君もちょっと入院だって・・・。」といいながらカメラ向けたら・・・、
そしたらご覧のようにカメラに興味があったのかもう少しでカメラレンズ舐められちゃうとこでした。
 一家の大黒柱を失うって事は、いろんな形でその後の生活に影響があるんですね、
お母さん、のっぴきならない時はこちらから行ってあげますよ、ベル君家(ち)ちと遠いけど待っててください・・・。

 ご投稿有難うございます、今度ご主人と子供さんとでセカンドハネムーンで海外脱出なーんってのはいかがでしょうか。



2002年2月3日(日) PM8:05
 やっと終了、夕方の予約外来3件でした、預かりペットの散歩も行ったし、これでおしまい。

 さて、今日は節分、もう豆まきされましたか・・・?
今日、とある所で外国人の4人家族を見かけました、ご夫婦にお兄ちゃんだろう男の子と妹の女の子、
なーんとその男の子の頭に鬼のお面があるじゃありませんか、金髪に青い目の男の子と鬼のお面、
それを見てどうもしっくりいかなかったのは私だけだったのでしょうか・・・?
で、鬼のお面が気に入ったご様子の男の子は顔にかぶっては女の子を「わーっ!」と脅かしてました、
でも本来豆まきするはずの為の豆は男の子の口にせっせと運ばれてました、
やっぱり変なマスクのおまけ付きスナックビーンズとしか思ってない感じで、お兄ちゃん一人だけが食べてました、
たかが豆まきの豆美味しいはずもなく、時折両肩を上げ首を傾げて・・・、さも「おいしくないなー。」といった感じで、
でも食べるのをやめるでもなくやっぱりせっせと運んでました、
私は時間がなくなったのでそれっきりでしたがそのあとどうなったかは定かではありません・・・・!


 それからずーっと、「鬼はーーー外、福はーーー家(うち)。」ってもし英語で言うとしたらどう言ったらいいんだ?
と、気になりっぱなしでした、そもそも異国には「鬼」がいるんだろうかとか、「福」って幸せの事かなとか?
で私だけでは解決せずで、知り合いのアメリカ人に聞いてみました、「ちょっとムズカシイシツモン。」といってました・・・、
でもおおよそ近いだろう掛け声を教えてくれました、では豆まきがまだのご家庭、今宵は異国の言葉でいかがでしょうか?

 
out of the devil in with luck なんだかいいフレーズ、掛け声みたいな気がしてきたーーー。

 すみませんでした貴重な時間をこんな日記のために裂いて頂いて、また明日からはいつもどおりに・・・。


2002年2月2日(土) PM7:10
 6時半のホテル・インを待っての終了、やっぱり土曜日でしたバタバタしてました、
今預かってる入院ペット達は外科の疾病ばかリ、とりあえず病状急変はないでしょうから・・・、
で明日は私の2月最初の休み、夕方には通院ペットの予約を受けてますんで、しばしの半ドン休日。

 昨日の日記、内容と写真にそれぞれ1件ずつのメールが届きました、
まず、「麻薬探知犬という犬が居るんですねー、種類は何ですか?」とのこと、
ですよねー、すみません行き届きませんで・・・、
犬種はジャーマン・シェパードとラブラドール・レトリーバーです、
私が遭遇したのはラブ犬のほうでした、
私が勝手に思うに、旅行客の中には犬嫌いの方だっていらしゃるでしょうから、
ラブ犬が旅行客担当で、シェパード犬が手荷物担当なのかも知れません、
振り向いたら大きなシェパード犬がいたらびっくりしそうでしょ、だから顔の丸いラブ犬の方がいいのかも?
今度機会があったら、監視官の方に聞いてみます、「交替制なんですか?」と・・・・。
 次は、「いつも面白い写真ですね、どうやって撮ってるんですか?」といった内容、
それはですねー、ぶっつけ本番、カメラをかまえたらすぐにシャッター押す事、
でもどんクサイデジカメの為上手くいかないことのほうがはるかに多いんですけど、
昨日の写真は一発OK、カメラ持って入院室に入ったらあんなかっこうで寝てまして、
カメラ向けて撮ろうとしたら目開けてじろっと眼飛ばされました、そいうった次第でした、
けど出ていた手はすぐに引っ込められちゃって握手は出来ずじまい・・・、残念でしたまたの機会に。

 時間がないんだった、今日の一枚を・・・・、上手くいった一枚でした。

    ユウタ君、カメラ目線ありがとう・・・。


2002年2月1日(金) PM9:10
 久々手術がなかったのでゆっくり出きるかなー、と思ったら甘かった、
今日はどうも昼間にも予約診療がつぎつぎ入ってきて気が付いたら3時半でした。

 さて、皆さんは麻薬探知犬ってご存知ですか?そう、盲導犬や警察犬と同じく使役犬として位置付けされている犬です、
文字通り麻薬を探知する犬で、高度な訓練を受けてがんばっている犬なんです、
ここから20分ほどの隣町に鹿児島空港があってそこが麻薬探知犬の仕事の舞台、
鹿児島空港は国際線も就航してまして、それで探知犬が必要なわけです、
旅行で海外にいかれた方はご経験あられると思いますが、
入国審査を済ませ、ターンテーブルで預けた荷物を待ってるとき、犬を見たことありませんか?
その犬こそが麻薬探知犬です、「あれっ、こんなとこに何で犬が・・・?」とびっくりされた方もいらっしゃるかも、
監視官と一緒になにげに歩いてる犬、「誰か麻薬持っ来てるんじゃないかなー・・・?」って探してるわけ、仕事中です、
もちろん預けた荷物だって、私達には見えないところで麻薬探知犬がぜーんぶ匂いを嗅いだあとに出てくるんですから、
どっかの大物俳優じゃないけどパンツの中に忍ばせてきたってバレちゃうはず、犬の嗅覚侮るなかれ・・・。
 で、今日は一年に一回の定期検診の外来でした、鹿児島空港の麻薬探知犬は2頭、血液ちょっともらって検査、
1頭がちょこっとウエイトオーバー気味で「少しダイエットしてください。」とお願いをしました、
結果はどちらもおおむね良好で、よかった良かった。
 実を言うと私は昨年、あえて鹿児島空港で入国する旅行の予定を立てて、香港から帰って来た事があります、
国内線を乗り継がなくていい便利さと、ぜひ麻薬探知犬の仕事してるとこ見てみたかったからです、
麻薬探知犬だったら他の国際空港で何度も会った事見た事はあるんですが、
どうせなら私が診察させてもらってる麻薬探知犬を見て見たくなってしまい、オープンジョーで航空券を手配しました。
 そして、やっと念願かなって飛行機が鹿児島空港に到着、帰ってきた安堵感より、これからの遭遇にワクワクでした、
入国審査を済ませターンテーブルまで、そしたら居ました居ました、優雅に歩いてる○○○○ちゃんが・・・・、
私は自分の荷物が流れてきてるかも知れないのにターンテーブルには見向きもせず、
ずーっと○○○○ちゃんばかリ見てました、ほんとに素晴らしい仕事振りでした、
で、とうとう私のそばまでやって来ました、特に何事もなく・・・、また次の人へ・・・・、
おおかた、人のあいだを回り終え戻って行こうとするとき税関の列に並んでいる私の横を通ったんです、
その時、私は小さな小さな声で「○○○○。」と声を掛けてみました、(本当はいけないことなのですが、すみません。)
そしたらほんの一瞬でしたが私の方を見てくれたんです、でもそれはほんの少しだけ目線を上にあげ、
「なんで名前知ってるの?」って感じでただそれだけ、そしてまた優雅に歩いていってしまいました、
もちろん監視官の方にはまったくわからなかったと思います、私はサングラスしてましたし、
あえてこちらからは監視官の方にお声はかけませんでしたし、でも絶対コミニュケーション取れたと思ってます、
これは本当は私と○○○○ちゃんのヒミツだったんですけどね・・・・。

 でー、本来今日の一枚に麻薬探知犬2頭に登場願いたかったんですが、
なにせ公的機関所属の立場、そうやすやすとは・・・、面が割れると今後の仕事に差し支えるといけませんので。

 となると、どっかにいい被写体は・・・、居ました、おりました・・・、

    何々その手、握手してあげようか?
ナツちゃんは生後4ヶ月のシーズー、当院スタッフのワンちゃんです、今日はお姉さんにシャンプーしてもらいました。