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品種 ハイグリ―ン22 

 

胡瓜が鈴なり

 

春胡瓜も3月より収獲に入りました。これより6月まで収獲は続きます。

胡瓜は南瓜に接木して育てます。今,主流はブル−ムレス白い粉がつきにくい)品種です。ブル−ムすなわち,胡瓜自身が暑さのため自らを守るべく白い粉(ブル−ム)を出して、コ−ティングし水分の蒸発を防ぐために胡瓜が白くなります。このために消費者はこの粉を農薬と勘違いし,みんな敬遠した結果,味のあまり良くないピカ.ピカのいまのブル−ムレス胡瓜に変わってきたのです。ブル−ムのついた胡瓜の方が夏らしく,食べても大変に歯切れが良く、皮もあまり硬くありまっせん。今消費者,市場ともにブル−ムのついた胡瓜が見直されてきています。

胡瓜の葉は、大変に病気に弱く農薬撒布の多い食品です。しかし,木を健全に育て,農薬の変わりに竹酢やハウス内の環境の管理によって農薬を減らすことは不可能ではありません。

完熟堆肥の投入と太陽熱土壌消毒(太陽の光と熱で消毒し臭化メチルを使用しない)地球に優しい環境循環型農業を目指して頑張っています。

 

胡瓜と南瓜の接木(南瓜の根で胡瓜の樹を育てる)ハチの左が胡瓜、右が南瓜 の苗です。10日ぐらいで胡瓜の茎を切ります。これより南瓜の根で胡瓜は育つていきます。

 

 

 

 

接木をすませた胡瓜と南瓜の苗です。これより胡瓜の茎を切り定植します。

 

 

 

 

定植して2週間たち、つるも伸びてきました。 今年は17年ぶりに河口湖も全面結氷したように、ほんとうに寒く雪も多く まだ360度雪景色です。でも今月中には初収獲ができると思います。

 

 

 

つるも立派にのびどんどん大きくなってきています。実も少しではありますが収穫できるようになりました。 3月の半ばには注文を受け付けます。

 

 

 

天候も回復しぐんぐん伸びて大きくなりました。 葉の緑色の色も良く収獲の時期も早まってきました。 

 

 

 

 

下の余分な葉を摘葉し根元に良く光が当たるようにします。 これからが胡瓜の栽培の難しさが出てきます。農薬の削減 化学肥料なしの栽培の見極めが大切に なります。これからです! これからです。 

 

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