やご

かみさんから、アミを作ってって言われた。
なお(下の子)が学校でやごを捕まえるからという。
う〜ん、アミねぇ。
そういえば、補虫アミがあったな〜。
長い柄を短く切れば 使えるかな?
あと、ヤゴを入れる入れ物。
・・・ペットボトルだねぇ。下半分を切り取って、ひもを通す穴を開けて出来上がり。
でも、どこで捕るんだろう?

帰ってきた、なおのペットボトルにはヤゴがいっぱい。
お〜スゴイね〜よく捕ったね〜。
「うん、プールにいっぱいいるんだよ」と、なお。
うんうん。
「ねえ、あかむし食べるんだって。あかむしってドコ?」
ん?あかむし?・・・・・・?
「せんせえが言ってた」
む〜〜〜〜〜
魚のエサだってよ、とカミさん。
ほ〜、そ〜か。
そんじゃ、釣具屋さんに行けばある訳だ。

翌日、買ってきたよ〜とカミさん。
ほーと覗いてみると、、、、、うじゃうじゃうじゃ。
赤い色した細いモノがうごめいてる。。。。。きもい〜〜。
どれどれと、一匹つまんで、ヤゴの鼻先へポチャ。
・・・・変化ナシ。まったく動かん。
ホントに食べるんだろ〜か?
まあ、いいか。ヤゴの倍の数、入れて様子みましょ。

朝 見ると減ってる。
あかむしの数が。
なおも、不思議そ〜に見てるなぁ。
うん、たしかに どうやって食べてるのだろう。
見てみたいものだ。

先生の話だと一週間ほどでトンボになるそ〜だが、、、、、
一向に気配ナシ。

しばらくたって、朝カミさんが なおっ、なおっと呼ぶ声が。。。
う〜〜ん、朝っぱらから うっさいのぉ。
とんぼ、とんぼっ、、、、、おっ、かえったか?

どれどれ〜〜〜お〜りっぱにトンボだ。
挿してあった小枝にしっかとカラのヤゴがつかまって、その上にトンボがとまっている。
まだ、飛び立てないらしい。
ようやく起きてきた なおは、、、、うれしそうな顔してたなぁ。