ちょこ事件簿
その2 寝起きゲロッピ事件
※注意!前回に引き続き、食事中の方は見てはいけない。
1999 9月9日 夕方、寝ていたちょこが突如ヨロヨロと起きだし、お腹がぐるっ・・・ぐる・・・
と波打ったかと思うと、いきなり吐いてしまった。
動揺しパニック状態のさとこ。
「どうしよう!!!ちょこが死んだら私は生きていけないっ!」とわめきまく
り、すぐに病院に連れていこうとした。
ラナは冷静沈着、さとこをなだめつつ病院に電話した。
「何を吐きましたか」と先生
「消化済みの餌です」とラナ。
子犬が吐くことは、めずらしいことではないらしいが、心配。しばらく様子を
みることになった。
吐いた後のちょこは、案外元気。
冷静なラナがとっておいた嘔吐物を見ると、餌の中にカミカミの木くずが入
っていた。
ちょこは買いだめしてある木製のカミカミを1日でぼろぼろにしてしまう。
その、おがくずのような木くずを食べてしまっているようなのだ。
でも、木だし、繊維質だと思って今まで余り気にはしていなかった。
それが原因だろうか・・・
とりあえず、元気そうにしているので病院に報告の電話。
今日は連れていかないことにしますと言った。
「そうですね。吐いた後に外出するのも犬にとってしんどいですから」との
こと。
木のカミカミのことも聞いてみた。
そうしたら、それは大変良くない事のようだった。
それが今回の吐いた原因かは分からないが、割れたかけらを飲み込んだ
り、木のくずが内蔵に刺さったりして手術を余儀なくされるワンワがいるそ
うだ。
そうか・・・ちょこはバリバリ食べているようなので、もう木のカミカミは止め
ようと思う。
気がつくと、ちょこがクッションに向かって元気に「えっち子」をしていた。
こんなに嬉しい「えっち子」は初めて。
悪い子でもいいから、元気でいてほしい!