2019年くんち

今年の踊町は、今博多町(本踊)、魚の町(川船)、玉園町(獅子踊)、江戸町(オランダ船)、籠町(龍踊)の5ケ町でした。


長崎くんちは、1634年から続く諏訪神社の伝統行事。奉納踊は、国の重要無形民族文化財に指定されている。

今年も長坂(無料席)は、前日、夕べ、後日は、はがき抽選になりました。
10月7〜9日行われました。










今博多町(本踊)

招き入れで今年のくんちの奉納踊りが始まりました。













飾は、町名を帰した金色の御幣を中央に玉垣を配し、三社紋をつけた火焔釣り太鼓に榊をあしらっている。

輪は、しめ縄飾り。

垂は、塩瀬羽二重、亀甲型に鶴の文様入り三社紋。

しめ縄は、踊町を務めるたびに取り替える。







「今日爰祭祝鶴舞」

鶴の港といわれる長崎港にちなみ、6人の踊り子が、秋の大祭を祝いに長崎港から飛んでくる鶴を表現。











町内の子供たちが踊る。













所望踊。

長崎ぶらぶら節。











魚の町(川船)

飾は、長崎を代表するビードロ細工で、箱書きには嘉永2年(1849年)今魚町住人カメ女の作とある。
町名にちなんで鯛、海老、ワセ、魚籠、うたせ網、アシなどを配する。

輪は、龍籠にさざれ石。

垂は、正絹無双に曙ぼかし織。
すそに青海波地紋、波頭本金糸縫取。

平成3年(1991年)7月に約100年を経た従来の垂を復元。





かつて町内に魚市場があり、魚を積んだ船が中島川をさかのぼって水揚げをしていた歴史に由来。

檜作りで長さ6m、重さ1.5トン。

上部を飾る四ツ手網、水棹はビロード細工。

止まらずに、右に振り、2回転半、船を回すのがいい。







網打船頭。

見事に網が開き、たくさんの魚が取れました。











玉園町(獅子踊)

飾は、玉垣に生木の榊と御幣、朱の八足の上に冠と鈴、中啓をあしらい、神域を表現。

輪は、しめ縄飾り。

前日の垂は、塩瀬羽二重、旭に雲の曙。(左)

後日の垂は、塩瀬羽二重、秋の七草。(右)







長与町吉無田郷の獅子舞保存会の協力で奉納。













交互に前転をしたり、肩車をしたまま片足立ちをしたり、牡丹がついた裏太鼓の土台に足を引っ掛け大きくグラインドしたりした。



























江戸町(オランダ船)

飾は、町の紋章がはいった朱塗杯と東インド会社の社紋が入った染付皿を猫足台に乗せ、台の下に洋酒器を配している。
出島の門前町として栄えた歴史を感させる。

輪は、黒ビロードに和、洋文字で町名を金糸刺繍。

垂は、塩瀬羽二重に三社紋を金糸刺繍。

垂の裏に「たこのまくら」があり、まわると見ることができる。






200Kg近くある小船を曳いていた。
かわいかった。












途中、船が止まり、音楽が弱まる場面は凪を表す。
止まった状態から船を回すのは、きついです。

掛け声は、「コンミィ、シャーレィ」










籠町(龍踊)

飾は、唐楽器が飾られている。鞨鼓の裏に町名、表皮に双龍。
ドラの裏には「本加護満知」と記し、龍の鳴声ともいえるラッパには紅白のちりめんをくくり、垂らしている。

輪は、白紋繻子の地に、正面に宝珠、左右に阿吽の双龍を金糸で、龍眼と爪は純銀を銀糸で留めている。

垂は、白茶地に金糸で竜紋を織り出し。








13種類、8000枚のうろこは手作り。

20mの青龍がダイナミックに舞う。

龍衆10人、珠使い1人。黒い衣装は黒雲を黄色の帯はイナズマを意味する。


上元の日に長崎在住の中国人が催し物の一つとして行っていたものを籠町の人々が中国人に技法を習い、奉納踊にだした。






ずぐら。

龍が珠を見失う珠探し。











一気に坂を下りて行った龍、もってこいの声にこたえて、坂を駆け上がってきてくれました。













今年も「もってこーい」「しょもうやーれーの掛け声が飛び交い、それに応えて、踊町がまたもどってきて、踊ってくれました。
私も、がんばって、声を出しました。
くんち仲間が今年も集まり、バカになりました。