14年夏、ある母親が10代の娘の家庭内暴力に思い悩んだ末、その娘を殺めたという
事件が起きました。
報道された母親の供述があまりに哀れに思えたこと、それが この詞を生みました。 |
割れた鏡に
映る歪んだ私 娘よ 今あなたは 私の目にそう映る あなたは昔の 私の似せ絵ではなく 虚しく猛り狂う いと小さき冬の嵐 その手を 手をどうか 離さないでいてね たとえ 昔ふたり 繋いでいた糸が 糸が切れたとしても 糸は切れても 私の想いが 深紅にまみれたならば あなたを鎮めよう この手をかけて この命をかけて |