悪い星の下に 産み落とされて
望まれたように 道さえ外れ 崖から 転げ落ちる途中で 掴んだ柔らかな 道連れの腕 不器用なのに 言い訳だけは 台詞のように 口から溢れ 環境だとか 素質だとか この身をかばう 虚しい盾 古い傷口たちが 探している 無防備な 皮膚を 置き去りにされた 痛みたちへ 捧げるために 本当は まともな奴らのほうが 多くを殺しているのに 結局 鬼畜と呼ばれた者だけが 光を奪われる |
産まれたことが まるで何かの
呪いのように 思われてきて 強く振舞うほど 馬鹿にされて 視線に小突かれる 哀れな道化 この痛みをいつか 懐かしく 想い出す日が 来ることを自ら拒むことが 唯一つの勝利 本当は "殺してはいけない"理由など 誰も分かっていないから 結局 正義と呼ばれた口実に 誰もが呑み込まれてる 本当は いたるところに 狂気は静かに 息を潜めてて 毎日 誰かが誰かを 死なないように 殺してる 死なないように・・・ *** 鬼畜らを今日葬ろうと *** *** 悲惨な連鎖は明日も続く *** *** 不都合なものを排除する *** *** それだけが正しさならば *** |