ポムロール通になるための書籍紹介
タイトル:LE GRAND BERNARD DES VINS DE FRANCE
POMEROL / Jacques Legrand 著者:Bernard Ginestet この本はポムロール・ワインを極めるための「バイブル」と言っても過言ではないでしょう。この本との出会いが私をポムロール・クレージにしたきっかけです。ラベルと共にシャトーの所有者、面積、位置、生産量、連絡先、そしてエピソードなどが紹介されています。 また、最大の利点はポムロール地区の土壌質を8つに分けた分布図があり、シャトー(畑)の場所と照らし合わせる事によってそのワインの性質が大方理解できます。 シャトーの評価を3グラス、2グラス、1グラスと3段階に分けています。この当時(1984年)、シャトー・ル・パンは全くの無名で評価は1グラスになっています。ペトリュスは当然、3グラスでしかも別格で王冠付です。 このLE GRAND BERNARD DES VINS DE FRANCEのシリーズは他に、ブルゴーニュのシリーズもあり、特級畑を所有者別に区切った畑の地図も掲載され、マニア垂涎のシリーズ。 1984年 仏語 165FF |
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タイトル:LE GRAND BERNARD DES VINS DE FRANCE
POMEROL / Jacques Legrand 著者:Bernard Ginestet 1996年に発行された改訂版。 シャトーの評価は5グラス〜1グラスの5段階に変わっています。ペトリュスはもちろん5グラスの王冠付き。シャトー・ル・パンも5グラスに評価が上がっています。唯一の最下位の1グラスにはただ一つ、シャトー・マルゴ(Ch.Margot)。「所有者が変わり、新しい所有者はあまりコミュニケーションを取りたがらない。」とあり、私情も評価に反映しているような感じです。(笑) レイアウトは全く同じですが、見比べると消え去ったシャトー、新しく誕生したシャトー、ラベルのデザインが変わったシャトーもあり、12年の歳月を感じさせる改訂版です。 1996年 仏語 165FF |
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BORDEAUX ET SES VINS XVIe EDITION - 2001 /
CH.COCKS - ED FERET 1846年が初版の歴史的な本です。以後定期的に改訂され、ボルドー・ワインのバイブル。莫大なボルドーワインの情報には圧倒されます。ボルドーのネゴシアンにとっては必須の本です。2000頁から構成されている中でポムロールのシャトーについては65頁に過ぎませんが、ラベルも大きく表示され、最低必要な情報は記載されています。(面積、品種、樹齢、土質、醗酵、熟成など) 現在2001年に発売されているのは第16版です。(仏語) 英語版は少し遅れて発行されます。 2001年 仏語 495FF 英語版は100FF程高くなっています。 |
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季刊〔ワイナート〕 7号 特集ボルドー第2弾 ポムロール / 美術出版社 2000年夏に発売されたポムロール特集です。 何と言ってこの本(シリーズ)は凄い!!の一言です。 ほとんど知られていないポムロールのシャトー・ポン・クロッケ、シャトー・ギヨ・クローゼル、シャトー・カントルーズの取材にはびっくりしました。いや〜参りました。またブラインド・テイスティングにおいては、良くあれだけポムロールを揃えることができましたね。 これは永久保存版として持っておくべきです。 是非、ポムロール第2弾をやってほしいです。 ¥1,500 |
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BORDEAUX THIRD EDITION / ROBERT M.PARKER,JR. やはり、この本も必要不可欠です。50〜100点のでワインを評価しています。私的な格付けもあり、シャトーのヴィンテージごとの評価はやはり見逃せません。ただ残念なのはこの本での評価によってあまりにも大勢の消費者が購買の判断基準となっている事です。仮に100点付いたワインが例えば10万円の値段が付いてもそれを求める消費者がたくさんいる事実です。 私が最も興味のある個所は「その他のポムロールの生産者」の頁です。リーズナブルな価格で意外とおもしろいワインが発見できます。 1998年 50$(U.S.) 日本語版 ¥13,000 講談社 |
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