MMC74th Meeting
 2000年3月26日 ムートン・ドール

まずはシャンパーニュ。モントードン・シャルドネ・プルミエ・クリュ・ブリュットで乾杯!酸味が効いたエレガントな味は最近お気に入りの味。誰かが連れてきた兎君もご満悦の様子。 アミューズはトマトのムースとアカザ海老のアーモンド風味。
このトマトの酸味とシャンパーニュの酸味がベスト・マッチ。アカザ海老のアーモンド風味は2番目のシャンパーニュ、モントードン・ミレジム1995ブリュットのやや男性的でややくせのある味にはぴったり。さすが、料理とワインを知り尽くした術が表れていますね。
ズッキーニの花の詰め物 温かい春の野菜サラダ。
これは、これは驚きました。まさかこんなものが出てくるとは。
ワイン会ではお腹かがパンパンになってしまう私には嬉しい限り。蓮根がいいですね。ワインはジャイエ・ジルのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ブラン1996、1997。相変わらず樽がバシバシ効いた味です。
花。(これは食べていません。テーブルに置いてありました。)
メインは鳩とフォアグラのちりめんキャベツ包み。濃厚なソースは今日の赤には良く合いました。久しぶりに旨い鳩に出会いました。赤ワインはポムロールのレ・クロシェ1964。瓶詰めはマレール・ベス。正体不明のワイン。クロ・デュ・クロシェかと思いましたけど、ちょっとスペルが違っていました。熟成しきった味。ちょっと甘味があればよかったけど、、。 さて、ペトリュス1928の出番です。液面はロー・ショルダー。澱が沈まず。ちょっと不安。出所はオランダのワイン・ブローカーから。旅をしてきた様子が伺えます。(奥に待ち構えるワインはDRCエシェゾー1988蔵出し。S社輸入)
久しぶりに玉吉シェフ自らの抜栓。ご覧の様にジョークを交えながらのショウタイム。 ちょっと真面目にお仕事をするシェフ。年に数回しか見れない(?)姿。うるさい人たちが多いのでメインのワインは均等にグラスへ。
(左)1928ペトリュスの澱がうまーーい、と言いながらグラスを振り回すM木さん。1928のペトリュスは1924と同じようなたまねぎの皮のような薄い色に変わっていました。あまり良い環境で育てられなかったと言え、まだまだ骨格は残っていました。(シェリーに近くなっていましたけど)昔の作り方だから、まだこれくらいは楽しませてくれたのでしょう。 のあと、DRCの1988エシェゾー。さすが!の一言。蔵出しだからまだまだ若い。少なくともあと5年は待ちたいワイン。偉大なブルゴーニュでした。
1988シャンボール・ミュジニー/ピエール・ブレ。まだ若さもあり、今飲んでも楽しいワインですが、砂糖の甘さが結構ありました。(補糖のしすぎ?)
最後の赤はタルデュー・ローランのヴァケラスVV。濃い、の一言。
TさんとFさんも超ご機嫌のご様子。
デザートはグランマニエのプリン。まわりにオレンジとオレンジのシャーベット添え。 兎君から「ごちそーさま」とお礼の言葉を頂戴いたしました。
そう言えば、お口の周りは赤ワインで赤くなっていますね。


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