MAGICAL MYSTERY CLUB 80th Meeting
ペトリュス1999を飲む会
2002年10月26日(日)
ル・ビストロ・アミチェ
昨年に引き続きペトリュス、トロタノワ、ラフルールの新着ヴィンテージを飲む会。 残念ながら、ラフルール1999は延着のため今回間に合わず。 メンバーは昨年同会に出席いただいた合計8名で開催。 |
H氏 いつもながら30分前には会場に到着。 大好物のラフルールが無く、いつものパワーがなかった。 |
シャンパーニュ・ルシェール・プルミエ・クリュ・ブリュット 夢の超特急オリエント・エクスプレスのハウス・シャンパン。 ライト・ボディでエレガント。 程よい酸味はどちらかというと夏向き。 |
シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ/ドメーヌ・パンソン 1985 昔、大好きだったシャブリ。最近はあまり見掛けない。 古典的で重みを感じるシャブリであった。 ホーム・セラーで16年間寝かせていたもの。 ヒネ香はほとんど感じられず、まだまだ生き生きとした清涼感も残っている。 ホーム・セラーでもワインは上手に熟成できるのが証明できる。 (ちなみにセラーは20年ほど前に販売されていたシャープ製。20数本収容の小型冷蔵庫。) |
トロタノワ1999 半年前に飲んだ印象と全く同じ。 もわ〜っと来る、芋や栗を煮たような感じの香。 香からは偉大なワインの感じを受けない。 時間と共にビター・チョコレートの香。 そして甘味のある果実味。 トロタノワにとってはOFFヴィンテージになってしまうのか? |
ペトリュス1999 非常に濃い、暗いルビー色。 最初は全く頑固で閉じこもって素顔を見せてくれない。 黒系の強烈なベリー系の香。タールも感じる。 時間と共にビター・チョコレート。 強烈なタンニン。ドライ。 やはり1999年も偉大なペトリュス。 |
ル・ムーラン1999 最初の香は乾いた皮。 数分後にはいつものトースト香。 やや柔らかめで親しみやすい愛嬌のある果実味。 やはりル・ムーランもポムロールを代表するワインのひとつ。 |
ラ・クレマンス1998 ミネラルが感じられる。 錚々たるワインの後でも十分存在感がある。 クラシックなスタイル。 熟成後が非常に楽しみなワイン。 |
カントローズ1998 本日の中で最も柔らかく、エレガントなタイプ。 魅力的なバランス。 最も早熟なタイプでこの1998は今飲んでも違和感なし。 |