つつじの花を求めて


根津神社
根津神社は日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられている古社で、江戸時代に徳川五代将軍綱吉が現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より御遷座しています。根津神社は地下鉄千代田線根津神社駅より徒歩約10分の所に位置し、つつじでも有名です。
つつじは境内左側斜面に数十種3000本が植えられています。つつじ祭りは4月15日から5月5日までですが、訪れた時は既に峠を越していました。(平成13年5月4日)
根津神社 根津神社:つつじ01
根津神社:つつじ02 根津神社:つつじ03

館林つつじが岡公園
伝説によれば慶長10年(1605)近世初代館林城主榊原康政が側室「お辻の方」を偲んでヤマツツジを植えたのが始まりと伝えられています。現在の館林つつじが岡公園は世界に誇るつつじの名所として、昭和9年12月28日に名勝「躑躅が岡」に指定されています。園内には樹齢800年を越えるヤマツツジを初め、50余品種約1万本のつつじが植えられています。丁度最盛期で岡全体が真紅に染まっていました。(平成15年4月28日)
このツツジは建武3年(1334)に新田義貞が妻(公当内侍)のために植えられたと言われており、樹齢800年を越える日本一のヤマツツジの巨樹です。
「公当内侍遺愛のツツジ」と言われています。

箱根:山のホテル
 芦ノ湖・元箱根に浮かぶ箱根神社鳥居の左手上に横一文字に並ぶ赤い屋根の建物が山のホテルです。ホテル前の斜面には色とりどりのつつじが植えられています。晴れた日にはつつじ越しに富士山を眺めることができるそうです。
 今年はやはり暖冬で1週間ほど開花が早かったようで、訪れた時は一部を除いて枯れた花も綺麗に整理されしまっていました。折角訪れたので一応掲載します。来年もう一度訪れてみようと思っています。(平成19年5月28日)

箱根:山のホテル
 昨日の豪雨も止み、爽やかな五月日和となり、昨年時機を失した芦ノ湖畔の山のホテルまで車を走らしてみました。先週出掛ける積もりでしたが、雨のため中止し、今日になったのですが、昨日の風雨の影響もあってか、花も可成り痛めつけられており、最盛期は過ぎていましたが、何とかつつじを楽しむことが出来ました。

 天気は良く雲らしきものはなかったのですが、春霞の中に富士山を見ることができました。また芦ノ湖も一望することができ、爽やかな空気を満喫してきました。(平成20年5月21日)
富士山を望む 芦ノ湖を望む

神木山 等 覚 院
 神木山 等覚院(しぼくさん とうがくいん)は関東三十六不動霊場第六札所で、別名「つつじ寺」として知られています。場所は東名高速川崎インターに程近く直線距離で約3km程の所にあります。山門を抜け、本堂に通じる階段両脇のつつじは丁度満開時期で、赤く染め尽くされていました。つつじは境内、山門に通じる参道、本堂に通じる車道(女坂)などに植えられていますが、それぞれ種類が異なり、全体に遅咲きのためまだ葉の青さが目立ちました。しかし、それぞれ時期をかえて咲き始めますので、可成り長期にわたってつつじを楽しむことができそうです。

 当院には「緑を守る会」が存在し、宅地の押し迫ってくる神木山の緑を守ると同時に、募金活動などによってつつじの育成や植樹を行っているそうです。(平成21年4月20日)


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