水族館めぐり(1)

しながわ水族館

しながわ水族館は区民の要望により「海や川とのふれあい」をテーマにした水族館で、しながわ区民公園内にあります。館内は1Fが海面フロアと称し、イルカ・アザラシや東京湾をイメージした展示で、、B1は海底フロアと称し、海底トンネル型水槽を中心に、海底をイメージした展示となっています。水族館としてはこじんまりとした印象ですが、小魚にふれあうことが出来る水槽もあり、子供達にとっては親しみやすい水族館だと思います。(令和元年9月5日)
ウグイのお出迎え ハコフグ
サンゴイソギンチャクとカクレクマノミ イルカの赤ちゃん誕生 ショー後のうたた寝
ミツクリザメ デンキウナギ ムーンライター
テッポウウオ ピラニア
クリオネ ミヅクラゲ アカクラゲ
プテラポコンカウテルニイ
タツノオトシゴ タツノオトシゴ
イヌザメの赤ちゃん リーフフィッシュ ジーベンロックナガクビガメ


サンシャイン水族館

 サンシャイン水族館は池袋サンシャインシティ内にあるビル(サンシャイン60)の屋上階にあります。屋上階には2階建ての室内展示室と残りの天空の屋上が展示室となっています。ビル内であることから面積としては小振りで、建物構造上、重量制限もあり、展示物そのものも小型のものが多いです。

 嘗てはラッコがうたい文句であったと記憶していますが、2016年に改修以降、いなくなっています。館内は三つのゾーンに分かれており、室内1階は大海に棲息する魚、室内2階は川や海の水辺に棲息する魚など、マリンガーデンは天空に設置された水槽を泳ぎ回るペンギンやイルカショーが行われています。

(令和元年10月9日)

ウィッディーシードラゴン ハナヒゲウツボ タカアシガニ
ハダカカメガイ(クリオネ) ミズクラゲ アカクラゲ
ブルージェリー タコクラゲ ヒョウモンオトメエイ
コブヒトデ グリーンイグアナ
ミミイカ
 


カワスイ 川崎水族館

 
 川崎駅前に『カワスイ 川崎水族館』が出来たことを最近知りました。2020年7月に開業したそうです。既存のビルの2フロアに作られたコンパクトな淡水魚水族館です。

 事前調査なしに訪れましたので、パンフレットがなく、どこの何が展示されているか、館内を歩いて始めて分かりました。

 先ず最初に地元多摩川のゾーンから始まりました。その後はオセアニア・アジアゾーン、アフリカゾーンゾーン、、南アメリカゾーンと続き、最後は世界最大の川、アマゾン川流域の熱帯雨林を再現したアマゾンゾーンで締めくくられていました。(令和3年11月17日)



新江ノ島水族館

 新種のクラゲのニュースを見て、新江ノ島水族館に行ってきました。水族館は一般的に公共性が高いですが、江ノ島水族館は個人経営のようです。

 館内に入ると先ず目の前の相模湾ゾーンがあり、大水槽では相模湾の生態系を見ることが出来ます。その後、深海コーナー、ファンタジッククラゲコーナー、太平洋コーナーがあり、再びクラゲサイエンスコーナーとなり、作業員による飼育作業を見ることが出来ます。そして海辺に立ち並ぶペンギン、ショータイムもあるペンギン達、屋外にウミガメのコーナーもありました。

 目的の新種クラゲは飼育していたウラシマクラゲ科の中にいました。本来ウラシマクラゲは触手が4本ですが、群れの中に8本の触手を持ったクラゲがいたようです。クラゲの捕獲先が大洗海岸であることから、黒潮生物研究所、新江ノ島水族館、大洗水族館の共同研究によってDNAなどを調べところ新種で あることを発見し、ウラシマクラゲ科の『オトヒメクラゲ』と命名して、本年8月7日公表されたようです。

 『オトヒメクラゲ』は派手なクラゲが並ぶクラゲファンタジーコーナーの一角にある直径50〜60cm程の球状の水槽の中にいました。水槽に近づき中を覗くと薄明かりの中に何か小さなものが僅かに動いている様子が見えました。オトヒメクラゲは傘(頭部)が1cm程の透明の円形で、傘の中央部から白く細い触手8本が棒状に伸びています。写真に写ってくれるか心配でしたが、何とか写ってくれていました。

 予期せぬ展示品として相模湾でも活躍したであろう現役を引退した深海調査船『しんかい2000』が展示されていました。また屋上からは左手前方に江ノ島を見ることが出来ました。(令和4年8月26日)

オトヒメクラゲ(浦島太郎の『乙姫』より命名:新属新種
深海調査船:しんかい2000
水族館屋上から江ノ島を望む


すみだ水族館

 すみだ水族館はスカイツリーの足下にある墨田区営の水族館です。公式HPを見ても展示内容の紹介がありません。入館して分かったことはどちらかと言うと子供向けの水族館で、最大の特徴はペンギンの大水槽でした。正確には分かりませんが、床面積は建物の3,4割ほどの場所で、1,2階吹き抜けです。水槽の前部半分は海面で後部半分は高低差のある岩礁で出来ていて略自然に近い環境が作られています。2階から水槽右手より全景を見ることが出来、水槽前面に沿ってスロープ状の通路下りながらペンギンの自然環境に近い行動を見ることが出来ます。

 1階から2階天井まである深い大水槽は小笠原諸島の海を想定して作られており、、2階では海の表面を泳ぐ魚、1階では深海を泳ぐ魚を見ることが出来るようにしてあります。また魚の棲息する環境として岩礁や水草、珊瑚礁などが大きな役割を果たしていることが紹介されています。若干違和感を感じるのですが、金魚が漠然と並んで居たのも印象的でした。(令和4年10月21日)
魚の生息する環境として
和金 和金 コメット
朱分金 ブリストル朱分金 タンチョウ