水族館めぐり(2)

葛西臨海水族園

葛西臨海水族館は都営の葛西臨海公園(TOKYO SEA LIFE PARK)の一画にあります。その入口は3階で建物全体を眺めることが出来ず、建物の大きさは館内に入って肌で感じることしか出来ません。

 展示方法は個々の魚を紹介すると言うよりもそれぞれの地域や環境の下に群泳する魚達です。先ずスカイの海に始まり、都営らしく東京の海と題して、小笠原、伊豆七島、東京湾が紹介されています。
一部をクロマグロの群泳をは相観です。

海の環境や生態系重きを置かれており、主な展示内容は世界の海、東京の海、ドーナツ状の大水槽では一部をクロマグロ専用とし、クロマグロが雄大に回遊しているところを見ることが出来ます。その他の部分ではサメ、エイやイワシの大群などが泳ぎ回っているのを見ることが出来ます。また屋外のなりますが、日本最大級のペンギンの展示施設があります。気持ちよさそうに海面を泳ぎまくっていました。ペンギンと言えば南極を御ミイだし、海水があるとは言え何故酷暑のある施設を作ったのだろうと一瞬思ったのですが、ペンギンの種類が南米低緯度に生息するフンボルトペンギンなどで有ることが分かりました。

 当水族館は都営であることから、都内の小学校の見学コースに多用されているようです。所々に『XXX(魚名)を探して見よう』のように質問形式の表示があります。夏休み中と言う事もあり、子供連れの多く見かけました。(令和5年4月24日)

世界の海
オーストラリア西部 オーストラリア南部 オーストラリア:グレートバリアリーフ
インド洋 南シナ海 南シナ海
紅海 地中海 ブラジル沿岸
東京の海
小笠原 小笠原 小笠原
伊豆七島 伊豆七島 伊豆七島
東京湾(アマモ場) 東京湾(漁場) 東京湾(汚染された場所)
大洋の航海者(ドーナツ状の大きな水槽)
マグロ 
ペンギン


AQUA PARK
shinagawa
 品川駅前の品川プリンスホテル内に水族館”MAXCELL AQUA PARK shjnagawa”が有ることを知り出掛けてきました。

 館内を紹介するパンフレットもないとのことで、薄暗い館内を順路にそっれ見て回りました。土曜日で入場者も多く。小さい水槽の並んだところでは行列が出来る状態でした。展示物は小型のものが多く、まとまった展示としてはクラゲコーナーが有り、5mm程度の小さなものから大きなクラゲまで色々な種類を展示しているのが1つの特徴のようです。円形の大水槽内も多種類の魚が自由に泳ぎ回っていますが、大きな魚と感じたのはマンタぐらいでした。最上階に出ると突然明るくなり円形プールのイルのショー会場でした。着いた時は開演30分前でしたが、観覧席はほぼ満席でした。

 この水族館の最大の特徴はイルカショーにあるようです。「観覧席前4列までは水飛沫がかかるのでカッパを着るか濡れるのを覚悟して下さい」とのアナウンスの下に30分間のショーを行っていました。(令和6年6月1日)



アートアクアリウム美術館
 インターネットで「東京・水族館」を検索したところ、銀座三越新館8階にアートアクアリウム美術館が有り、9月27日~11月27日迄『金魚泳ぐ 幻想秋夜』を開催していること知り、出掛けてきました。

 入り口を入ると入ると通路を挟んで両サイドに背の高さを超える円筒状の筒が2次元に林立し、ライトアップされています。

 標題の金魚を入れる金魚鉢(入れ物)に円筒、球状、円形状、四角形等々形状の異なった水槽を使用し、水槽そのものへの照明にLED光を使用して時間と共に光の色を変化(イルミネーション)させています。これらの筒は近づいてみると透明の金魚鉢でそれぞれ数十匹の金魚が泳いでいます。ここを抜けると景色は変わり、球形、円形、四角形など形状の異なる金魚鉢が並べられてライトアップされています。色々な金魚の生態を観賞するのが目的でなく、BGMの流れる中で幻想的なイルミネーションを眺めるのが目的で有ることが分かりました。唯一一般家庭にもありそうな50cm程の四角い浮き草の入った水槽(金魚鉢)に数匹の金魚が白熱光の下でノンビリと泳いでいる光景を見ることが出来ました。

 このような設備と大量の金魚を僅か2ヶ月で撤去したり、移動することは大変だと思っていたのですが、これらの設備はアートアクアリウム美術館の常設設備で、季節毎に名称を変えて(例えば:夏のアートアクアリウム華映え金魚祭)展示を行っているようです。

 水族館に相応しいか疑問ですが、掲載しました。(令和6年11月13日)


戻る