
画像処理をしているように見えるが、
全くいじっていない。
水が光を屈折させているのだ。
自然は時に面白い効果を生む。
昼飯を食べた定食屋に
心惹かれるメニューを発見し、
間髪いれずに注文した。
「きまぐれ定食 一つ!」
「餃子定食か野菜炒め定食になりますが」
女主人は、
ぶっきらぼう 且つ 当然のように
そう答えた。
私はその答えと言い方に当惑した。
(いや、「きまぐれ」って・・・)
動揺した私は つい
「や、野菜炒め定食で」
と、答えてしまった。
完全に私の負けである。
「野菜炒め定食」などと答えるべきではなかった。
断固として
「『きまぐれ』でお願いします!!」
と答えるべきだったのだ。
あの女主人は私を試していたのだ。
そして、私はその戦いに敗れた。
野菜炒め定食は、びっくりするくらい不味かったし、値段も高かったが、
敗者に文句を言う資格はない。
もう一度、戦いを挑みに行かねばなるまい。