第14回放送分    1999年4月10日 7:08

Hi everybody, my program is starting again!
Listen up and feel it, vibes!

さて久しぶりに始まりましたFMまちやですが、気づいたら春。
でもちょっと肌寒い大阪からお届けします今週のナンバーは、Rendez Vouz/ErikTaggです。
これからの暖かい季節にぴったりのハートウォーミングなナンバーがぎっしりの1977年の作品です。
とにかく1曲目の「Got To Be Lovin' You」から2曲目の「Rendez Vouz」までの流れるような
メロディーが文句無しに素晴らしい。
憎たらしいほどカッコイイフレーズが次から次に繰り出され、あなたを至福の時に導いてくれること間違いなし。
文句なく僕の4月のヘビーローテーションナンバーです。

彼は、イリノイ州出身のアメリカ人で、その後テキサスで少年時代を送っています。
曲を16歳から書き始め、オランダに渡りそこで「Smilin' Memories」というアルバム
を発表しています。ちなみにこのアルバムのジャケットは消防車が家の火事を消して
いるイラストレーションで、彼がオランダ時代に家を火事で全焼した時の思い出を描
いているとも言われています。だから「微笑ましい思い出」なんてタイトルを付けて
いるのかもしれません。とにかく彼の1stアルバムはオランダのレーベルから発売さ
れているということもあり「幻のアルバム」とか「コレクターズアイテム」なんて呼
ばれていました。最近の再発ブームが無ければお目にかかれないアルバムだと思います。
とにかく今回紹介しているのは彼の2ndアルバムであり、こちらの方がもっと
ポップで躍動感に溢れています。随所に見られるスティーヴィー・ワンダーの影響も
良い感じで曲にアクセントを付けています。

彼はフュージョンギタリストのリー・リトナー等に曲を提供しており、特にリトナー
の「RIT」の「Is It You」がヒットしたことにより注目を集めました。
現在、彼はアメリカに戻っており地元ダラスでCMやナイトクラブで歌って生計をたてており
第1線からは退いています。83年の「Deram Walkin'」97年の「Through My Eys」の2枚を発売
しているのでそちらも機会があれば聴いてみてください。
でも恐らく2ndの「RendezVous」が一番出来が良いとは思いますが・・・。

世の中にはホントに知られざる名曲が多々あると思う今日この頃です。
来週も張り切ってFMまちやをお届けしたいと思います。
See you next time, same place, same station. Bye-bye.

RENDEZ VOUS/Erik Tagg
VSCD-058 VIVID SOUND CORPORATION \2,500

1.GOT TO BE LOVIN' YOU
2.RENDEZ-VOUS
3.LOVER WITH STATURE
4.FANCY MEETING YOU
5.MARJA'S TUNE
6.BABIES
7.MUTUAL FEELING
8.SOUL TOUCH
9.LIFE GOES ON(WITHOUT ME)
10.LIVING OFF THE LOVE
11.THE LOVE I GAVE
12.WHO ARE YOU?
13.WILL THEY BE LISTENING?

大阪タワーレコードにて購入。

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