2001年第1回放送分     2001年10月28日 20:15

ハロー、エブリバディ!
久々にFMまちやをみなさんにお届けしたいと思います。

今週のFMまちやは西宮市にお住まいのノリーさんからのリクエストにより特別にコンパイル
したトロトロでメロメロな楽曲を集めたNice&SlowなR&B特集です。

ノリーさんから「市販のコンピレーションって、アップテンポな曲も入っていて気分が壊れる!」
というコメントをもらい、一つ「深夜、じっくりと愛を語れるコンピレーションを」ということで、まとめたのが
本作です。(結構、自信作)

現在のところ、この世で一枚しか出回っていませんが、ご希望の方にはお譲りいたします。
秋の夜長、恋人達の語らいを盛り上げるにはうってつけの一枚となっております。
もっと素敵な恋を探し中の人は、カーステに放り込んでドライブするのもオツかと思います。

それでは、恒例の曲紹介、チェック・イ・ラウト!


1. One Heart / Karyn White
アルバム「Ritual Of Love」より

Super Womanが大ヒットしたBabyfaceの秘蔵っ子。
お色気、歌、踊り、3拍子そろったスーパーウーマンです。
アルバムはアップテンポな曲も多いですが、和めます。
超有名な前作ではなく、歌に磨きがかかった第2作からオープニング・ナンバーをお届けします。

   
2. Exhale (Shoop Shoop) / Whitney Houston
アルバム「Waiting To Exhale」より

映画のサントラ。ホイットニーの出演が話題を呼びました。
全曲、Babyface作で、サントラと侮れない出来栄え。
コンピの中に1曲は有名な曲も入れなければ飽きちゃうなと思ったので、ヒット曲「ExhaleExhale」を収録。
   
3. All Night Long / SWV
アルバム「Waiting To Exhale」より

2曲目と同じく、サントラ「Exchale」からのチューン。
SWVもなかなか歌が上手くて好き。一般的にはデビューアルバムの「Right Here (Human Nature Remix)」が一番有名かと思いますが、その他にも良い曲歌ってます。機会があったら聴いてみてください。
 
   

4. (There You Go) Tellin' Me No Again / Keith Sweat
アルバム「New Jack City」より

これまた、映画のサントラから。Ice-とかが出演していた警察映画。
そのサントラから1曲、メロメロ系の雄といえば、この人しかいないでしょ。
けっこう前からバラードの評価は高かったKeithですが、この曲もイイ味出してます。
特に黒人映画のサントラって、リキ入ってる物も多くて、特別ミックスとか、カバー曲とか良い曲多いです。手軽なコンピレーションとしても利用価値大ですよ。

   
5. I Like / Elisha La'Verne
アルバム「Elisha La'Verne」より

La'Verne嬢のお出まし。彼女はCutting Edgeが見つけてきたイギリスのシンガー。シャープな楽曲、パンチのある歌声が気に入ってます。
本作は彼女のセカンドアルバム。前作はもう少し疾走感漂う歌声で、違った魅力。
しかし、凄い内装の車だなぁ。。。(ジャケット写真)
   
6. All Day Thinkin' / Babyface
アルバム「The Day」より

この人も説明不要なくらい有名。
数々のゴールデンディスクをプロデュースしており、ヒット請負人の異名をとる。さしずめ90年代のクインシーといった位置付けか?
ナイーブな歌声、透明感溢れるエレピ、3拍目スネアドラムを抜いたフィルインと、何をとっても彼しか出来ない曲作り。
やっぱり、有名になるっていうことは、自分のスタイルを持っているというこだね。
   

7. I Belong To You / Rome
アルバム「Rome」より

「あんた、一体いくつなんだ?」と思わせるくらい、成熟した歌声を聴かせるRome。きっとまだ20代なんだろうなぁ・・・。恐ろしい。
アルバム全体、相当に完成度高いです。Nice&Slowで、適度に今っぽい音作りで、メロウだけど荒削りなところも見せる歌声、うーん、タダ者ではない。ぜひ、最新作を聴いてみたい物です。
今回のコンセプトそのままのアルバムも必聴!

   
8. Foolin' Around / Changing Faces
アルバム「Changing Faces」より

これまた1994年の名盤でしょう。一般的には1994年というのや旬のプロデューサーがこぞってサポートした奇跡的に完成度の高い楽曲が勢ぞろい。
そのファーストアルバムからメロウな名曲「Foolin' Around」をお届け。アルバムの中では、1曲目「Stroke You Up」から、「Foolin' Around」に続くんだけど、その流れがしびれるくらい完璧。アルバムも聴いてもらいたいですね。(中古CD屋さんで1,000円くらいです)
   
9. Your Body's Callin' (His & Hers Mix) / R. Kelly
アルバム「12 Play」より

愛の伝導師(笑)ことR.Kelly。この人はアップテンポな曲より、スローな曲の方がやっぱり似合う。しかも「愛してる」とか「行かないでくれ」とかそんな歌詞しか出てこない歌を歌わせたら、右に出るものはいないかも・・・。
プロデューサーとしても良い仕事しています。
   
10. Whenever You're Ready / The Isley Brothers
アルバム「Mission To Please」より

DJマチヤのアイドル、アイズレー。
やっぱり「泣きのギター」が出てこなければ、アイズレーじゃない。
それに、いやらしい感じの裏声。
しっかりこの曲でも、冒頭から泣きのギターが・・・。
最近では昔のフォーキー・アイズレーが人気ですが、まだまだ現役です。
この「渋さ」はハタチそこらのジャリタレでは出せないでしょう。
   
11. I Am L.V. / L.V.
アルバム「I Am L.V.」より

この人も太っていて迫力満点。
歌声もかなりソウルフル。
その昔、クーリオの「Gangsta Paradise」でリードヴォーカル取っていました。こういう歌声を出せる人って、なかなか日本人にはいないなぁ・・・。
食べてる物が違うからかなぁ・・・?
   
12. Door #1 / LSG
アルバム「LSG」より

このグループも濃いメンバーが集まってしまいました。
ちなみにこのグループ名の由来は・・・、
Gerald Levert
Keith Sweat
Johnny Gill
彼ら3人の苗字の頭文字をつなげました、安直・・・。
でも、実力派の彼らのこと、歌声は安定しています。
   
13. I Wanna Know / Joe
アルバム「My Name Is Joe」より

「僕の名前はジョー」っていうアルバムタイトルから、彼の自信がみなぎってる所がうかがえて面白い。やっぱり、こういう歌を歌う人って、自信過剰なきゃダメなのかしら。自信を持って「オマエの全てを知りたい!」とかって歌うから説得力あるんだろうね、きっと。
いや、しかし日本人の僕にはそんな真似はちょっと出来ません。自信過剰」という方程式は成り立たないでしょうか?
   

14. Bump N' Grind / R. Kelly
アルバム「12 Play」より

またまた登場しましたR.Kelly。
今回の「Midnite Groove」で2回登場したのは彼だけです。
全曲スローで、ベタベタだと、カーステとかに入れてる時、次のCDと相性が悪くなってしまうと思ったので、少しアップテンポな曲で最後をしめる事にしました。

ご拝聴ありがとうございました・・・。

 



それでは皆さん、また来週。
See you next time, same station, keep tuning to FM Machiya. Check it out.

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