古今和歌集 巻第一 春歌上 作品38 梅の花を折りて人におくりける とものり 君ならで誰にか見せむ梅の花 色をも香をもしる人ぞ知る 訳> あなた以外の誰に見せたらいいのかしら。 この梅の花の、色にせよ香りにせよ、 ものの美しさを解するあなただけ わかっていただけるのです。 作成:(真紀 友則)2001.05.05/18:11