古今和歌集 巻第一

春歌上

作品60

寛平御時后宮歌合の歌  とものり

みよし野の山辺にさける桜花
雪かとのみぞあやまたれける


訳>
み吉野の山は桜が満開であるが、
その花はまるで雪に見違えられんばかりである。

作成:(真紀 友則)2001.05.05/18:24