古今和歌集 巻第四

秋歌上

作品207

是貞親王家歌合の歌  とものり

秋風にはつかりがねぞ聞ゆなる
誰がたまづさをかけて来つらむ

訳>
秋風に送られて、初雁の声が聞こえてくる。
誰からの手紙を携えてきたのだろうか。

作成:(真紀 友則)2001.05.05/19:06