古今和歌集 巻第五

秋歌下

作品270

是貞親王家歌合の歌  紀 友則

露ながら折りてかざさむ菊の花
老いせぬ秋のひさしかるべく

訳>
露がおいてあるままで、
菊の花を折って髪に挿しましょう。
永遠の不老長寿が長く長く続くように。

作成:(真紀 友則)2001.05.05/19:22