古今和歌集 巻第七

賀歌

作品359

夏  とものり

めづらしき声ならなくに郭公
ここらの年を飽かずもあるかな

訳>
毎年聞いているので、もはや珍重するには当たらないほととぎすだが、
それにしても、長年にわたって、よくもあきずに鳴いているものだ

作成:(真紀 友則)2001.07.03/17:51