古今和歌集 巻第十

物名

作品431

をがたまの木  とものり

みよしのの吉野の滝に浮びいづる
泡をか玉の消ゆと見つらむ

訳>
み吉野の吉野の滝に浮かび出た泡が消えるのを、
仲間たちは玉がこわれてなくなるのかと思って
びっくり仰天して見ただろうよ。

作成:(真紀 友則)2001.07.03/18:06